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お部屋探しの注意点!定期賃貸と普通賃貸の違いとメリット!

 

賃貸の物件において、殆どの契約が『普通賃貸借契約』になっている。この記事を読んでくれている方の、住んでいる部屋もこの契約だと思う。実は賃貸での契約形態は主に2種類存在し、それぞれの契約形態でメリット・デメリットが存在している。

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正直契約形態について、気にしている人は少ないと思う。そこで今回はその2種類『普通賃貸借契約』『定期賃貸借契約』この契約についてまとめて解説。ざっくりとまとめた特徴は下記の通りになってくる。

それぞれの特徴

【定期賃貸借契約】

一定期間の定期契約で、満期になると確定で契約が終了するため、入居者は、出ていかなくてはならない。店舗の契約や、ネガティブな物件での契約に多い特徴がある。

【普通賃貸借契約】

一般的には2年の契約で、満期に随時更新していく形態。更新の拒絶には、貸し主側からは「正当な事由」がないとできないため、引っ越す理由がなければ、ずっと住んでいられる。この正当な事由も、古い建物で取り壊しの必要性が有る・賃料を何ヶ月も滞納している等の事由のため、普通に入居している分にはあまり気にする必要はない。

以上の違いがある。これだけ見ると定期契約にはデメリットしか存在しないのだが、定期賃貸借契約にもメリットは存在していて、下記の具合になっている。

定期賃貸借契約のメリットとは

【定期賃貸借契約】:一定の定期契約による入居者のデメリットに応じて、同条件の普通賃貸借契約の部屋に比べて割安の賃料で借りられる。そのため、決まった期間しか住まない場合等は、こちらの契約形態の方がトータルの費用を抑制できる。

どんな場合に定期契約になるのか

大抵の場合は、大家の都合で定期借家での契約にて募集している事が多い。

例えば、以前にかなり迷惑をかける入居者がいて、その入居者の追い出しや、迷惑への対応でかなり苦労した経験が有ったりした場合に、この契約で入居者の募集をする事がある。

原則として、賃貸については、強く借り主に対して保護されている。そのため、周りに迷惑を掛ける入居者がいても、簡単には追い出す事はできない。そのため定期契約にして、最悪その期間我慢すれば、出て行かせる事ができる様にする事で、家主が安心できるようしている。ただし、大抵の定期賃貸借契約では、満期に再契約する旨が募集の際に記載はされていたりする。このようなデメリットが存在しているため、普通賃貸借契約での部屋より安い賃料で借りられるメリットを付与している。

定期賃貸借契約での注意点

注意点として、物件によっては、定期賃貸借契約の満期の際に再契約を、結んでいる場合もあるが、あくまで再契約のため、扱いは「新規でもう一度契約する事」と同じとなる。そのため普通賃貸契約で、初契約時に聞いた「重要事項説明」を再度の説明を聞く必要が出てくる。書類のやり取りのみで終わる一般的な更新手続きとは異なり、不動産会社へわざわざ出向く可能性も出てくるため、数年おきに一度の事だが、めんどうな面もある。

総評

引っ越しのお部屋探しの妥協点として、選択肢に入ってくると私は思う。ここはあくまで、ワークライフバランスの兼ね合いだとは思うが、数年で転勤のある人や、一時期に友達とシェアする人などは、安い分この契約で探すのも有りだ。

 

ここ最近では、定期賃貸借契約の部屋も増えては来たが、まだそこまで多くはないので、あまり気にする必要はないと思う。ネットで賃貸を探している際に、他の同条件の部屋より安くて良い部屋があったのなら、契約形態について確認してみる事をおすすめする。もしかしたら定期契約になってる場合もあるのだ。定期契約でも、「定めた満期の時には再度契約するので大丈夫です」と言われる場合もあるかもしれないが、口頭での言った言わないで、後々揉める事もあるので、注意が必要だ。