気軽に他人とやり取りできるSNSアプリ「LINE」。友達を追加する際には、QRコードや番号を使ってLINEのIDを交換登録するのだが、この時に決して検索してはいけないIDが世の中には存在している。
今回はそんな絶対に検索してはいけないLINE IDを6つご紹介。
興味本意で登録してはいけない…相手の顔が見えないSNS…そのIDの先に居るのは、この世に生きている人間だとは限らないのだから…。
- 災厄が降り注ぐLINEのID「94251」
- 亡者のLINE ID「Ainiikune」
- 不可解なLINE電話が鳴り響くID「94253」
- 個人情報収集を目的とした業者のID「5389」
- 不幸の手紙の亜種「324458」
- 検索してはいけないIDが存在しないアカウント「不明」
- 終わりに
災厄が降り注ぐLINEのID「94251」
検索してはいけないID「94251」
2013年頃、LINEのサービス開始初期に広まった都市伝説。このIDを検索し、アカウント登録してしまったら、あるルールに従ったやり取りをしなくてはならなくなってしまう。もし、間違えたりしてしまえば、とんでもない災厄が降り注ぐ事になるだろう。…と噂されている。
決して破ってはいけないルール
1 . 誰ですか?と聞いてはいけない。
2 . 最初の会話は「こんにちは」と送らなければならない。
3 . アカウントをブロックする時には「さようなら。僕の気持ちを受け取ってください。さよなら。」と送らなければならない。
亡者のLINE ID「Ainiikune」
すでに亡くなってしまっている人のLINE IDと言われていて、94251同様に登録した場合には一定のルールを守る必要がある。
1 . 決してアカウントを削除してはならない。
2 .「こんにちは」と話しかけてはならない。
3 .「いつ来るの?」と尋ねてはならない。
もし、このルールを破ってしまった場合には、アカウントの向こう側、この世ならざる亡者があなたを迎えに来る事になるだろう…と言われている。
なお、現在ではこのIDは削除されており、そもそも検索しても発見する事ができない様になってしまっている。もしかしたら「Ainiikune」というIDから別のIDへと変わってしまっているだけなのかもしれないが…。
不可解なLINE電話が鳴り響くID「94253」
検索してはいけないID「94253」
今まで紹介してきたIDとは違い、このIDには守らなくてはならないルールは存在しない。
このIDを登録した人には、急に大量のメッセージが送られてきたり、突然LINE通話が掛かってきて出てもノイズ音や不気味な音が聞こえてきたなど、不可解な出来事に遭遇する事になったという話もある。
個人情報収集を目的とした業者のID「5389」
検索してはいけないID「5389」
「こんにちは」「アカウントを削除しない」「ブロックしてはいけない」というルールがあると思われる。
このIDは何者かによって運用された実績があり、一部ではこのアカウントを登録した人の個人情報を収集する事を目的として運用しているのではないか?と言われている。
「こんにちは」と言う事で、登録したLINE IDが実際に生きたアカウントだと確認するため「アカウントを削除しない、またはブロックしない」は今後に使えるIDとして生かしておくために作られたルールではないか…とされる。
現在では、このアカウントは削除されており、真相は不明のままネットの闇に埋もれてしまった。
不幸の手紙の亜種「324458」
検索してはいけないID「324458」
Ainiikune同様、持ち主が亡くなってしまっているIDとされ、検索してみると「さきまり」というアカウントが引っかかる。もし登録してしまうと、亡くなっているはずの持ち主の過去に投稿していた写真が表示される様になってしまうらしい。
もし実際にこの写真を見てしまった場合には、1分52秒以内に他の人に回さなくてはならないルールが存在する。
このアカウントも現在は削除されてしまっており、真相は闇の中。とはいえ、この様に見てしまった場合には他の人に回さないと不幸になるという、かつて流行った不幸の手紙に似たチェーンメールの亜種でしかないため、もし自分に回ってきたとしても冷静になり、画像やメッセージを回さない様にする事が推奨される。
検索してはいけないIDが存在しないアカウント「不明」
検索してはいけないID「不明」
ID検索として表示されるアカウントではなく、QRコードのみでしか追加できないアカウントである。
このアカウントを追加してしまった場合「怖くないぞ」「君は誰?」「今どこにいるの?」と送ってはいけないルールがあるとされている。もしこのルールを破ってしまった場合には、相手から「まだ分からないの?」と意味深なメッセージが送られてくると言われている。
終わりに
以上が絶対に検索してはいけないLINE ID集でした。現在では、ほとんどのIDが削除されており確認する事はできない物になっています。それでも、今後もこの様な呪いのIDが生まれていく事になるのでしょう。
かつてガラパコス携帯の全盛期時代にも、似た様な「掛けてはいけない電話番号」が流行し、「呪われる電話番号」「宇宙人につながる電話番号」など、今回紹介したLINE IDと同じ類のものが生まれては消えていったのだから。