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映画【闇のまとめサイト】レビューと鑑賞評価

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#ストーリーのネタバレなし #オムニバス

オムニバスホラー作品、収録タイトルのあらすじを【ネタバレなし】で紹介

闇のまとめサイト リア充撲滅スレ

鑑賞後評価:☆☆☆☆(0.5)

題名:呪!闇のまとめサイト リア充◯滅スレ

公開:2013年

時間:66分

概要:ネット住民によって「スレッド」に書き込まれた話を映像化したオムニバスホラー作品。約60分で4タイトル、1話あたり15分程の短編集。

 

 

作品の収録タイトル・配信サイトの紹介

収録タイトル

【1話】「ルームシェア」

クリックで表示:【ネタバレなし】物語のあらすじ

「ゆみ」は「かすみ」の誕生日を祝っていた。元は3人で住んでいたが、1人は出て行っていまい、今は2人で仲良く暮らしていた。かすみは、賃貸契約の更新を機会に独立し、部屋を出て行く事をゆみに提案する。かすみの「新たな環境でがんばりたい」との気持ちを理解し、ゆみは笑顔で了承する。

ある日、ゆみは自分の元彼「たかゆき」とかすみが、ずっと付き合っていた事を知ってしまう。自分と別れた直後にかすみと付き合い、しかも自分に言ってくれない事に激怒し、ゆみは部屋を出て行ってしまう。

その日から一度も、かすみはゆみと会う事は無かった。かすみはたかゆきと同棲し、幸せな日常を過ごすがある日を境に、自宅に無言電話が掛かって来る様になるのだが…

 

【2話】「宝くじ」

クリックで表示:【ネタバレなし】物語のあらすじ

部屋でカップ麺を啜っていた男性。何気なく見ていた宝くじが、当選している事が分かり驚喜する。しかも1等3億円が当選し、部屋を舞いながら、これで嫌な上司と仕事から解放されると喜ぶ。今日が金曜で時間が4時過ぎなため、しばらく換金できない男性は、宝くじの隠し場所に悩む。悩む男性の元に、知り合いの男性「イマイテツロウ」が訪れて来る。

居留守を使おうとするが、スマホの着信音で在宅がバレてしまい、出ざるえない状況に追い込まれてしまう。とっさに宝くじを椅子に隠し、玄関でイマイを迎えるのだが…

 

【3話】「包帯の女」

クリックで表示:【ネタバレなし】物語のあらすじ

現実に居場所が無いと感じる姉は、仕事終わりはすぐ帰宅、ネットの世界に入り浸っていた。腹が減った妹に甘えられた姉は、冷蔵庫に残り物で料理を作ってあげる。一見仲睦まじく見える姉妹だったが、料理を作る姉の目は、道端のゴミを見る様なものだった。

次の日から妹は通学時に、「赤く染まったゴミ袋」を持つ「包帯の女」に遭遇する様になる。

家で姉の帰りを待つ妹は、テレビで流れたニュースを目にする。そこに映し出された映像は、自分が見た「赤く染まったゴミ袋」だった。姉が帰ってこない妹は心配で連絡するも電話は繋がらない。ちょうどその時、家のチャイムが鳴り響く。ドアの覗き穴から様子を伺うと、朝に遭遇した「包帯の女」が立っていたのだった……

 

【4話】「都市伝説と化した女子高生」

クリックで表示:【ネタバレなし】物語のあらすじ

建物屋上で大パノラマの壮大な景色を眺め女性は、ふと俯く女子高校生を発見する。その子は身を投げようとしたため、女性は肩を掴む。立ち止まり、振り向く女子高校生の顔を見た女性は悲鳴を上げる。

暗転、インタビューを受ける女子高校生「みずほ」は、「廃校の屋上の出現する幽霊の話」を説明する。それは「姉」が撮影しているドキュメントホラー作品のインタビューで、みずほは姉の仕事を手伝っていたのだった。

次々と他の女子高校生のインタビューを撮影して行くが、実際に見た者は存在せず、撮影は進展する事なく暗礁に乗り上げていた。次は現場である「噂の廃校」で撮影する事を試みるのだが…

配信サイト

闇のまとめサイト リア充撲滅スレ

闇のまとめサイト リア充撲滅スレ

  • 発売日: 2013/11/26
  • メディア: Prime Video
 

観賞後評価・不満点

物語全体の流れ自体は問題ないとは思う。しかし、1タイトルあたり約15分の物語のためか尺が全然足りていない。そのため劇中の描写不足が顕著で、せっかくの物語のオチが理解のできない物になっている。1話「ルームシェア」の展開は面白かったし、オチでの演出は予想外だった。

残りのオムニバス作品の期待は高まったが、続く2話〜4話のオチは理解できなかった。オチの結果は理解はできるが、オチの過程は理解不能。嫌々ながら何度か見直したが、終ぞ不明なままだった。

作品「闇のまとめサイト」のタイトルも全く意味不明。初めは「闇サイト」に関わるホラー展開かと考えたが、そんな事はまったく無くサイト自体も登場しないため、ますます意味が理解できない要因の一つだった。

観賞後評価は★(0.5)。0点にしようと思ったが…さすがに何か(良心?)に忖度した。レンタル料金を支払ってまで見る必要性は感じなかった。