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戦国時代への転生漫画【淡海乃海 水面が揺れる時】第一巻のあらすじ・感想

 

一人の男が戦国時代の弱小領主に転生!
サラリーマン時代の交渉力と知識で生き残る!
webの投稿サイトから書籍化、さらに漫画化された期待の作品!
淡海乃海 水面が揺れる時 第1巻 (コロナ・コミックス)
題名:淡海乃海 水面が揺れる時 第一巻
原作:イスラーフィール
漫画:もとむらえり
あらすじ:50代のサラリーマンが、人生最後に何かを残したい、そんな思いで歴史小説を執筆しようとしていたが、気がつけば実際の戦国時代に転生していた。将軍足利義藤と親しい間柄の朽木家の領主として転生した主人公は、その縁で長尾景虎(後の上杉謙信)と会う事になる。その場の出来事がきっかけに、周辺国の大名達に目をつけられる。果たして主人公は生き残っていけるのか…

素人小説投稿サイト「小説家になろう」で2016年3月から連載されている小説の漫画化作品。

本作はどういった作風なのか?

2歳の弱小領主に転生

父親が2歳の時に戦で亡くなり、弱小武家「朽木家」の領主に就任してしまう。存亡激しい戦国の世で、生き残りをかけ持てる知識と、サラリーマン時代に培った交渉力を武器に生き残って行く。

舞台は戦国時代の1550年〜

織田信長、武田信玄、上杉謙信が武勇を発揮していく少し前の時代が、物語の舞台。現在では琵琶湖(淡海乃海)の周辺にひっそり存在している領地から全国に名を馳せて行く。

あくまで領主として行動

転生物語特有の主人公が特殊能力を持っていて、自身の特別な力を振るう事は一切ない。あくまで、21世紀の知識と戦国時代の歴史を知っている事がアドバンテージになっている。そのため、主人公自体の武威は全く無く、あくまで組織として周辺国とやりあっていく事が物語の軸。

もうちょっと詳しい物語のあらすじ

転生間もなく弱小領主に就任

父親が亡くなった事で、主人公「朽木基綱」が朽木家の領主に就任する。戦の敗北による領地のダメージを回復するため、現代知識のいくつかを披露し立て直しを計る。

後の上杉謙信(長尾景虎)との邂逅

朽木家に滞在している足利将軍(征夷大将軍)の元に長尾景虎、後の上杉謙信が訪ねて来る。朽木基綱は、将軍と長尾景虎との場に同席し、挨拶を交わす事となった。その場での「ある出来事」を契機に、弱小朽木家が周辺大名に目を付けられる事となってしまう。

大名「六角家」「三好家」に目を付けられるが…

現代知識のお蔭で豊かになっていく朽木領、長尾との会談での出来事も合わせて朽木基綱の「異常性」に気がつき始める周辺国。
六角家からは、自身の影響下にある武家を使い、朽木家を支配下に置こうと「圧力」を掛け初める。一方、三好家は重鎮自らが朽木家に乗り込み政敵である足利家への「裏切り」を求めてくる。果たして朽木基綱は、両者の圧力をはね除ける事ができるのか…

特典 書き下ろし小説「領内視察」

漫画冒頭にて戦のダメージから回復を計るため、様々な施策を行って行く。その期間は「3年」。漫画・小説・web版の本編にて、その様子は描かれていない。本編では3年後の成果を羅列する形で紹介されているだけだが、本編で語られなかった「3年の間の物語」の様子が描かれた短編が収録されている。


第一巻を読んだ感想

合間合間に挿まれて来る主人公の異様さが、雰囲気のあるイラストで表現されていて、読んでいて面白かった。小説版では、登場人物の数が多く、似た様な名前や官位から、いまいち人物像を把握しづらい物があった。漫画版では、特徴あるキャラデザインで各々の人物が描かれているため、人物の顔と名前が一致しやすく、より物語を深く理解できた。
漫画版 第二巻の記事リンク
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小説版 第一巻の記事リンク
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