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映画【もののけ姫】隠された10の都市伝説・裏設定

 

【もののけ姫にまつわる10の都市伝説・裏設定】

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1997年に公開、193億円を売り上げ当時の興行収入第1位を塗り替えたジブリのアニメーション映画「もののけ姫」。森を切り開き文明を広げて行った「人の業」を考えさせてくれる深い作品でありながら、その裏には隠された数多の都市伝説や裏設定が存在する。

今回はそんな都市伝説や裏設定を10個まとめてご紹介していく。ただし、あくまで都市伝説の類いが含まれる事に留意されたし。

 

 

映画「もののけ姫」のあらすじ

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  • 発売日: 2013/12/04
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今から約20年前にに公開された作品であり、テレビで何度も再放送されているため物語の内容もご存知の方が多いと思うが、都市伝説や裏設定を見て行く前に一度この物語を振り返っていこうと思う。

あらすじ

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スタジオジブリ公式サイトより:http://www.ghibli.jp/

時代は中世の日本。エミシの村ですごすアシタカは、村を襲ったタタリ神を退治する事に成功する。だが、その際にタタリ神から「呪い」を受けてしまう。呪いを受けてしまったアシタカは、しきたりにより村を追われる事になる。アシタカは、強い恨みでタタリ神となった大イノシシが遥か遠い西から来た事から、呪いを断つため西へと旅をする事になった。

西への旅路の中で、謎の男「ジコ坊」や山犬に育てられた少女「もののけ姫のサン」、山犬達との戦いで負傷した「タタラ場の男」と出会う。

アシタカは、負傷した男を彼の住む村「タタラ場」へ送り届け、そのまま村に滞在する事となった。その村は「エボシ」と呼ばれる女性が仕切る場所であり、彼女がアシタカの村を襲った大イノシシがタタリ神へとなってしまった原因「鉄の礫」を打ち込んだ張本人であった事を知る。

スタジオジブリ公式サイトより:http://www.ghibli.jp/

エボシはジコ坊一派の助力を受けており、その引き換えに永遠の命を持っている「シシ神」の力を奪うため、ジコ坊達の要請を受けシシ神を討伐しようとしていた。

アシタカはエボシを止めようとするが、エボシ達と山犬・イノシシ達との最終決戦は始まってしまう。圧倒的な物量で人を攻めるイノシシ達であったが、人が開発した銃火器の前には劣勢を強いられていた。そんな中でエボシとジコ坊は、一瞬の隙を突きシシ神の首を落とす事に成功してしまう。

スタジオジブリ公式サイトより:http://www.ghibli.jp/

首を失ったシシ神は、森に住まうありとあらゆる命を吸い出し始める。アシタカはもののけ姫サンと協力し、首を持って帰ろうとするジコ坊からシシ神の首を奪い返し、暴走するシシ神へと首を返すのだった。

全てが終わった後、アシタカに掛けられていた呪いはなくなっていた。アシタカはサンに人の村で一緒に暮らそうと誘うが、サンは「アシタカは好きだが、人間は嫌いだ」と断り、2人はそれぞれの世界で共に生きて行く事を誓いあうのだった。

 

もののけ姫の都市伝説・裏設定

エボシの生い立ちの秘密

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スタジオジブリ公式サイトより:http://www.ghibli.jp/

タタラ場を取りまとめている女性「エボシ」。アシタカやサンと違い、彼女の生い立ちについて劇中で語られる事はない。

そんな彼女だが宮崎駿の残したメモにより、背後に隠された物語が存在していた。彼女は元は日本の出であったが、倭寇(海賊)の頭領の妻として売られてしまう。そんな彼女だったが、その有能さでその組織を支配する様になっていった。そして倭寇の頭領を倒し、中国の兵器とともに日本へ帰って来た…という設定が存在する。

そういった経験から、カリスマ性があり、侍が支配する世界からの脱却という先進的な思考、神をも恐れぬ現実主義的な側面が溢れる魅力ある女性というキャラクターとなっているのだろう。

映画のタイトルは直前で変更される可能性があった

映画の完成間際に宮崎駿は、映画のタイトル「もののけ姫」を別のタイトルへ変更しようとしていた。そのタイトルは「アシタカ聶記(アシタカセッキ)」。だが、もののけ姫というタイトルを気に入っていた当時のプロデューサー「鈴木敏夫」が彼の意見を無視し、もののけ姫としてテレビCMなどの広報活動を開始。

これを見て宮崎駿も、自身の意見を胸にしまう事にしたらしい。

もしプロデューサーが、宮崎駿の意見を無視しなければ、今日まで知られる「もののけ姫」という言葉そのものが存在しなかった…かもしれない。

エンディングで1人佇む「コダマ」が後のトトロ

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スタジオジブリ公式サイトより:http://www.ghibli.jp/

劇中において首を失ったシシ神は、森のありとあらゆる命を吸い上げてしまう。その中で、森に住んでいた無数のコダマ達も樹から落ちて消えて行ってしまう。アシタカとサンの活躍によりシシ神に吸われた命は戻り、荒廃した森は再生される。

そして1人のコダマが森で佇む描写を経て、もののけ姫という映画は終わりを迎える事になる。この最後に登場した1人のコダマが、後にトトロになった…というもの。

トトロの年齢が1302歳であり、もののけ姫劇中が今から500年〜700年程度前に中世日本である事を踏まえれば、時系列的にはつじつまはあう…。

根拠として言われるのが、コダマとトトロに共通する3つのポイントである。

・両者とも「森」に住む存在である事。

・コダマと小トトロが「白い」姿をしている事。

・不思議な生命体である事。

さらに決定的な根拠として、宮崎駿監督があるインタビューで語った以下の発言がある。

「チビで1匹でいいから、コダマがノコノコ歩いてるやつ、最後にいれてくれって。それがトトロに変化したって(笑)。耳が生えてたっていうの、どうですかね。そうすると首尾一貫するんだけど」

と語った事から、コダマ→小トトロ(白いやつ)→トトロへの進化は非常に説得力のある都市伝説になっている。

 

サンの母親は、実はタタラ場のエボシだった

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スタジオジブリ公式サイトより:http://www.ghibli.jp/

劇中に登場する山犬に育てられた少女「サン」。彼女の母親が、実はタタラ場を纏める女性「エボシ」の娘だった…。

劇中において山犬達はエボシに対しては攻撃的だが、人自体に対してはそこまでの恨みを感じさせていない。この事から、山犬達は森を切り開くという私利私欲のため、自分の娘を生け贄として差し出した「エボシ」に対し、母として強い怒りの感情を持ち、「モロ」は首だけになってもエボシに襲いかかった動機だったのでは?というもの。

エボシは盗賊の頭領の妻であり夫の命を奪う事でその座に着いた過去がある。命を奪う程に憎い相手の子がエボシにいたとしたら…山に捨ててしまう事もありえなくはない。

この話を見た後にサンとエボシの性格を見ると、サンは自分の目標に対して迷いがなく責め立てようとする一貫している姿勢、エボシの目標のためなら冷徹な判断を下せる姿勢が非常に良く似た2人まるで母娘に見えてこないだろうか?

サンがエボシの娘かの真偽はおいて、実際に自然に対して生け贄の風習が存在した事を踏まえれば、サンが生け贄として捧げられた少女である事は現実的で、この作品において、自分かわいさに他者を平気でないがしろにする「人の業」についても深く考えさせられる話でもある。

遠い未来の物語「千と千尋の神隠し」で登場する主人公「千尋」はサンの子孫だった

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スタジオジブリ公式サイトより:http://www.ghibli.jp/

別のジブリ映画「千と千尋の神隠し」に登場する主人公の少女「千尋」(画像右)。彼女だが本作「もののけ姫」に登場した山犬に育てられた少女「サン」の遠い子孫である…という説がある。

この噂の根拠として、千尋のフルネームは「荻野千尋」というが、湯婆婆との契約の際に彼女は自分の名前を間違えて書いている。その間違いとは「荻」の字の「火の部分を犬と書いている事。この事から、山犬に育てられた少女「サン」との繋がりを、宮崎駿は隠しメッセージとして伏線を張ったのではないか?というもの。

この噂が事実であれば、サンのセリフ「人間臭い」と千尋が言われたセリフ「人くさい」が上手く対比されたセリフで何とも面白い物がある。

カヤはアシタカの関係

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スタジオジブリ公式サイトより:http://www.ghibli.jp/

物語冒頭、アシタカを「兄様」と呼び慕っている1人の少女「カヤ」が登場する。彼女は村のしきたりによって、追われるアシタカに「玉の小刀」を手渡す。アシタカを兄様と呼んでいる事から、彼女はアシタカの妹の様に思われるが実は違う。あくまで村の年長者に対しての呼び名であり、彼女とアシタカは兄妹の関係ではない。

さらに、しきたりを破りわざわざ村から出るアシタカに会いに来た事と、昔の風習を考えて2人は許嫁の関係だったのでは?という噂。

この噂の真偽は不明であるが、彼女がアシタカを大切に思っていた事は劇中を見れば明らかである。そんな強い思いを込めて送った「玉の小刀」だが、アシタカは劇中でそれをサンへプレゼントしてしまっている。

現代で言う所の元彼女からのプレゼントを別の女性にプレゼントするという悪魔の所業である。

当然、カヤの声優である「石田ゆり子」さんも、監督に「ひどいです!」と抗議を行ったが、宮崎駿は「男なんてそんなもんだ」と一蹴されたとか…。ちなにみ、サンの声優も「石田ゆり子」さんが務めるので、メタ的な話しで言えば、アシタカはサンとカヤ同一人物に小刀の渡し代えただけ…とも言えたりする。

劇中でエボシはモロに◯される予定だった

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スタジオジブリ公式サイトより:http://www.ghibli.jp/

本来であれば、物語終盤において首だけになったモロに噛み付かれエボシは亡くなる予定で制作は進められていた。しかし。宮崎駿の強い意向によりその結末は変更され、エボシは片腕になりながらも、生き残る事となったのだった。

男女で差をつける事なく、病人を分け隔てなく接する彼女に、監督は強い感情移入を覚えたとも言われている。

この結果が、自然と一緒に生活していた動物達の住処を一歩的に奪って行くエボシ達「悪役」とも言える存在が結果生き残り、今後も動物達の住処である「森」を切り開く事になってしまう…という何とも考えさせられる結末が生まれている。

 

意外にサンは文明的な女の子だった

スタジオジブリ公式サイトより:http://www.ghibli.jp/

物語途中、タタラ場に侵入してきたサンをアシタカが庇い彼女を連れてタタラ場から出ていく場面で、アシタカはタタラ場の住民に背後から腹部を銃でうたれてしまう。その後、アシタカは意識を失い、次に目を覚ますと隣にサンが寝ているというシーンがある。

この時、背後からうたれたアシタカの服には大穴が空いているはずであるが、この目覚めたシーン以降よくよく見ていると、穴が空いた場所は綺麗に塞がっているのである。

これは描き忘れとかではなく、この時以降のアシタカの服がアップになる際には、きちんと「縫い付けられた後」が確認できるようになっている。当然縫いつけた人物はサン」以外に存在しない。

この事から、サンは幼い時に山に捨てられモロに育てられた野性味溢れる少女だったが、意外にも「布の縫い合わせ」という人間の技術をきちんと習得している文明少女だった一面が隠されているのである。

ちなみにアシタカの腹部部分以外に、エボシによって切られた帽子の耳当て部分もサンによって補修されている。

タタラ場に子供がいない理由

スタジオジブリ公式サイトより:http://www.ghibli.jp/

ジブリ作品において必ずといっていいほど描かれている子供達の絵。このもののけ姫という作品において重要な村である「タタラ場」において、例外なく子供が登場しないのだ。劇中において、働き盛りの女性達や男達、さらには夫婦までもが登場し、子供達がいてもおかしくはないが、なぜか子供は登場してこない。

映画パンフレットにおいて語られた理由として「単純に描く暇がないほど忙しかった」という事が書かれているが、実はその裏には別の事情があったのではないかと噂される。

1:子供のいないエボシに気を使っている

2:いきすぎた女尊男卑を皮肉っている

3:森の開拓が忙しく子供を育てる余力がないから

などがネット上では語られているが、果たして子供のいない理由は…。

サンの育ての親犬「モロ」と猪の王「オッコトヌシ」は恋仲だった!?

スタジオジブリ公式サイトより:http://www.ghibli.jp/

美和明宏が声優を務めたモロ。初めは普通に声を当てていただけだったが、そのアテレコを聞いていた宮崎駿は演技に納得がいかず、美輪明宏に「モロとオッコトヌシは、いい関係だった」という設定を伝え、美和明宏はその話を聞いてビックリしたというエピソードがある。

「ついに言葉もわからなくなったか」

劇中終盤、ついに祟り神になってしまったオッコトヌシに出会ったモロの台詞に「少しの憐れみや哀しみ」が混じっているのは、この設定を宮崎駿から聞いた美和明宏の名演技からくるものだったのである。

 

終わりに

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以上がジブリアニメーション映画「もののけ姫」にまつわる都市伝説や裏設定でした。数々の映画史の残る記録や記憶を残してくれた作品だからこそ、それにまつわる都市伝説もまた多く存在していた。

この噂を知った後に、もう一度「もののけ姫」を見てみると、今まで違った人物や異なる理解が生まれ新鮮な気持ちで物語を再度楽しませてくれる事だと思う。

そんな都市伝説や裏設定であった。

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