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みんなはわかるか?マンションとアパートの違い

 

お部屋探しの際に、よくみる〇〇アパートや〇〇マンションという名称。その違いには、大抵の人は何となくだが、その違いがわかると思う。しかし、ちゃんと定義付した説明をできる人は、あまりいないのではないだろうか。そんな違いを、少しだが説明していこうと思う。

 

結論からいうならば、アパート・マンションの違いは下記の通りの具体的な違いがある。

アパート

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木造や軽量鉄骨などの準耐火構造の集合住宅】・階数は2階。これを主にアパートやコーポと呼ぶ。

 

マンション

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鉄筋コンクリート造や鉄筋鉄骨コンクリート造・鉄骨造などの耐火構造の集合住宅】階数は3階建以上。

 

耐火構造の定義

準耐火構造とは、壁・床・柱など、通常の火災による延焼を抑制するために、建物の部分に必要とされる性能の事をいい、国の定めた構造方法や認定を受けたものをいう。

 

・【耐火構造とは、壁・床・柱など、通常の火災が終了するまで、建物の崩壊及び延焼を防止するのに必要とされる性能の事をいい、こちらも国が定めた建築方法や認定を受けたものをいう。

 

ざっくりとこのような違いがある。準耐火構造はあくまで、まわりに延焼を防ぐのが主で、建物自体の崩壊はある種許容の範囲内である事、耐火構造は鎮火まで建物自体の崩壊は許容していない性能を求めている点だ。

 

この時期、乾燥した空気だと火災が起こりやすく、現在自分が住んでいる所がどのような構造の耐火構造かを知る事も、いざという時の被害予想について、想像しやすくなるのではないだろうか。

 

ただ建物名称はある程度、家主の意向で好きに呼称できるので、木造の建物でも、〇〇ビルと名称がついてある所もるので、お部屋探しの際は不動産チラシの建物構造の項目はよくチェックする必要がある。当然マンションよりアパートの方が賃料の安く設定される事が多いので、自分の経済状況と相談して、選んだ方が良さそうである。

 

アパートだからと嫌遠する人も多いと思うが、建築技術の進歩で、耐震構造も築年数が浅いアパートは十分な性能をもっている。耐火構造についても、建築素材も進歩しているので、燃えにくい素材が使われているところも多い。

 

お部屋探しの人にとって、様々な希望や条件があると思うが、今回記事にした内容を理解する事で、アパートだからと嫌遠していたが、この性能が最低限あるのなら住んでも構わない、などと自分の中で新たな妥協点がでてくる人もいるだろう。お部屋探しでは、金銭に余裕のある人しか、全ての希望や条件を満たす部屋は見つからない。であるならば、金銭に余裕がなけれな、どこかで妥協する点を、探さなくてはならなくなるのだから。

 

マンションオンリーで自分の希望条件で探していた人が、アパートでもokとなれば、選択肢の幅が言うまでもなく広がっただろう。この様に、うまく妥協できる点を探していってほしい、自分の妥協できない点を妥協する事はなく、気持ちよく新たな新生活を送れる様な部屋探しをしてくれればと思う。