30代over必見、あの頃流行った「たまごっち」「デジタルモンスター」など、平成初期に流行した懐かしのレトロゲーム。
まさに、小型ポータブルゲーム機の先駆者達だ。「たまごっち」を筆頭に、次々と発売されていった黄金期の立役者を一挙に紹介。
1990年代の懐かしい小型ゲーム機
白色は10万円の値がついた「たまごっち」
発売:1996年
概要:育成ポータブルゲームブームの火付け役で、オリジナルキャラクターの「たまごっち」を育成していくゲーム。
育成方法によって、様々なキャラクターに成長していくのも特徴的。
このたまごっちを巡っては珍しい事も発生しており、雑貨店に侵入した泥棒が他の商品を全て無視して「たまごっち」のみを数個だけ盗んでいった事件や、激レアと噂された「白色のたまごっち」が10万円で取引されたなんて事も。
ちなみに白色も含めたまごっちの定価は当時2000円程度。
またメーカー元であるバンダイの販売戦略ミスにより、あれだけ売れてブームになったにも関わらず最終的には赤字になる大惨事も引き起こした。
男の子はこっちがメインか「デジタルモンスター」
発売:1997年
概要:デジタルモンスターと呼ばれるキャラクターを育成するゲーム。
たまごっちとは違い小型ゲーム機同士を直接繋げる事により友達同士で、育成したモンスターで対戦できるようになっている。
男の子はたまごっちより、こちらにハマった子が多かった。カードゲームや据え置きゲーム・アニメ・映画など様々メディアで展開され、2017年には復刻版が発売されている。
いろんなメーカーから似た機種が乱立、大海賊時代「テトリス」
発売:1996年
概要:テトリスのポータブルゲーム。テトリスのみならずシューティングゲームや、配置されたブロックをひたすら拾い続けるドラゴン&ボールゲームなど多様な種類のゲームが内蔵されていた。
その人気ぶりにより、様々なメーカーから亜種や模造品が発売されていった。
まさに大海賊時代筆頭の小型ゲーム機。
ピカチュウといつも一緒「ポケットピカチュウ 」
発売:1998年
概要:ゲーム要素と万歩計を融合させた携帯ゲーム機。
ある意味でスマホゲーム『ポケモンGO』のもととなった様な存在。歩数のカウントにより『ピカチュウ』との親密度や仕草に変化が見られる仕様になっている。
ポケットモンスター人気キャラクター『ピカチュウ』と一緒に生活をしている感覚を味わえるため、男の子より主に女の子の間で大人気になった。
後追いのスクエニ「ドラゴンクエストあるくんです」
発売:1998年
概要:ポケットピカチュウ同様、育成要素と万歩計要素を融合させた携帯ゲーム。
歩数のカウントでなじみ度が上昇していき、それに応じて様々なスライム系統のモンスターに進化していくのが特徴。
一定の歩数や条件により戦闘イベントが発生するなど、万歩計機能よりゲーム性にバランスを取ったものになっている。
ポケットモンスター赤・緑の発売後、ドラクエモンスターの対戦ゲーム「ドラゴンクエストモンスターズ」が発売、ポケットピカチュウ発売後にドラゴンクエストあるくんですが発売するなど、一時期スクエニはがっつり任天堂ゲームの後追いをしていた。
終わりに
20代後半〜30代前半の人間であれば誰しもが見た事があるし、実際に持っていたゲーム機もあったと思う。
今ではこれらのゲームは、全てスマホのアプリで事足りてしまう。昔を振り返りながら記事にまとめていく時、何とも言えない懐かしさと寂しさがあった。
そんな懐古厨記事でした。
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