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そして200年後 映画【エイリアン4】あらすじ解説・感想・豆知識トリビア

 

【ストーリーのネタバレ注意】【豆知識・トリビア付】

3から200年後、溶鉱炉に身を投げたリプリーはクローンとして復活する。

エイリアン4 (吹替版)

鑑賞後評価:★★★★(3.4)

題名:エイリアン4

公開:1998年 時間:109分

監督:ジョン=ピエール・ジュネ

出演:シガニー・ウィーバー、ヴィノナ・ライダー、ロン・パールマン

あらすじ:宇宙刑務所フューリーでエイリアンクイーンをその身に宿したエレン・リプリーは、自ら溶鉱炉に身を投げる事でエイリアンとの戦いに終止符をうった。

それから200年。エレン・リプリーは、オーリガ宇宙研究所でフューリー刑務所に残っていたリプリーの血液からクローンとして再生される。その目的は、リプリーの体内に宿ったエイリアンクイーンを摘出し軍事兵器として研究する事だった。

⚠【ネタバレ】を含む内容と解説があります。未視聴の方は注意して下さい。 

 

エイリアン3・エイリアン4・プロメテウスBD発売記念の特典映像

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物語のあらすじ(ネタバレあり)

再生と実験

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クイーンを摘出された後のリプリーは、その特異な能力から研究者達の観察対象となっていた。エイリアンに寄生された血液のDNAから再生された事で、エイリアンの血液と人間の血液が混じり合い、身体能力と再生能力が異常に高い人間となっていた。

そんな中、宇宙船「ベティ」は「ある貨物」を届けに宇宙研究所「オーリガ」を訪れる。その貨物とは「実験用の人間」であり、ハイパースリープに入っていた民間人をエイリアンの実験のため横流ししていたのだった。

ベティのクルーはしばらくオーリガで滞在、その間にリプリーとの邂逅を果たす。クルー達はバスケで遊ぶリプリーに絡むも、その異常な身体能力からクルー達を一蹴する。そんな光景をクルーの1人アナリー・コールは意味深な瞳で見つめるのだった。

地獄の始まり

アナリー・コールの目的はエイリアンの脅威を排除する事だった。アナリーはリプリーの居る檻に忍び込み協力を求めるが、リプリーはもう遅いと断りアナリーを檻の外へ追い払ってしまう。

ちょうどその時、実験用の人間を使いエイリアンの繁殖を行っていたオーリガの研究者達だったが、エイリアンの知能を見誤る出来事が起こる。

科学者達がエイリアンを閉じ込めていた檻から目を離した隙に、エイリアン達は自分の仲間をバラバラに引き裂き強酸性を帯びる血液で床を溶かし、それで出来た穴から船内へ逃げ出してしまうのだった。

その光景を目にした科学者の1人は、今後に起こりうる出来事を思い恐怖し震える事しかできなかったのだった。

 

地獄からの逃走

エイリアンが船内に解き放たれた事態を把握した研究所の人間達は次々脱出していく。ベティのクルーも自身の宇宙船に向かうが、道中で船長のフランクはエイリアンが仕掛けたトラップに落ち入り命を落としてしまう。

そのフランクを利用し、エイリアンを退治したリプリーはベティのクルー達と合流、一緒に脱出するためエイリアンが闊歩するオーリガ内を進む事になった。

クローンリプリー1〜7号

エイリアンからの襲撃を警戒しながら進む一同だったが、途中で「1〜7」と表記された部屋を発見する。リプリーは自身の腕に刻まれた8という数字が気になり中へ入って行く。するとそこには、リプリーを再生する過程で失敗していった過去のリプリーとの邂逅を果たしてしまう。

そのおぞましい実験に怒りを覚えるリプリーであったが、何とか怒りを抑えベティへの道を進む事にした。

エイリアンクリーンとの対面と、新種の誕生

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エイリアンの襲撃、同行していたメンバーの裏切りにより、どんどん仲間の数が減っていってしまう。緊急事態の発生により、地球へ向かうオーリガの爆破システムを何とか起動、あと一歩の所でベティに到着する所まで進む。だが途中でリプリーは苦しむクリーンの存在を感知する。その存在を感じようとしたリプリーはエイリアンによってある場所へ連れて行かれてしまう。

気がついたリプリーの目にした物は、エイリアンクイーンがリプリーと交わる事で進化、自身の子宮を使い新種のエイリアンを誕生させる場面だった。

苦しむクイーンから誕生した新種のエイリアン「ニューボーン」は、クイーンを母と認める事なく襲い出す。そばに居るリプリーこそが自身の母だと認識し甘える。繭にされていた科学者はその光景に興奮し新種のエイリアンに声を掛け注意を引きつける。

リプリーは、ニューボーンがその科学者に気を取られた隙にその場を脱出、ベティで発信準備をしていたクルー達と合流するのだった。

約250年ぶりの帰還

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アナリーはベティの扉が閉まらないため、その対処を行っていた。頑丈な扉に四苦八苦するが、いつの間にか船内に侵入していたニューボーンが扉を閉じる。エラー表示が無くなった事で、ベティは爆発するオーリガから脱出する事に成功する。

船内の不穏な雰囲気を感じ取ったリプリーは貨物室へ向かう。そこでアナリーを襲っていたニューボーンを制止させ、気をそらすために母だと思っている自分に甘えさせるのだった。

リプリーはニューボーンに気づかれない様に自分の手を傷つけ、宇宙船の窓に付着させる。リプリーは自身の血液が酸性になっている事を利用し、窓に穴を開け気圧差により窓に引きつけられたニューボーンは、その気圧差に耐えきれず宇宙空間に体液をまき散らせながら絶命する。

その光景にリプリーは、涙を流しながら懺悔する。

そしてリプリーは、エイリアン1から実に250年の時を越え、自身の故郷となる地球への帰還を果たす。しかし、クローンであるリプリーにとっては初めての地球への来訪となったのだった…

 

映画「エイリアン4」の豆知識のトリビア

シガニーウィーバーのギャラ300倍

1作目では無名だったエレン・リプリー役のシガニー・ウィーバーだが、シリーズの人気に伴い高騰。1作目のギャラが35,000ドルだったが、今作では1,100万ドルになっている。この1,100万ドルはエイリアン1作目の制作費とほぼ同額。

ワンカット収録

物語序盤のバスケットボールのシーンでエレン・リプリーが後ろ向きのシュートを成功させる場面がある。ここのシーンではCGを一切使用しておらず実際にシガニーが投げてゴールを決めている。

劇中の設定同様に超人的な能力を発揮するシガニーであった。

シガニーウィーバーの身長

劇中でベティのロナルド・ジョーナーがバスケをするリプリーに「大女が好みなんだ」と言いながら悪絡みするシーンがある。実際にシガニー・ウィーバーの身長は180cmあるため、このセリフ通りの大女である。

 

終わりに

エイリアン4 (吹替版)

エイリアン4 (吹替版)

  • 発売日: 2013/11/26
  • メディア: Prime Video
 

今作で長らく続いたエレン・リプリーとエイリアンの戦いは本当の意味で決着する事になった。エイリアンシリーズの時系列では一番の未来の出来事で、3から200年経過し1〜3で登場した悪徳企業ウェイランド・ユタニ社が消滅してしまっている。

エイリアン前日章の「プロメテス」「コヴェナント」に続く3部作が完結し成功を収めれば、もしかしたらエイリアン3と4の間の出来事が描かれる…事を期待したい。