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ホラー映画の「あるある」大事典30連発

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映画の中で数多に制作され続けた人気ジャンルのホラー。人間の想像力の限界ゆえか、はては作品数の多さゆえか、似た様なホラーな演出いわゆる定番演出が生まれていった。

そんなホラー映画に登場する「あるある」演出を30個一部イラスト付きでまとめてみた。

 

 

ホラー映画とは?

そもそもホラー映画とは、観客が恐怖を味わう事をメインにおいた映像作品のこと。

1985年にアメリカで制作された映画「スコットランドの女王マリアの◯◯」(映像自体は約14秒程度の短編作品)が初めてのホラー映画と言われ、そこから現在まで約140年の歴史を歩む伝統的な映画ジャンルのひとつ。

あくまでホラーはSFやアクションなどの大まかなジャンルに過ぎないが、時代が進むにつれてホラーの中でもサスペンスホラーやサイコホラー、サバイバルホラーなど恐怖感+アルファという形で細分化されていった。

ホラー映画あるある30選

そんな約140年の歴史を持つホラージャンルだからこそ、現在まで数多の作品が作られた。それはある種ホラーのパターン化を呼ぶ事となり、いわゆる定番とも言える演出や設定が生まれていった。

それでは、その定番化されたホラー映画のあるある演出・設定をどうぞ!

シャワーシーンでは大抵襲われる(特に女性)

男性観客に向けたサービスシーン。女性のセクシーな姿にはドキッとするが、その後に別の意味でもドキッとしてしまう。

シャワーシーン中の男女は、ナニモノかに襲われる事間違いなしのあるある演出。

アジア人は生き残れない

アジア人が生き残ったホラー映画を見た事がない。しかも他の人と違い、情けないやられ方をする事が多い。

長年連れ添った友人同士でも簡単に仲違いする

たまたま現場に居合わせた他人同士ならいざ知らず、長年友人同士で付き合いの長い間柄でも簡単に仲違いし別行動しがち。

友人だからこそ話し合おうよ…。

中盤以降に駆け足で、襲われる人数が増える

最初の犠牲者まで、かなりの時間を要する。しかしその反面、最初の犠牲者が出ると次の犠牲者までめちゃくちゃテンポが早く襲われていく。

集団で逃げる場合、絶対誰かは躓きコケる

怖いナニかから集団で逃げる際、絶対に誰かは足がつまずきコケてしまう。

そして助けにいった者は助かり、見捨てた者は後に命を落とす結果に。

よそ見運転してると、わけわからんものを轢く

よそ見運転していると、なにか質量のあるものにぶつかった衝撃で気づく。

恐る恐る轢いてしまったものを確認すると何もない。しかし車内に戻ると…。

登場人物のセリフとBGMのバランスがおかしい

登場人物のセリフが小さいなと思いテレビのボリュームを上げると、ホラーシーンでのBGMの大きさだけ異様に大きい。

音響でビビらせようとしているのか、演者との音量バランスがまぁ悪い。

やってはいけない、行ってはいけない所に行く

行くな!やるな!と言っている事に限って、ダチョウ倶楽部顔負けに行ったりやったりする。

そして大半が碌な事にならない。

連絡手段が断たれる

携帯を使用できる確率0%。大半がバッテリー切れだったり逃げる際に破損したり、携帯は無事でも電波が届かない。

このちょっとご都合主義な展開から、いかにホラーというジャンルにおいて助けを呼べる手段のひとつ携帯電話が作品の障害になっている事がわかる。

ここぞというタイミングで着信が鳴る

襲いかかってくる何者かから隠れている最中に限って、手持ちの携帯の着信が鳴る。

息を抑えてやり過ごそうとする静寂に響く着信音。

不穏な気配を感じ、後ろを向くと誰もいない。で前を向くと襲われる。

不穏な気配で後ろを向く→何も無くホッと安心→正面に顔を向ける→目の前にナニカが居て襲われる。

後ろにいそーと観客に思わせドキドキさせ、そして何もなかったと一息つかせて驚かす。ホラーの定番中の定番演出のひとつ。

 

子供は大抵助かる

映画の制作者はみんな子供には優しい。子供が助かる確率100%。

続編を匂わす終わり方をする

曖昧な終わり方で物語の幕が閉じる。今後の展開次第ではそのまま終わり、または継続のどちらでも捉えれる様なエンディングで締め切られる。

人気が出た際の続編への保険。

アメフト部は生き残れない

監督はいわゆるオタク系ゆえにスクールカーストが低い人が多い。そのためか、スクールカースト上位者であるアメフト部員が生き残ることはほぼない。

アメフト部同様、スクールカースト上位であるチアガール部も生き残る事はない。

ビッチも生き残る事はない

スクールカースト関係なく、性に奔放なキャラクターが生き残る事はない。またその男性バージョンのヤリ◯ン男も生き残ることはない。

主人公の彼女の生存率は高い、浮気していると0%

基本的にヒロインの生存率は高いが、なぜか浮気や自己保身が高いヒロインだと生存率は一気に低くなりがち。

犬は助かる、でも鳥は亡くなる

動物愛護の精神ゆえか犬や猫などは襲われない、でも鳥や鼠はいいのか大抵ひどく扱われがち。

緊迫した状況でエンジンの掛からない車

アメリカの車の頼りなさは異常。ここぞという時に、エンジンが始動する事はない。

始動したとしても敵に襲われる間際も間際。

助けに来てくれた登場人物は、大抵背後から襲われる

ピンチを助けてくれ安心した所、助けた人物は背後から襲われてしまう。そしてピンチは継続する。

外の空気を吸うだけだ!などと怒り、集団から離れると襲われ悲鳴が聞こえる

集団の輪を乱す者や単独行動する人間は助からない。他にもパニックに落ち入り、意図せず単独行動してしまったキャラクターも生き残れない。

元はと言えば、あんたのせいよ!

犯人と一緒にいられるか!俺は部屋に戻らせてもらう。

すぐ戻る。少し様子を見てくる。

お前らは俺のためにバケモノの餌になりなっ!

この様なセリフを吐いたキャラクターは要注意。

なんでそこを選んで逃げ込んだ!!!

ホラー映画に登場するモブキャラは、なぜか逃げる時に詰んでいる場所を好んで逃げ込んでしまう。

入り口が1つしかないトイレの個室に逃げ込む。

他への逃げ道が限定される家の2階に逃げ込むなど。

バカップルの生存率は低い、だが実は浮気していると少し生存時間が伸びる

ヒロインの浮気の生存率0%だが、他の登場人物が浮気している場合の生存時間は、浮気していないキャラに比べて伸びる傾向にある。だが結末は変わらない。

そしてイチャイチャバカップルは、頭空っぽがゆえに運による生存率が高い。

ふいに物音がすると大抵は猫か鼠が原因、だが

物音によりナニモノの襲来を警戒するが、音の原因が猫や鼠で安心する。しかし次の瞬間にはナニモノかに襲われてしまう。

昼まで待てない

明るい時まで待てばいいものを、なぜか危険な夜にこそ活発に行動しだす登場人物達。

物語途中の合流組の登場人物は生き残る確率0%

物語途中で合流する別働隊の登場人物たち、視聴者が愛着を持つ間も無く大抵すぐやられていく。

製作者側のホラー演出を追加するための補充要員に過ぎないのだろう。

鏡を見たら何かが映る

そして「何かを確認するため振り向くと何も存在しない。でも前を向くといる」のパターンと組み合わされる事が多い。

なぜか警察が無能になる

警察への連絡手段を獲得し、助けに来て欲しいと訴えるも「悪戯電話だ!」「ハッハッハ、そんな事あるわけないだろう。」などと言い助けに来る事なく大惨事になってしまう。

また、なぜかめっちゃやる気のない警官や全く役に立たない警官が登場する。

脱出口になぜか家具配置

地下から地上へ逃げるための脱出口、なぜか家具が置かれ出られない。

幽霊のビジュアルは世界共通?

だいたいのビジュアルは細身にロングヘア、黒髪に白いワンピース着ており肌が異様に白い。

逆に短髪の女幽霊とアフリカ系の女幽霊は、なぜか登場してこない。

物語の展開が無茶苦茶

ホラー演出メインで作られるためか、ご都合主義の無茶苦茶な物語展開が多い。

なんでやねん!とツッコミポイントが多い。

 

終わりに

以上のホラー映画の定番演出あるある紹介でした。当然、制作者側も把握している演出のため、この演出を逆手に取った映画もまた多い。

他のあるある大事典

ホラー映画の中でもゾンビ系に絞ったあるある大事典

映画館で観る時に体験するあるある

映画館ではなく家で観る時あるある