八尺様、バイオハザード8、P.T.、サイレントヒル、様々なゲームからアイデアがインスパイアされた様なホラーゲーム「Granny's Silent Playhouse Residence」。今回はそんなホラーゲームのダウンロード方法から簡単なあらすじを解説。
ダウンロード方法
本作はスマホ用ゲームとなっており、下記リンク先より無料ダウンロードが可能。
ゲームの特徴
様々なホラーゲームの雰囲気を融合した様なゲーム
ゲーム中で登場する怪異は、大きな白い帽子と白いドレスを着た女性が登場する。その風貌は日本都市伝説に登場する「八尺様」や、ホラーゲームのバイオハザード8に登場する敵クリーチャー「ドミトレスク」を彷彿とさせる。
さらにゲームを進めていくと、まるで異形の空間に迷い込んだかの様な演出を体験する。それはまさにホラーゲームサイレントヒルの「裏世界」の様である。
ループする舞台
このゲームは家の中を進んでいき、一定の場所に到着するとイベントが発生し、スタート位置からリスタートする様な作風になっている。ループホラーで有名な作品「P.T.」からインスパイアされたであろう作風も特徴的。
物語のあらすじ
見知らぬ部屋
見知らぬ部屋で目覚めた主人公は、家具も何も無い無機質な部屋から出る。そこはありふれた家の中の様だったが、そこには不気味な存在がコチラを窺っていた。
奥へと進み扉を開けると、そこには大きな白い帽子を被った巨大な女性が何かを食しており、コチラの存在に気がつくと…。
タクシーへ向かった先は夢で見た場所
巨大な女性に襲われたところで目が覚める。そう…、今までの体験は夢だった…。
主人公はタクシーの中で寝ていた様だった…。
そしてタクシーに乗って向かった先は、一軒の異様な雰囲気を放つ家だった。
固く閉ざされた家へと踏み入れた主人公だったが、そこで目にした光景は先ほど夢で見ていた光景その物だった…。夢で体験した様に、家の中を先へと進んでいく主人公だったが。
ループする世界と異形の空間
奥へと進んでいく主人公だったが、そこには異形の存在が闊歩していた。立ち向かう術を持たない彼は、襲いかかる存在から逃げ続けるものの最後には必ず白い帽子を被った女性に襲われてしまう。
そして、それがループする。
終わりに
海外ゲームにありがちな直接的にクリーチャーが襲いかかってくる恐怖と、日本作品でよくある雰囲気やBGMで恐怖を感じさせる演出とが上手くバランスが取られていて面白いゲームであった。
プレイ時間も20分程度で終わる手軽なボリュームにもなってるので、サクッとホラーゲームを楽しみたい人向けにおすすめ。短いボリュームの中でも、その不可解な雰囲気を放っている家や、主人公が持っていた写真の存在など、作品の裏に何かの物語がまだありそうな考察出来そうな物語も特徴的だった。