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【不動産の裏話】外国人の部屋探し、その裏側とは?

 

外国人の部屋探し事情。普通の人は知らない事情が盛りだくさん!
果たして外国籍の方々はどのようにして、部屋を探しているのか?
知って損はない裏話をここで紹介。
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実情としては、外国籍というだけで、日本人より圧倒的に貸してくれる部屋がない。
仲介営業からしても、紹介する部屋を探すだけでも、かなりの労力を要する。その中でも、いわゆる東アジアと呼ばれる方達は、まだ部屋が見つかる方だ。隣国で文化も似通った所があるため、大家側からも理解を得やすい。しかし、ヨーロッパより下の地域になってくると、もう見つからない。
ではなぜこうまで見つからないのか?営業目線とトラブル事例からその事情を読み解いていく。

外国籍可の物件を探す営業マン目線での問題点

募集条件で、外国籍OKという部屋だったとしても、特定の国籍というだけで、不可となる事が多々ある。具体的には、15件分の部屋の募集チラシがあるとして、そこに特定の外国籍の方に紹介可能か問い合わせをしても、良くて1~3件しかOKを得られない。さらにそこから、お客が気に入って、保証会社(連帯保証人の代わりをする会社)の審査に通らなくてはならなければ、部屋を借りられないからだ。
その見つかった部屋を、お客が気に入らなければ、最初から新たな部屋探しをする事になる。それで仲介手数料は賃料の1ヶ月分なのだ。
15件部屋をピックアップして、管理会社に連絡する、お客がその部屋に住んでも大丈夫か確認し、その後に、お客に連絡し気に入るか相談、気に入れば部屋を実際に見てもらい申し込み、入居審査・保証会社の審査を通って、無事契約。これだけやって、部屋の賃料が6万なら、仲介手数料は6万になる。つまり売上が6万だ、という事だ。果たして労力に見合った売上かは、その営業マンの考え方次第だが。

外国籍入居者の実際に有ったトラブル

ではなぜ、ここまで入居者が、外国籍だと部屋は見つかりづらくなっていったのか?実際にあった実話を紹介しよう。

case.1

とある外国人の入居者がいたのだか、その部屋を更新せずに、出て行く事になった。そこで、その部屋の退去日に、退去立ち会い(退去時の原状回復箇所を入居者と確認したりする)を行うのだが、不動産会社の社員が、部屋の中に入るとそこには…ゴキブリが数十匹蠢いていたのだ。そこの国の人は、ゴキブリを駆除する習慣・文化が無いため、長らく何もせず放置していたらしい。こうなるともう大変で、その部屋だけゴキブリを駆除すればいいわけではなく、隣室含めて対応していく必要が出てきたのだ(ゴキブリに部屋区分けは関係ないので)。そこで、その入居者に駆除費用の請求をする事になったのだが、その人は帰国してしまい連絡取れず。費用は結局大家が支払うはめに…

case.2

日本では、部屋を貸す際に、居住する人の申告を不動産会社にしなくてはならない。二人で住むなら、自分とこの人が、部屋に居住してますよという具合に。しかしとある外国籍の方は、そんな決まりをあまり理解しておらず、自分の国の慣習で、友人達を自分の部屋に住まわせたのだ。人数が増えればそれだけ家に、ダメージが蓄積される。部屋はボロボロで、原状回復費用も莫大になるのだが、結局その人は、連絡が取れなくなってしまったのだ。

case.3

ゴミ出しの曜日や、時間を理解していなく、好き勝手に外に捨ててしまい、周辺やそのマンションの住民とトラブルになり、苦情連絡が、不動産会社や大家に寄せられ、その対応やクレームの対応に追われた。

case.4

契約した入居者とは別の人が住んでいた。

etc…

このようなケースが過去に有り、不動産や大家がある特定の外国籍に対しては、NGを出すようになっていってしまった。その積み重なりで、借りられる部屋が、少なくなっていってしまっている。

総評

部屋探しに訪れる外国人の方は、とても感じが良くいい人なのに、そういった事例が過去に有ったことで借りられない。そんな人を沢山見てきた。
文化や習慣の違いは軋轢を呼ぶ。自分はそれでいいのかもしれないが、それで困るのは自分以降の人達になる。私はこの話しを聞き、実際に現場を見て、外国に行くことがあったのなら、その国の文化や習慣を、理解する必要性を学んだのだった。