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世界に実在する呪われた物「8選」希望の名がつくダイヤ…etc

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人類数万年の歴史、その途轍もない時間の中で現代科学では解明できない不可思議な出来事を起こす「呪われた物」が誕生してきた。

この世に誕生した呪われた物の所有者達は、その不可思議な出来事に巻き込まれ数々の不幸が降り掛かってきた。

今回はそんな世界に存在する呪われた物を、その不幸エピソードも含め8の特級呪物を一挙解説。

 

 

世界の呪われた物8選

座ると不幸になる呪われた椅子「バズビーズチェア」

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別名「ザ・バズビー・ストゥープ・チェア」「デッドマンズ・チェア」とも呼ばれる実在する椅子。

1700年代イギリスのノース・ヨークシャー州で処された人物「トーマス・バズビー」の呪いがかかっていると言われ、この椅子に座った者は次々と不幸な出来事に見舞わる曰く付きの一品。

面白半分で座った者に次々に不幸が降りかかり、2000年に65人目の被害者を出した所で、博物館では椅子に人が座らない様に天井から糸で吊るされた状態で保管されている様になった。

椅子にまつわる伝説

村一番の美女であり富豪の娘であるエリザベス・オーティと結婚したバスビーだったが、彼女の父親には反対されていた。

そんなある日、バズビーが自宅に戻ると義父ダニエルがバズビーお気に入りの椅子に座っているのを目撃する。

ダニエルはバズビーに娘を連れて帰ると告げるもバスビーは拒否。そしてその夜バスビーはダニエルを絞め◯してしまう。ダニエル◯害で逮捕されたバズビーは縛り首にされ◯刑されてしまう。

刑に処される寸前、バスビーは「自分の椅子に座る奴には呪いをかけてやる」という言葉を残したという。

所有者の末路

所有者

概要

1990年/62人目

記者ジョナサン・シムス、椅子に座った2時間後に滑ってバスタブにぶつかる。

1992年/63人目

家具修理工カーロ・パニーニ、椅子に座った1時間後に交通事故にあう。

1995年/64人目

簿記アン・コネレター、椅子に座って30分もしない内にエレベーターから落ちる。

2000年/65人目

アメリカ人留学生メリッサ・ドロニー、時間経過不明だが野犬に襲われる。

現在は博物館に展示されており、このバズビーズチェアの他にも数々の呪われた物が展示されているらしい。

ホーンテッドマンションの屋根裏部屋には結構面白いものが転がってるんですけど
屋根裏部屋入ってすぐ左に座った人が◯ぬ椅子(バズビーズチェア)が壁に貼り付けられているんです
ゴースト達だけじゃくて世界中の◯に関する物が集められてるみたいです pic.twitter.com/VcFOXJ5Ky3

— たく (@kizu_tdr) 2021年11月19日

決してケースから出してはいけない「アナベル人形」

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アメリカのウォーレン・オカルト博物館で保管されている呪いの人形「アナベル人形」。実物はか可愛らしい見た目のラガディアン人形なのだが、博物館に保管されている状況が普通ではない。

前面がガラス板で覆われた木の箱に入れられ厳重に鍵で封をされ、さらに悪魔のタロットカードと「絶対に触るな!」と書かれた注意書きが貼られている。現在でも、このアナベル人形には定期的なお祓いがされており、そのお祓いは終わりを見せる事はないとの事。

実際に、ある青年がアナベル人形に対して「やってみろ!」と挑発、ケースを叩いた事がある。その青年は博物館の帰り道、バイク操作を誤ったのか木に激突この世を去ってしまう事故も発生している。

また悪魔より神の力を深く信仰する神父により地面に放り投げられ、その後神父は余所見による交通事故を起こしている。その際に彼は「バックミラーに人形が映り込んでいた」と証言したとか。

実際のアナベル人形

 

 

希望の名のつく呪物「ホープ・ダイヤモンド」

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アメリカのスミソニアン博物館のひとつ国立自然博物館に所蔵されているブルーダイヤモンド。ダイヤモンドは紫外線を当てられて発光する事は珍しくないが、このホープダイヤモンドは赤い光を1分以上にも渡って発光する特徴を持っており、そのメカニズムは現代の科学でも解明されていない。

所有していると転落した人生を歩む事となる呪われた宝石として有名。

そんな歴代の所有者達の末路とは…。

所有者

概要

タヴェルニエ

インド寺院からダイヤを盗み出す。この際に僧侶を◯害。ダイヤをルイ14世に売却後、野犬に襲われ死亡。

ルイ14世

タヴェルニエからダイヤ購入後、115カラットを67カラットに加工。その後奇行に走り、身体から悪臭を放つようになる。

ルイ15世

ルイ14世からダイヤを含む財産を引き継ぐ。彼は王位についてからフランスの衰退が始まる。

ルイ16世

フランスの衰退は過渡期を迎える。妃であるマリー・アントワネットと共に、フランス革命により断頭台送りに。

ファルスの息子

フランス国民議会から盗難されたダイヤをファルスが入手、親からダイヤを盗んだ息子はフランス人ボリューに売り飛ばすも、その後精神を病み自ら命を絶ってしまう。

ボリュー

ファルスの息子からダイヤを購入するも、売却先が見つからず生活資金が底をつきベッドの上で餓死。

ヘンリー・フィリップ・ホープ

イギリス王を経てダイヤを入手するも40年を経て家は没落する。この時からダイヤは「ホープ・ダイヤモンド」と呼ばれるように。

アブデュルハミト

オスマン帝国君主がダイヤを買い取るも、その年に革命が起こり廃位する。

エドワード・マクリーン夫妻

宝石商を介してダイヤを入手。エドワードはタイタニック号沈没で死亡、長男は交通事故、長女は自ら命を絶ち亡くなる

ハリー・ウィンストン

宝石商ハリー・ウィンストンがダイヤを買い取るも車に4回轢かれかけた上に破産。ダイヤをスミソニアン科学博物館に寄付する。

火災現場にはいつもこれがある「泣く少年の絵」

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1985年、イギリスの南ヨークシャー州で不可思議な火事が頻発する。そして出火した家に共通するのが、焼け跡からブルーノ・アマディオが描いた「泣く少年」の複製画が見つかるというもの。家が全焼する様な大規模な火事であっても、なぜか「泣く少年」の複製画だけは焦げ跡ひとつない無傷な状態で発見されていったのである。

この事を報じた地元新聞社には多くの問い合わせや、怖くなった人たちにより泣く少年の複製画が新聞社に送りつけられる事態に発展、異例の消防隊が監視の下で複製画の焼却処分が行われる事となった。

ちなみに、この「泣く少年」の複製画は全部で5万枚以上も売られており、この噂を知らない人の家の壁に、今も飾られているのかもしれない。

消息不明な呪物「魔の収納箱」

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19世紀、サウスカロライナで作られた収納箱。この収納箱を作る様に命じた主人ヤコブ・クーリーは、箱のサイズが違うという理由だけで、作らせた家の使用人ホセアの命を奪ってしまう。

それからというもの、ヤコブ・クーリーの息子を含む近親者17名が、あいついで命を落としてしまっている。現在では、この収納箱を誰が持っているのか、または壊されてしまっているのか不明である。

実物の画像は現在調査中。

 

愛情は愛憎へと変わる「ジェームズ・ディーンの愛車リトル・バスタード」

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アメリカの俳優ジェームズ・ディーンが生前最後に乗っていた愛車の「ポルシェ」。彼はこの車を「リトル・バスタード」と呼び、こよなく愛していた。だが1955年、彼はこの車で事故を起こし帰らぬ人となってしまう。

ここから彼の愛情ゆえか不可解な出来事が頻発していく。まず、事故を起こしたバスタードを修理しようとした整備士が、整備中に車が落下してきて両足に大けがを負ってしまう。次の持ち主はバスタードのエンジン系と駆動系に部品を分解しそれぞれ売り払うも、そのパーツを購入した2名の人物も車に関する事故で命を落としている。

その後、貰い手のいなくなったバスタードは安全展示用車として展示されるも、その展示場が火事にあってしまう。その際に展示会にいた学生の1人がバスタードにぶつかって大けがを負う。結局、所有者が転々とする事となり、最終的にこの車が現在どこにあるのかはわかっていない。

一族は根絶やしになる「死の女神」

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死の女神は、1878年キプロス共和国レンブで発見された石灰岩を彫って作られた女性の像。

歴史学者によると像は「豊穣の女神」を象徴しており、紀元前3500年頃に作られたものと見られている。

そんな豊穣を願って作られた女神像だが約5500年後、作物の豊穣ではなく死の豊穣をもたらす呪われた物として復活してしまう。

主な被害者は4家族と1人が知られており。

所有者

不幸な出来事

エルフォント卿

所有後6年以内に一族7人全員が不審死。

アイバー・マヌッチ

所有後4年位内に一族族滅。

トンプソン-ノエル

所有後4年位内に一族族滅。

アラン・ ビーバーブルック

購入して間もなくアラン死亡、続き妻と娘も相次ぎ死亡。残された2人の息子は、周囲から手放す事を勧められスコットランド博物館に像を寄付。

スコットランド博物館

博物館歴史学者は像の呪いを否定するも、像を受け入れ直後に博物館係長が病に倒れ死亡。

博物館係長を最後に現在までその被害者は出ていないが、それはあくまで博物館のガラスケースに収まっているからであり、もし仮に何かの拍子で外に出てしまえばエルフォント一族から始まる数々の不幸が再燃してしまうのだろう。

受け継がれる不幸の連鎖「ヴァレンティノの指輪」

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サイレント映画時代、絶大な人気を誇ったルドルフ・ヴァレンティノが所有していたとされるもの。ホープ・ダイヤモンド同様、持ち主に不幸をもたらすとして畏怖されている指輪。

イタリア南部のプッリャ州カステッラネータで生まれたヴァレンティノは、パリでダンサーをしていたが1913年にニューヨークへ渡った。彼のダンスに注目が集まり1917年に映画「オールマイティ」への出演がきっかけとなり絶大な人気を得るも、1926年に胃潰瘍で倒れ31歳で命を落としてしまう。

その後、彼の死を巡り不幸を呼ぶ指輪の話が出回り始める。

所有者

不幸な出来事

女優ポーラ・ネグリ

ヴァレンティノ死後に彼の形見として指輪を受け取るも、受け取った年から人気が下降し1928年女優業を引退。

歌手ラス・コロンボ

ポーラから指輪を受け取る。数日後、銃の暴発で◯亡。

ジョー・カシーノ

ラスから指輪を受け取る。ガラスケースで保管するも、ヴァレンティノの記念館ができると聞きケースから取り出す。1週間後、交通事故に巻き込まれ◯亡。

デル・カシーノ

ジョー・カシーノの弟。指輪を金庫に保管するも強盗により盗まれる。当の強盗は警官に射◯されてしまう。

ジャック・ダン

ヴァレンティノの伝説映画の主演。プロデューサー経由でデルから指輪を借受け映画撮影を行うも、10日後に急◯。

立て続けに起こった不幸により、指輪の呪いを恐れられ銀行の貸金庫で保管される事となる。しかしこの銀行は後に全焼してしまい、その時の混乱に伴い指輪は行方不明となってしまう。

ちなみにヴァレンティノが指輪を宝石店から購入する際にはすでに呪われており、店主より「この指輪にはよくないジンクスがある」と言われたものの、ヴァレンティノは気にする事なく購入してしまっていたようだ。

 

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