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『3つのコロナウイルス』比較によるCOVID-19『新型』の異常性

 

【2021年7月15日更新】

SARS・MARS・COVID-19の、3回に渡るコロナウイルスによる流行。

その発生源や患者数などを簡単にまとめてみた。

結果2020年に流行している新型コロナウイルスの、その異常さだけが目立つ結果になってしまった。

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 日本ではSARS・MARSともに報道レベルでは知っていたし、あれだけメディアでは騒いでいたが、実際に日本での生活では影響を感じる事はなかった。そのため、今回の新型コロナウイルス騒動での、国や国民がどこか楽観的で、危機意識が低い人がいるのは、そこから出ているのだろう。

簡単にだが、各ウイルスの概要をまとめたので見てほしい。

今までとは全然違う事を、あらためて認識すると思う。

 

SARS・MARS・COVID-19概要

初の感染の年・簡単な概要・世界の感染者数・潜伏期間にしぼっている。

症状については、3種ともに咳や発熱といった共通点がある。 ただし味覚障害については今のところ、新型のみの特徴。

あとSARA・MARSは下痢などの消化器症状がでるんだ

その症状はCOVID-19(新型コロナ)では聞かないね

SARS『重傷急性呼吸器症候群』

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2002年〜2003年:SARSコロナウイルスによる感染症が流行。

初めて患者が確認されたのは中国の広東省の男性。中国や香港といったアジア地域で流行した。感染者の約20%は医療従事者や介護職員のため、人と人との密な場合に集団感染の疑いが確認された。各国は古典的だが、『隔離と検疫』を行い事態は収束していった。最終的な感染者数は世界で約8500人、約900人の方が亡くなる。2003年7月5日にWHOにより収束宣言が出された。 

 

感染経路:飛沫感染が主と考えられている。

潜伏期間:2日から最長10日程。

病原体:比較的低温に強く、高温に弱い。一般的な消毒剤で不活性化される。

 

MARS『中東呼吸器症候群』

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2012年:MARSコロナウイルスによる感染症が流行。

サウジアラビアで発生。中東への旅行者やその接触者が主に感染した。流行とまでは行かないが2020年現在でも有効な薬はなく、症状に合わせた対処療法のみの治療法になっている。感染者数が少ないため、ワクチン開発が進んでいないと思われる。ヒトコブラクダがウイルスを保有している事が確認されており、ラクダとの濃厚接触が主な感染源。

現在の感染者数は世界で約2500人。約900人の方が亡くなる。

 

感染経路:濃厚接触・飛沫・間接接触などが考えられている。感染対策が不十分な医療・家族間での限定的なヒト-ヒト感染のリスクが報告されている。

潜伏期間:2日から最長14日程。

病原体:アルコール消毒で不活性化される。

 

COVID-19:『急性呼吸器疾患』

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2019年:新型コロナウイルスによる感染症が大流行。

2019年12月に、中国の湖北省武漢市で原因不明の肺炎感患者の報告があがる。2020年1月7日に新種のコロナウイルスによる感染症と特定される。 その後、瞬く間に世界へと蔓延していく。

2020年5月4日時点で、世界の感染者数350万人以上。24万人以上の方が亡くなる。

2021年7月15日時点で、世界の感染者数1億8000万人以上、400万人以上の方が亡くなるパンデミックとかした。

人から人への感染力が非常に高く、濃厚接触・飛沫など様々な感染経路があるとも思われる。潜伏期間は2日から14日。

 

COVID-19とは『Coronavirus Disease 2019』の略称。

日本語では、『2019年に確認されたコロナウイルスによる病気』という意味。

  

一度検査で陽性と出て入院、その後陰性となって退院、しばらく後に再度陽性になるなどの事例もある。ウイルスの再活性またはウイルスに複数の種類があるのではないかなどと不明な点が多い感染症。

感染者数だけでも新型の異常さが際立つね

亡くなる人の割合はSARS・MARSの方が高く
感染力はCOVID-19(新型)が圧倒的なんだ

感染予防で出来る事

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・こまめな手洗いや洗顔

帰宅時は特に念入り手を洗う。ウイルスの体内への侵入確率を下げる。ついでに洗顔もすれば、顔に付着したウイルスを除去できるので、なお予防効果が増す。

・人込みを避ける

そもそものウイルスへの接触する確率自体を減らす。

・外にいる時には顔を触らない

顔に付着してる可能性があるウイルスとの接触感染を予防する。顔を触った後に口元や目を擦る事に対してのリスク管理。

医師の感染予防対策として、どうしても掻きたい時は、
ティッシュを手に介して掻いたりするみたい

・マスクを着ける

喉の乾燥を防ぐのと、他人への感染率を下げる。完全では無いが予防効果も有るし、精神的に安心する。この『精神の安心』はストレスを溜め込まない点で非常に重要。

・睡眠時間をしっかり確保する

寝不足は体内の抵抗力の低下やウイルスの増殖を招くため、しっかり寝る。

個人で出来る事はこれぐらいかな?

そうだね。病院へ行くこと自体も、一定の感染リスクがありそうだから
風邪を患わず、病院にそもそも行かない事が今は重要かな

予防策はコロナに限らず実践していこっ!

まとめ

個人で出来る予防としては、手洗い・うがい・洗顔と、人込みを避けるぐらいしか手がない。過去のコロナウイルスに比べても感染力が頭二つ三つ飛び抜けているし、SARSとMARSの時は日本には直接的影響が無かったため、今回が初めてコロナウイルス感染対策の実践を行う事になった。

日本では『スペインかぜ』『コレラ』以来の、全国的な感染症の流行になる可能性があり、実に100年ぶりの出来事になりそうだ。