これから新生活をお送る方。引っ越しをする方。現在入居中の方。
賃貸では様々なトラブルが起きる事がある。
そんなトラブルを少しでも回避するため、気をつけるポイントを7つ紹介。
賃貸でよくあるのが退去時の原状回復トラブルだが、リンク記事にて、借り主・貸し主の負担区分について触れている。今回は退去時に合わせて入居時又は、入居中のトラブル回避のための7つのポイントを紹介していこうと思う。このポイントを抑えておけば、安心して日常生活や、次への引っ越しができるはずだ。
トラブル回避の7つのポイント
7つのポイントをおさえる事で、これからの賃貸トラブルを未然に防ごう。
1:全ての始まりはここから『契約の前の事前説明でしっかり確認』する。
契約書の原状回復の規定について、国のガイドラインに添うものになっているのか。又、契約特約にはどの様な事が書かれているのか、その特約についてちゃんと納得できるのかよく確認する。
2:初の入居日にはこれを『部屋の設備の状況をしっかりチェック』する。
後のトラブルを防止するため、入居時には部屋にある傷やへこみ等の状況をチェックしておく。退去する際に比較出来る様、写真におさめておけばベスト!
3:社会に生きる者としては当然『契約遵守』
ペット禁止の部屋で生き物を飼う等の契約違反は止めておく。違反による契約解除で退去を求められる事や、多額の修繕費用を支払うはめになりかねない。
4:借り主の『善良なる管理者の注意義務』がある事を頭に入れておく。
賃貸住宅は、あくまで他人から借りている不動産財産にすぎないため、その使用者には相応の注意義務がある。常識的に住んでいれば気にする事はないが、頭の片隅にこの様なものがある事は、入れていおいた方がいい。
5:設備の不良は速やかに『管理会社又は、大家に連絡』する。
水漏れや雨漏り等の設備不良は、速やかに部屋の管理会社又は大家へ連絡する。それを放置して隣人等に被害があった場合に、余計なトラブルを巻き起こしかねない。連絡先は部屋探しに訪れた不動産会社ではなく、契約を行った会社又は大家に連絡する。
6:今流行のDIYは『貸し主の承諾を得る』
4で説明した通りに賃貸住宅はあくまで、他人の財産を使用しているに過ぎないため、勝手に改造等を行えば大問題に発展しかねない。事前に貸し主に承諾を得るべき、できれば文書で。
7:『退去時の粗大ゴミはしっかり処理』する。
退去時によく有るのが、この粗大ゴミのトラブルだ。退去してもう関係ないからと、粗大ゴミを放置していく、元入居者はたまににいる。その場合は監視カメラ等まで調べられて連絡が来るし、保証人の方に連絡が来る場合も。周りの人間に迷惑が掛かるため、しっかり処分してから出て行く。
「なにを当たり前の事を言っている」と思った人もいると思うが、中には考えてもいなかったポイントもあったのではないだろうか。
この7つのポイントを抑えておけば、引っ越しの後や入居中に、部屋のトラブルの対応に追われずに済むはずだ。賃貸住宅でのトラブルは以外と多い。不動産のトラブルは、時間が掛かるし対応が億劫だ。大抵は管理会社対個人の対応になる。会社相手のトラブルは、相手側は組織で動いているし、利益を第一に考えているため、話し合いですぐ解決(譲歩)とはいきずらい。いつ自分が巻き込まれるとも知れないため、予防できる事は事前に、その芽を潰しておいた方がいいだろう。