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【10選】世界の怖い風習、故人との生活、亡き夫の後を追う風習etc.

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世界に存在した怖い風習。3万年ともいわれる人類の歴史、様々な価値観による宗教、これらは今では考えられない怖い風習が生まれては、その時代の価値観とは合わず消えていった。

今回はそんなかつては世界中で行われていた怖い風習を10個ほど厳選しご紹介。

長年培われ体に叩き込まれてきた風習は決して消える事はない…現代の価値観に合わず廃れる運命でも、一部の地域では今なお…。

 

 

怖い風習:幼い時から足に布を巻く「纏足」

行われていた主な世界の国・地域「中国」

1890年頃、アメリカ、シカゴ、Chicago Photo Co.で撮影された纏足をした中国人移民の女性と娘の写真。

女性の幼児期の足に布をきつく巻き年齢による足の成長を意図的に阻害する中国の昔にあった風習。

これは昔の中国では女性の足は小さい方が美しいと考えられており、小さい足に美しく装飾を施された靴を履く事での美しさや歩き方がよいとされていたためである。

とはいえ、布を巻きつけるだけでは足の成長を抑える事はできず、巻いた布に添う様な形で歪に成長してしまい歩行困難になるなどの弊害も存在し、現代では見なくなった風習でもある。

怖い風習:布教にきた宣教師を食べる「食人」

行われていた主な世界の国・地域「ポリネシア」

映画や小説、漫画などの創作物でしか耳にしない、または極度の飢餓などの仕方がない状況でしか行われない「人食い」という行為。

ポリネシア文明圏では18世紀頃まで、この風習が実際に行われており、布教のために訪れた宣教師を〇しては食べていた。ちなみに当時の記録によると「白人の〇〇は煮ても焼いても、ポリネシア人より不味い」らしい。

この風習は、19世紀に欧米の植民地になった際に法で禁止され無くなっているはずだが…。

以前お伝えした「食人族に食べられた!?」人食い族の住むポリネシア地域で旅行者が失踪→黒焦げの人骨が発見されるの続報が入ってきました。ドイツ人観光客ステファン・ラミンさんを食べた容疑がかけられている。

黒焦げということは、まさしく焼いて…。

怖い風習:赤い封筒を拾った者は…「冥婚」

行われていた主な世界の国・地域「台湾」

中国・台湾をはじめ東アジアから東南アジアなどで見られる風習で、生きている人が未婚で亡くなった人と婚姻するというもの。

亡くなった未婚の人の写真や髪を入れた封筒を地面に置き親族は物陰に隠れ様子を伺う、近くを通った人が拾うと物陰に隠れた親族が現れ婚姻を迫ってくる…との流れとの事。

写真や髪が入った封筒は赤い色をしており「紅包」とも言われる。お年玉やご祝儀でも使う縁起物として扱われているが、この冥婚の影響か台湾では子供に道で見かける紅包は拾うな、と教育しているとか。

同僚が拾っちゃって大騒ぎになったことがあります! 彼は「透かしてみたら髪の毛が入ってた。毛には触れてないから大丈夫」と3秒ルール的なものを適用していました。
実物を見たことがなかったので貴重なお写真ありがとうございます。気をつけます…

台湾では道に落ちている封筒を拾ってはいけない
台湾には冥婚という風習があり、未婚のまま◯んだ女性をかわいそうに思う家族が女性の髪の毛や写真を入れて道に落とす
それを拾った男性と無理やり結婚させるのだ

アジア旅行で赤い封筒を見つけても、決して拾ってはいけない。

 

 

怖い風習:自然のおもむくままに「鳥葬」

行われていた主な世界の国・地域「チベット仏教」

亡くなった人への葬儀方法の一つ。アメリカでは土に埋める土葬、日本では火葬という方法で葬儀を行うが、ことチベット仏教においては鳥に亡くなった人を食べさせるという葬儀の風習が存在する。

宗教観の違いにより日本人には受け入れがたい風習ではあるが、現地の人にとってはとても神聖な風習でもある。

怖い風習:強さの象徴「ワニのウロコ」

行われていた主な世界の国・地域「パプアニューギニア」

パプアニューギニアの「セピック族」の独特な風習・文化。男の成人の儀式で、身体の一部にワニのようなウロコの模様を描く風習。

刺青もタトゥーもあんまり興味ないけどスカリフィケーションはすごくいいなと思う。

特にセピック族のワニ背中。 

一般的にイメージされるタトゥーではなく、皮膚をウロコ状に切り取り特殊な液体で傷口を膨らませるようにしていく様に模様を描いていく。傷口に特殊な液体を染み込ませることから想像以上に痛い儀式で、日本人目線では怖い風習でもある。
気になる方は「パプアニューギニア ワニのウロコ」で検索!

怖い風習:バンジージャンプの原点「ナゴール」

行われていた主な世界の国・地域「バヌアツ共和国」

バヌアツ共和国の「ナゴール」と呼ばれる儀式または風習で、こちらも「パプアニューギニアのワニのウロコ」同様、男の成人への儀式。

ニューヘブリディーズ諸島ペンテコスト島で伝統的に行われる成人儀式。高さ20、30メートルの木製やぐら、足にツタをくくりつけて飛び降りる。

高さ20m~30mの木で作られたやぐら台のてっぺんから、足に植物のツルを結び付けた状態で地面に向かってジャンプする風習で、一般的なバンジージャンプと様式はほぼ同じではある。またバンジージャンプの原点になったともいわれている。

しかし、一般的なバンジージャンプの様に伸縮性のあるゴム製のひもを使っておらず、植物のつるであるため落下の際の衝撃は全て足首にくる事、またつるの長さによっては地面にぶつかってしまう事のあるため、大変危険である命がけの怖い風習として存在している。

 

怖い風習:赤ちゃんを高い所から…

行われていた主な世界の国・地域「インド(一部地域)」

インドの一部地域では、寺院の屋上などの高い場所から赤ちゃんを投げる風習がある。当然、落下地点には布などを使って受け止める大人達はいるが、かなり危険で赤ちゃんにとっては怖い風習。

一応、赤ちゃんの健康と長寿、一族繁栄を願った風習ではあるらしい。しかし、この風習が行われている州(自治体)では、さすがに危険すぎるという事で禁止する方針を示したが、現在で行われなくなったかは不明だが2012年には…。

21世紀になっても驚くような奇妙な儀式や風習に溢れるインド。しかし、そのインドでもあまりにも危険だと法律でも禁止された驚きの儀式が現在も変わらずに続けられています。

引用元:https://yournewsonline.net/articles/20120416-baby-drop-ritual/

怖い風習:亡き夫に殉じる妻「サティー」

行われていた主な世界の国・地域「インド」

ヒンドゥー社会における風習。未亡人が夫の亡骸とともに焼身〇〇、亡き夫に殉じる事。

だいぶ昔の風習であるが、ヒンドゥー社会においては一般的でもあった。17世紀には、支配者層はこの風習に反対していたが、圧倒的に多かったヒンドゥー教徒に配慮し、完全には禁止せずにいた。その代わり、許可を申し出る事を義務化し希望者を説得し辞めさせようとするも、一部説得に応じない女性には許可を与えていた。

現在では、このような風習は残っていない様に思われるが…。

1987年9月4日、18歳のループ・カンワルは病死した夫の遺体と共に生きながら◯かれる。8ヵ月にも満たない結婚生活だった。この事件が起きたデオララ村は、俗にピンク・シティーと呼ばれる有名な観光地ジャイプル(ラージャスターン州州都)から車で90分の所にある。カンワルはその後女神として讃えられ、村は巡礼地となり、25~30万人もの人々が詰め掛けたと言われる。この村は寒村どころか、識字率も低くなく、カンワルは高卒の女性、夫は理工系大学を卒業、医師を志望していた。夫の父は修士課程を修了した公立高校教師だった。

引用元:https://blog.goo.ne.jp/mugi411/e/4e593fd59667487c4a239c38d8f9f716

風習とは怖く、高学歴で教養があったとしても逃れられないのかもしれない。

またインド神話には風習の名前同様「サティー」にまつわる物語が存在し。

インド神話の女性。ダクシャの娘で、シヴァの最初の妻となったが、ダクシャはシヴァを結婚相手と認めず、2人の間には確執があった。やがて彼女はシヴァの名誉の為に焼身自◯したが、のちにパールヴァティ(ウマー)として生まれ変わり、再び結ばれたという。

この神話に登場したサティーと同様の行いをする事で、亡くなり生まれ変わる夫と再度結ばれるために行っていた風習なのだろう。

怖い風習:離婚の決着は実戦で決着

行われていた主な世界の国・地域「ヨーロッパ」

現代では恋愛による結婚、夫婦の協議によって離婚する。中世において家と家の繋がりから恋愛とは無縁で、いわゆる政治的な結婚が多かった。恋愛での結婚でも離婚が多いのに何も感じない夫または妻との結婚生活は長く続かなく離婚する家の多かった。

現代であれば話し合いによる離婚になるが、この時代では話し合いではなく男女によるガチの戦いにより決着を見ていた。まず男性は腰ぐらいまでの高さのある穴に入って木の棒を持ち、女性は石が詰まった袋を持って穴の外から戦いあった。いわゆる男性側がモグラ役のモグラ叩きの様な戦い方だ。

一応、この戦いの記録は残っているらしいが、どう決着したかまでは記録されておらず謎に包まれている。

武器を使った離婚騒動、なんとも怖い風習である。

怖い風習:故人との生活

行われていた主な世界の国・地域「インドネシア」

インドネシア中部スラウェシ島に住むトラジャ族で伝わる風習の余波になる。このトラジャ族では、葬儀に村人総出でお祭りの様に盛大に行うという風習があり、これには巨額な費用が掛かかる上、費用は亡くなった人の家族負担でもある。

ゆえに費用が捻出できなければ葬儀が出来る様になるまで、亡くなった家族と同居しなくてはならない。風習というより風習の余波に近いが。

⚠️検索は自己責任で
所変われば風習も変わる。
インドネシア、スラウェシ島のトラジャ族は◯者を防腐処理して服を着せて生前と同じに扱うのだという。

私も最愛の母を亡くしているが、日本人の私は◯後の母をそのように扱うのは全く考えられない。が、そういう風習の土地もあるということだ。

実際にイギリスのBBC記者は、10年以上前に亡くなった父親と生活する女性を取材している。記者は女性宅を訪れると、なんともにこやかに迎え入れてくれ、食卓に座る亡くなった父親を紹介してくれたらしい。

かつては特殊なハーブを亡くなった人に擦り付ける事で腐敗を遅らせ半ばミイラさせていたが、現在ではホルマリンを使用しているとの事。

 

終わり

以上が世界に存在した怖い風習10選でした。

今回は意図的に日本の存在は省いてあります。日本の風習について気になる方はコチラの記事も。