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日本の最恐心霊スポット『6選』その体験談も合わせて紹介

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日本最恐心霊スポット厳選集

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日本各地に噂されている有名な心霊スポット。その中でもヤバいと思われる最恐心霊スポットを、独断で6ヶ所厳選して紹介。あくまで見て読むのみで、ふざけ半分で行く事は決しておすすめしない。

 

旧犬鳴トンネル(福岡県犬鳴峠)

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旧犬鳴トンネル

1947年に開通、1975年に新犬鳴トンネルが開通まで使用されていたトンネル。旧名称は「久原越え」。「犬鳴」の由来は、犬が険しい峠を越えれず悲しそうに鳴いていた事、ある猟師が鳴いて五月蝿い飼い犬を銃で撃ち、その後大蛇が現れた事で危険を教えてくれたと悟った猟師が出家し、坊さんになった事などが由来とされている。

都市伝説

旧犬鳴トンネルを抜けると、日本政府の力が及ばない「犬鳴村」が存在しており、間違えて立ち入った人間は2度とコチラ側に戻ってこれない。

江戸時代に周囲から迫害された人達が集まり村を形成。現在までそのコミュニティは存続しており、村の入り口には「日本国憲法及ばず」の看板が設置されている。

携帯各社はこの付近に電波局の設置をなぜかしておらず、電波が届かない。など

体験談

「女性の瞳」

4人の友人達は肝試しとして旧犬鳴トンネルを訪れていた。トンネルの入り口は、車が通れない様にブロックが積み重なっていたが、上部は人が通るには十分なスペースがあった。その場所を通り4人はトンネルの内部に侵入、ビビりながらも奥へと進んで行ったが、入り口から数10mが経過した時、友人の1人が突然入り口へ走り始めた。

残りの3人もそれに釣られる様に「おい!」「何だよ急に!?」と言いながら急いでブロック塀をよじ上り外に出た。一番最後に出た仲間が後ろを振り返ると、隙間から覗く女と目が合ったのだった… 

この体験談を裏付ける様な出来事が、映画「犬鳴村」のエンドロールの犬鳴トンネルを映したシーンで映り込む。詳しくは別記事「映画に映り込んだ心霊映像」にて紹介。

所感

日本で最も有名な心霊スポット。映画やゲームなど、様々なメディアでモチーフとされている。トンネルを抜けると日本の統治が及ばない村に辿り付くは嘘で、通り抜けると単純に反対側の旧犬鳴トンネルから出て来るだけ。かつては車のみの通行禁止だったが、現在では崩落の危険性から人も通行禁止になっている。

youtuberが旧犬鳴トンネルの入り口に置いてあるブロック塀をスプレーで塗りつぶし、少し炎上した事がある。

三段壁(和歌山県南紀白浜) 

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三段壁

1950年、許されざる結婚と病気により苦しむカップルが、来世でも一緒になれる事を願いながら岩に口紅で書いた遺書を残し、崖から身をなげたとされている。後にカップルの友人が口紅で残された遺書が消えない様に岩に刻んだ「口紅の碑」がある。

所感

現在では、そのカップルの境遇からパワースポットとしてデート場所の一つにもなっているが、以前は毎年10人以上が同じ崖から身を投げる事が問題になっていた。気の弱っている人間が近づいてはいけないのかもしれない。

 

大山貝塚(沖縄県宜野湾市) 

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大山貝塚

昔はユタ(沖縄の霊媒師)の修行場であり聖域だった場所。大山貝塚に近辺には洞窟もあり、戦時中は防空壕としても機能していた。

体験談

「いたずら」

沖縄の文化や風習に興味があった学生達は沖縄に旅行に訪れる。各地を回る途中で「大山貝塚」に寄り、かつてはユタの修行の地である事から、好奇心に押され社の中へと入って行く。

しかし、途中で学生に1人が「おい!やめろ!」と言い出す。「どうした?」と声を掛けると、「息を吹きかけないでくれ」と返答する。しかし学生達はそんな事をした覚えなどなく、しばらく沈黙が場を支配した。言葉を発する事なく一斉に早足で外へ向かい、軽い好奇心で訪れた事を社に謝り、その場を後にしたのだった。

所感

沖縄は戦時中の地上戦が行われた唯一の場所のため、何かとこの手の話がある場所は多い。著者も高校生時代に修学旅行で訪れ、防空壕の中に入った際には、中でふざけて外に出た時に、友人の背中に煤で付けた様な手の跡が付いて恐怖した覚えがある。

常紋トンネル(JR北海道石北本線)

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常紋トンネル(画像はイメージです)

北海道石北本線生田原駅と金華信号場の間にある鉄道トンネル。1914年、人権など有って無い様な時代に「タコ部屋」で働かされる過酷な労働環境で開通された鉄道トンネル。当時、真実は不明だったが「タコ部屋で作られた」「使えなくなった労働者が埋められている」などの噂は周辺で嘆かれていた。1970年に地震の影響で破損した壁の改修工事の際に、壁の中から人骨が見つかった事により噂が事実であった事が判明している。

体験談

「血だらけの男」

当時機関車の運転手は、常紋トンネルを通過しようとした際「血だらけの男」が線路上に居たため急停車させる。運転席から降り当たりを探すも、人は居らず不審に思いながらも再度機関車を発進させる。

しかし、しばらくすると同じ男がまた路線に立っていた。再度停車させて確認するが居なくなっており、後続の機関車が迫った事から再度発進してトンネルを抜けたのだった。

所感

鉄道トンネルのため一般人が近寄れる場所ではないが、鉄道関係者間では良く心霊体験が噂されるスポット。1959年に「歓和地地蔵」という慰霊のための蔵が建てられた。トンネル内のため立ち入れる事はできないが、電車で通り際には見かける事ができるらしい。毎年6月には供養祭が開かれている。

 

雫石・慰霊の森(岩手県雫石町)

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慰霊の森(画像はイメージです)

1971年7月30日に起こった全日本空輸(ANA)の旅客機と自衛隊機が衝突した飛行機事故。その旅客機の墜落現場であり現在は慰霊地。この事故により、乗員乗客162名全員が亡くなる。14年後の1985年日本航空123便墜落事故まで国内で起こった最大の航空事故であった。

体験談

「手の跡」

肝試しに訪れた若者達が車で慰霊の森に訪れた後の帰り道、何もなかった事への安堵や期待外れな残念な気持ちとが混ざり合う中で、急に車が停止してしまう。

再度エンジンを掛けた瞬間に、車の窓を叩く音がする。びっくりし恐怖した若者達は急いで山のふもとまで車を走らせる。無事にふもとへ戻ったが、車の窓には手形がべったりと付いていた。

「警告」

女性が友人と車で肝試しに訪れたが、慰霊の森に近づくと急に車が止まってしまった。急いでエンジンを掛けようとするも掛かる事なく、車のスピーカーから「帰れ!来るな!来るな!来るな!」と叫び声が聞こえて来た。

女性は怖くなり、帰る気持ちが強くなると同時に車のエンジンが掛かり、無事ふもとま戻る事が出来たのだった。

「5人目」

ある4人組のグループは肝試しに慰霊も森を訪れていた。車を途中で止め、歩いて山中を上って行くのだが、途中である男性に声を掛けられる。「慰霊の森ってあっちですか?」…1人の男性に不審に思いながらも友人は「そうですよ」と答え、男性は指し示した方向へ歩いていったのだった。

その帰り道、4人組は車で帰路につくが運転手は道中かなり遅いスピードで走っていた。3人は「遅くね?」「早くしろ!」と文句を言うが、運転手はその文句に返答する事は無かった。

コンビニの駐車場で一時休憩しようと車を止め車から降りて行くが、4人組の1人は視界の端に4人分の人影が車から降りて来る所を見かけてしまう。

自分を含めて5人が車に乗っていた事実に気がつき、心臓の音が高鳴ると同時に振り返る。改めて友人を視界に入れるのが、そこに映る光景は慰霊の森に来た友人3人の姿だった。

そんな中で顔を青ざめた友人の運転手は「道中に崖の方にハンドルを切られていて、落ちない様にするのに必死だった」とみんなに告げるのだった…

所感

日本の中では最も有名な心霊スポットの一つ。そのため残念ながら、遊び感覚で訪れる人が少なからず存在している。この場所は実際にあった航空事故の慰霊場所になるため、気軽行くべきでは場所である事はここで述べておく。

青木ヶ原樹海(山梨県富士河口湖町)

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青木ヶ原樹海

自ら命を断つ場所で有名な場所。日本人で知らない人はいないと言える場所でもある。

方位磁石が狂うため、特別な方法(入り口から紐を引いておく)でないと森の中で迷い出れなくなる。などの噂も絶えない。実際には、方位磁石が少しズレる事はあるらしいが、全く使用出来なくなる程ではない。

心霊映像

【映り込み:1分40秒】

オレンジ色のジェケットを着る男性が、後続の捜索隊に声を掛ける場面、画面左の木から大きな人影の様なモノが映り込む。木から覗く布に目が行きがちだが、その布の上を見ると頭の様なモノも確認できる。

 

終わりに

以上、独断で選んだ日本の最恐心霊スポット特集でした。ふざけ半分で肝試しに行く事は決しておすすめしないし、もし身に奇妙な出来事が起こっても自己責任で…