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映画【ヒトコワ-ほんとに怖いのは人間-】全3作品まとめて紹介

 

 

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『ヒトコワ・ヒトコワ2・ヒトコワ3』全シリーズを【ネタバレ含め】一挙に紹介。心霊動画を見ていて一度は到達する境地「幽霊より現実の人間の方が怖くね?」を映像化したオムニバス式のサスペンスホラー作品。

『呪いのビデオ』『封印映像』の「児玉和土」が送る「人の二面性」を描いた新感覚ホラー。1本60分で5作品が収録されている。1タイトルあたり約10分程度のため、物語のテンポが早く「サクッ」と見れて、「ゾクッ」と出来るのが特徴。

⚠【ネタバレあり】を含む内容と所感があります。未視聴の方は注意して下さい。

 

シリーズ作品 

ネタバレなしでのシリーズ作品の紹介

映画【ヒトコワ−ほんとに怖いのは人間】レビューと鑑賞評価

映画【ヒトコワ2−ほんとに怖いのは人間】レビューと鑑賞評価

映画【ヒトコワ3−ほんとに怖いのは人間】レビューと感想評価

ヒトコワ-ほんとに怖いのは人間-

ヒトコワ-ほんとに怖いのは人間-
 

鑑賞後評価:★★★☆☆(2.5)

2012年公開:時間60分

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60分で5話収録のオムニバスホラー第1弾。30歳代以上の人が、かつて学生時代に噂になった懐かしい話題をモチーフとした物語が多い。特に2・3・4話は、一度は聞いた事がある話が基になっている。

収録タイトル

【1話】「知ってはいけない友達の秘密」

あらすじ:友達の家に泊まりにいあった「マミ」は、友人である「エイコ」の元気がない様子に心配する。「彼氏と別れたの?」と適当に言うも、スバリ当ててしまい2人の間に気まずい空気が流れる。そのまま飲み会に逃げ、気まずい雰囲気は一掃。明るい表情を見せる「エイコ」だったが、「マミ」がトイレに行った際にコンビニに行ってしまう。1人になった「マミ」は目に入った封筒の中身を見てみるが…

クリックで表示:【ネタバレあり】物語の結末と所感

そこには「マミ」が「エイコ」の彼氏である「シンヤ」との浮気の記録だった。バレていた事をあせり「マミ」は「シンヤ」に電話するも、そのコール音は「エイコ」の部屋から聞こえて来たのだった。そのコール音が鳴る先は「風呂場」。腰を抜かした「マミ」はその場を離れようとするのだが、ちょうど「エイコ」が帰って来たのだった。友達「マミ」が全てを知ったと理解した「エイコ」は笑顔で部屋の鍵を閉めるのだった…

所感:タイトル「知ってはいけない友達の秘密」は正に「マミ」「エイコ」両者に言える事だった…というオチ。一番現実で遭遇しやすいシチュエーション。

 

【2話】「送り◯◯ガイ」

あらすじ:女子高生はカラオケで気になる男の子と連絡先を交換する。メールで何度かやり取りし、ついにデートに誘う事に成功。しかし当日に男の子は待ち合わせ場所に来なかった。電話で男の子に連絡するも「メールをした覚えがない」と言う。アドレスを再度確認するも間違えていた事が判明。…私がやり取りした人って…誰?

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その後も、そのアドレスからメッセージが届いて来る。その内容は、まるで自分を近くで見ているかのようなものだった。怖くなり家に帰り、友達に相談して少し心が晴れるのだが、不穏な気配に落ち着かない女の子。家中の戸締まりを確認し、風呂に入りベットに横になると友達から着信が入る。

「風呂に入ってサッパリした?」と言われるが「?風呂に入った事言ってないよね?」と友人に問いかける。「さっきお兄さんから連絡があったんだよ」と…「…私、お兄ちゃんいないんだけど…」すると背後には男の影が現れて…

所感:このタイトル◯◯に入る文字は「マチ」だと思われる。「送りマチガイ」でホラー。昔の携帯電話で、なおかつ赤外線通信が無い時代では、口頭でのアドレス交換はよく有った。その当時の「あるある」を扱った短編。

 

【3話】「親の顔が見たい」

あらすじ:学校に通おうとする女の子が、自宅のマンションから出ると上から「空のペットボトル」が落ちて来た。上を向くとそこには笑顔の子供達がこちらを見ていた。注意をするのだが、子供達は「うるせぇババア!」と叫び、部屋に戻ってしまった。その後、学校から友達と帰宅、家で勉強しながら今朝の子供の事を話していた。友人は「親の顔が見たい」と言いベランダへ向かうのだが…

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ちょうどベランダから顔を出したタイミングで、上から「植木鉢」が落ちて来る。それに当たった友人は、下に落ちてしまう。気づいた女の子はすぐに外へ。倒れている友人に近寄り上を見上げるとそこには「ベランダに佇む子供達の両親」がこちらを見ているのだった…

所感:最終的に「親の顔が見れる」というオチ。物語の展開上、この話はあまり面白くない。一昔前には、ベランダから物を投げる行為がニュースになっていた。この社会問題を皮肉り「親の顔が見たい」と掛けていると思われる。

 

【4話】「自分の名前を検索してみたら」

あらすじ:「麻子」は友人との会話の中で「自分の名前をネット検索した事ある?」との話題が持ち上がる。友人は実際にあった事として、知り合いの子が彼氏と別れた後に、ネットに色々な情報を載せられたらしい。その後に知らない人からメールが届き「自分の名前をネットで検索した事ある?」と言われ、事実を知ったその子は、すぐに親や警察に相談し、犯人は捕まったとの事だった。家に帰った「麻子」は昼間の話が気になり、ネットで自分の名前を検索してみると…

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自分の名前の日記を見つけてしまう。そのサイトにアクセスしてみると…同姓同名の別人だった。ほっとする「麻子」だったが、「イノウエアサコ66」というタイトルのYouTube動画が目に入る。何気なしにクリックすると、変な男性が自分の名前を叫ぶ動画だった。

友達に電話し愚痴るも、よく見ると自分のキッチン前で撮影された物だったと気ずいてしまう。すると押し入れの扉がスルスル開き、映像の男が出て来たのだった。「麻子」は涙目になりながら、何とか距離を取ろうとするも、その男は近づいていき…携帯電話から「麻子」の名を呼ぶ友人の声だけが響くのだった…

所感:昔に流行った、「知らない間に家の天井裏で生活している人がいる」という都市伝説をモチーフにした物語と思われる。

 

【5話】「あの世かあの電話」

あらすじ:喫茶店でお茶する男性「カタギリ」に声を掛ける男性「カトウ」。同級生だった2人は意気投合する。「カタギリ」は「カトウ」に連絡先を交換しようと言うが、「カトウ」は一切の電話を持っていないのだった。「カタギリ」は電話を持たない理由を聞くが、口を開かない「カトウ」。「カタギリ」の強い言葉に、重たい口を開くのだったが…

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会社を辞めた「カトウ」は家で寛いでいた。突然携帯が鳴り響く。それは家の前の神社から鳴っていたのだった。それからもちょくちょく耳にする着信音。「カトウ」は導かれるよ様に落ちていた携帯を手にする。通話にでると軽い男の口調で「困ってるんだ、この携帯を届けてくれよ」と言われる。仕方なしに届ける「カトウ」だったが、そこは電話口の男性の母親がいて、その男性は亡くなっていたのだった。「カトウ」の近くにある電話へ、次々に掛かって来る「あの世からの電話」。それに嫌気がさし、電話を持つのを辞めたのだった。

そんな過去話が終わった頃、「カタギリ」の恋人が現れる。その恋人の携帯電話は鳴り、「カトウ」は何かに導かれる様に、その電話に出る。「カトウ」は表情を無くし「カタギリ、前の嫁さんからだ。お前に◯◯されたってよ」と告げる。「カタギリ」は思い当たるのか、その場でひや汗をかくのだった。

所感:題名通りの話。特に驚くポイントも無く、ホラーと言うより「世にも奇妙な物語」に出てきそうな話だった。

 

 

ヒトコワ2-ほんとに怖いのは人間-

鑑賞後評価:★★★☆☆(3.1)

2013年公開:時間62分

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シリーズ第2弾。前作より各章の「タイトル」と「オチ」が二重にリンクしてくる物語が登場してくる。前作であった懐かしい噂の類いは、今回収録されていないが、気味の悪さは前作より増している。

収録タイトル

【1話】「ペットモニター」

あらすじ:会社で働く「カミヤマ」は電話に出ない先輩社員「カネコ」のフォローに追われていた。上司に注意する様に言っても「年配だから、言いづらい」と取り合ってくれない。そんな「カネコ」は業務中、ずっとパソコンに映る「ペットケース」を眺めていた。ある日「カミヤマ」「カネコ」の上司は、キレてしまい「カネコ」を罵倒する。それでもモニターを見続ける「カネコ」に上司は「ペット」を罵ってしまうのだが…

クリックで表示:【ネタバレあり】物語の結末と所感

自身のペットを罵られた「カネコ」は、すごい形相で上司を睨みつける。そして次の日、上司は無断欠席してしまう。「カネコ」の席で電話に出た「カミヤマ」は、そこで「ペットモニター」に映る不審な物を目にする。映像を拡大してみると、「ペットケース」の中に「人間の手」が置いてあった。「カネコ」が戻って来て、「カミヤマ」に声を掛ける。「カミヤマ」は笑顔で「ペット」の事を褒めるのだった。

所感:「カネコ」の、自身の「ペット」を褒められた際の笑顔が何とも気味が悪かった。テレビ画面いっぱいに笑顔が映るのだが、思わずモニターを消したくなる程の嫌悪感を与えてくれた。この物語は「カネコ」の気味悪さもそうだが、「カミヤマ」の異常性も表現されていて、ダブルで気味の悪い物語になっている。

 

【2話】「ヘビと初恋」

あらすじ:小学生の「ダイキ」は学校からの帰り道に、友達の「ジュン」に呼び止められる。「ジュン」の傍らには携帯を構えた友人も居る。不審がりながらも「ダイキ」近づいて行く。すると「ジュン」は「ダイキ」に「ヘビ」を投げる。「ダイキ」の驚く様を携帯で撮影し、学校でからかうつもりだったらしい。その後3人は公園で遊ぶが、「ジュン達」は塾があるからと先に帰ってしまう。残された「ダイキ」は、公園の側を歩いていた初恋相手の「ハセガワ」を目撃。「ヘビ」で驚かそうと近づいて行って「ヘビ」を見せるのだが…

クリックで表示:【ネタバレあり】物語の結末と所感

その事が原因で「ハセガワ」は車にひかれてしまう。病院で落ち込んでいた「ダイキ」の耳に、「ハセガワ」が亡くなった事を知らされる。警察に、一応念のため事情を聞かれる「ダイキ」。「目撃者は君だけなんだ。何か見た事はあるかい?」その声に、我が意を得たり「ダイキ」は「何も見ていません」とハッキリを答えるのだった。

所感:自分が原因で重大な出来事が起こり、その罪悪感に悩まされている所に「目撃者は君だけなんだ」の言葉。まるで天から下ろされた一本の糸。その時の小学生の心情が手に取るように解った事に、自分も汚れた大人になったな、と思わせられた物語だった。

 

【3話】「二人の約束」

あらすじ:仕事終わりに、会社員男性は同僚と別れ、高架下に貼られたチラシを見ていた。家では「妻」が待っているが、男性は誘惑に勝てず、チラシの番号に電話してしまう。ホテルで待つ男性の元に女性「アケミ」が訪れる。火傷だらけの「アケミ」だが、男性は関係ないとなぐさめの言葉を掛ける。「アケミ」は感動し「他の女とは遊ばないと【二人の約束】」をするのだが…

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当然、男性は約束を守らない。次回に店に電話した際にクレームを入れる始末。絶対に来させるなと念の入れようだった。しかし、ホテルに来たのは「アケミ」だった。動揺する男性は、ドアの外に閉め出し店へ電話するも、「アケミ」は鍵を開けて部屋に入って来る。「指切り拳万」の証、自分の指を入れた袋を持って…恐怖した男性は「アケミ」を灰皿で何度も殴ってしまう。

家に帰った男性は、独り言をしゃべりだす。「えっ?浮気?そんな事するわけないじゃん」「俺は浮気は絶対しないね…絶対に…」と、椅子にもたれ掛かった「妻」だった物を前にして…

所感:まさしく男性による「アケミ」と「妻」、それぞれに対しての「二人の約束」と歪だが「約束」を絶対守る男性の狂気が面白かった。

男性の「アケミ」とした「他の女と遊ばない約束」は「アケミ」が生きている間は守られてる。男性の「妻」とした「浮気しない約束」もまた。「妻」が生きている間は守られている。そして忠実に「約束」を守る男性。言葉遊びの様だが、視聴した後にこの「二人の約束」の意味を理解してゾッと来るものがあった。

 

【4話】「自転車をとめないでください」

あらすじ:女子高校生は節約のため、停車料金が必要な駐輪場に自転車は止めず、一般民家の外壁の横に停めていた。ある時その外壁に「自転車をとめないでください」の貼り紙が。だが女子高校生は無視して、次の日も自転車を停めにくる。すると今度は「自転車をとめるな」の文字に変わっていた。またまた無視するが、学校帰りに自転車を取りに来ると「自転車をとめるな もし自転車をとめると絶望する」の貼り紙に。気味が悪くなり、家の住民に謝るのだが…

クリックで表示:【ネタバレあり】物語の結末と所感

その家の住民は何の事が知らなかった。住民が貼り紙をしたわけでは無く、怖くなり早足にその場を去ろうとする女子高生だったが、手から血が流れている事に気がつく。自転車に「カミソリ」が仕掛けてあったのだった。

後日、自転車を盗まれてしまった女の子は歩いて帰宅する。ゴミ集積所の前を通りかかった際に「ゴミを捨てるな もしゴミを捨てるとこうかいする」の貼り紙を目にする。すると「上、上だよ」の声、その声に従い上を向くと、盗まれた「自転車」が落ちてくるのだった。その様子は後日「ネットに【公開】」されたのだった。

所感:物語中盤での「絶望」の漢字を視聴者に植え付け、後半での「こうかい」を「後悔」にミスリードさせ、実は「公開」でした(笑)のオチ。一瞬引っかかりそうになるも、これまで『ヒトコワ』を視聴した人は騙されないと思うが…。演出としては、面白かったと思うが、物語としてはいまいち。

 

【5話】「共通の趣味」

あらすじ:「タカシ達」4人は部屋で、怖い話を披露し合っていた。「タカシ」はピカイチの怖い話をするも「ネットのパクリ」と言われ、おどけて誤摩化そうとする。次に「ヤスオ」はバーベキューで撮ったデジカメ写真に幽霊が写っていたと、みんなに写真を見せるが、これまた微妙なものだった。写真を回して行くと「タカシ」と女の子が、いい雰囲気になっている写真が複数でてくる。隠し撮りされたと、女の子はデジカメのメモリーカードを取り上げる。会もお開きになり、みんなの帰宅後、女の子はメモリーカードの中身を見るのだが…

クリックで表示:【ネタバレあり】物語の結末と所感

そこには写真の他に動画が記録されていた。その映像は夜中の河川敷で「ある男性」による、目を背けたくなる様な出来事を記録した映像だった。映像を進めて行くと、一瞬だが「ある男性」の顔が映り込む。よく見てみると「ヤスオ」だったのだ。

背後に気配がして女の子は振り向くと、目の前に「ヤスオ」が居た。ビックリして動揺する女の子に「作り物だよ」と弁明する「ヤスオ」だったが、その時部屋のチャイムが鳴る。女の子は急いでドアを開けると「タカシ」が戻って来たのだった。

安心する女の子は「タカシ」に「ヤスオ」のした事を伝えるが、そこにはガムテープを広げる「タカシ」の姿が迫って来たのだった。ビデオの続きは、「タカシ」と「ヤスオ」の「共通の趣味」は映し出されていた…

所感:4人で行う「共通に趣味」から、物語のラストで男2人による「共通の趣味」にテーマがシフトする。「二人の約束」に少し似た展開。タイトルに二重の意味を持たせるオチの構成が面白かった。

 

 

ヒトコワ3-ほんとに怖いのは人間-

鑑賞後評価:★★★☆☆(3.1)

2013年公開:時間63分

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シリーズ第3弾。今までのシリーズとは少し違ったテイストの本作。主人公は全て女性になっており。1弾2弾のどこか客観的な目線でのドラマ展開ではなく、主人公サイドに立った目線が多い。

収録タイトル

【1話】「落としもの」

女の子は公園で、友達とバイト探しの話をしていた。友達は、ニュースで女の子の家の近くで事件があった事を伝えるも、当の本人はあまり気にしていなかった。友達と別れ、1人帰宅中の女の子は、道端でサイフが落ちているのを発見する。さっそく中身を確認してみると、複数枚の紙幣、免許証、そして「袋に入った生爪」「被害者達の写真」だった。女の子は、先ほど友達から聞いた事件と関連付けるのだが…

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誰かに見られている事に気づいた女の子は、走ってその場を後にする。女の子は、歩道で自転車をチェックしている警察官にサイフを渡そうとするが…その警察官こそが、サイフの落とし主だったのだった…

所感:警察官はわざとサイフを落とし、それを交番に届けて来た人を次のターゲットにしていたという事。オチとしてはよく有る部類で、前作までのクオリティを期待しガッカリする物だった。

 

【2話】「見られてはいけない」

友達とルームシェア中の女性は、仕事の帰りに電柱に向かって俯いている人を見かける。振り返ったその姿に気味悪さを覚えた女性は、急いで自宅へ戻る。その事を友人に伝えるも、あまり気にした様子はなかった。次の日、買い物帰りに昨日の電柱を見ると、そこにはテープで形作られた「赤いマーク」があった。マークの事を友人に話すも、「呪いじゃない(笑)」とからかうだけ。女性はネットで「赤いマーク」を検索すると、「呪いたい人の周囲に「マーク」を設置する」ただし「誰にも見られてはいけない、もし見られたら…」と書かれていたが…

クリックで表示:【ネタバレあり】物語の結末と所感

実はこの女性が、ルームシェア友達に「呪い」を掛けていた。というオチで、冒頭に登場した人は、単に飼い猫捜索のチラシを電柱に貼っていただけだった。

所感:この呪いの行為を人に見られると、その見た人を◯◯しないといけない。そのため主人公の女性は、自身の行為を見られたのではないかと不安に思い、この人の事を気にしていただけだった。

物語に登場する「赤いマーク」は、一時期ネットで流行った話がモチーフになっていると思われる。そのため基の話を知っている人には、新鮮味がないかも知れない。

 

【3話】「ずっと一緒に」

同棲中のカップルは別れ話をしていた。男は「友達としてこれからも一緒に」と言い寄るも断られてしまう。女は男から合鍵を回収、部屋から追い出す。一週間後、電話で友達と談笑し帰宅する女性。何故か、別れたはずの男が自宅で待っていた。女は「別れたはずでしょ?」「出て行って!」と迫る。男は錯乱し、包丁を握りしめ女に向かって振り被るのだが…

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男は自分の手を傷付けるだけで、帰って行った。その後、トラウマから実家に戻った女は、妹から結婚相手を紹介される。しかしその男の手には「傷跡」があるのだった…

所感:男は整形し身分を偽り、妹の配偶者として「女」と「ずっと一緒に」いるのだった…というオチ。「ほんとに怖いのは人間」のコンセプトから少しズレていると思う。単純なホラー展開。

 

【4話】「赤い服を着た女の子」

取引先の商談から車で帰宅中の女性は、山道で「赤い服えお着た女の子」を見かける。その子は路上の真ん中で突っ立っており、気になった女性は声を掛ける。女の子は手招きするのみ。女性は車から降り女の子に近づくが、女の子は森の中に走っていってしまう。女性は不審に思いながら、車を走らせガソリンスタンドに寄るのだが…

クリックで表示:【ネタバレあり】物語の結末と所感

どこか不気味な店員に「支払いに使われた紙幣は偽物だから店内に来て」と言われついて行く事に。女性が店内に入ると、店員は入り口の鍵を閉める。怖くなった女性は、別の出口から車に戻るも…車の後部座席には「見知らぬ男」が同乗しており、包丁を突きつけられるのだった。

所感:女の子は囮で、女性が車を降りた隙に同乗。そのままガソリンスタンドへ。それに気づいた店員が、それとなく理由をつけ車内から避難させるが…というオチ。これもよく有る系の怖い話で、今までのシリーズのテイストとは微妙にズレている。

 

【5話】「ダイエット」

「マミ」と「ミサ」は喫茶店で恋話で盛り上がっていた。「ミサ」は今いい感じの男性とのデートに着ていく服を買うため「マミ」を誘うが、「マミ」は「そんな食べてたら服を買っても意味ないよ」と言ってしまう。「ミサ」はショックを受け、「ダイエット」を決意する。その後、どんどん体調が悪くなっていった「ミサ」を心配し、「マミ」は「ミサ」の家を訪ねるのだが…

クリックで表示:【ネタバレあり】物語の結末とその感想

貧血で倒れた「ミサ」に「マミ」は無理にでも食事を取らせるが、急に食べた反動で「ミサ」は吐いてしまった。とりあえず「ミサ」を寝かせ、「マミ」もソファーで寝てしまう。その後「ミサ」の作った料理を、2人で食べるが「マミ」は「食事の材料無かったよね?」と問いかける。「ミサ」は「再利用したんだ」と告げる。意味を理解した「マミ」はトイレでモドしてしまうのだった…

所感:「ミサ」がトイレで吐いてしまった食事を「再利用」したというオチ。この話を見て漫画『トリコ』の「グリンパーチ」を思い出した。このキャラも、自身の食べた食事を「食べる→吐く→食べる」と繰り返し行う事で、おいしい味を何度も楽しむ事をしていた。

 

 

まとめ

新しい試みの1作目、パワーアップした2作目、ネタが切れた3作目という印象。製作陣もその事を感じたのか、4作目は制作されていない。とはいえ、1話当たりの物語が短く、それぞれの物語も別物のため飽きる事なく見られる映画だった。

ドラマ版「ヒトコワ-この女たち全員サイコパス-」

2017年に副題を「この女たち全員サイコパス」に変更しドラマ化、1話当たり22分と映画版より、1話当たり倍の長さで制作されている。