海外デザイナーが作り出した怪異「サイレンヘッド」をモチーフとした短編フリーホラーゲーム「サイレンヘッドストランデッド」。そのゲームの特徴やあらすじを紹介。
海外製のゲームのため英語表記ではあるが、簡単な英語で次に行う手順が画面に表示されたり、迷っていると次の行き先をマークで示してくれる親切設計になっている。そのため英語が苦手な人でも、比較的簡単に遊べる作品。
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サイレンヘッドとは
2018年、カナダのホラーアーティストがデザインした「巨大で細身、顔がスピーカー」のモンスター。
その特徴から、顔の部分のスピーカーから様々な音を発し、人を惑わす。柱状の物に擬態する能力ももっており、気づかない合間に人の生活にとけ込んでいる。
Twitterで一時期話題になって後、ファンにより色々なタイプのゲームが制作され、YouTubeで実況される様になっていった。
物語のあらすじ
田舎道で立ち往生した所から物語は始まる
主人公は、車が田舎道でガス欠してしまい立ち往生してしまう。近くにあるガソリンスタンドで燃料を入手するため、車を降りて森の中を進む事にした。
道具の不足
ガソリンスタンドで燃料を手に入れるためには、様々な道具が不足していた。森の中に点在する建物から道具を得ながらガソリンスタンドでの燃料入手を目指して行く。
迫るサイレンヘッド
ある建物に着いた主人公は、森の中に鳴り響くサイレンの音を耳にする。不穏な雰囲気の中で、道具を入手していく主人公だが、その背後にはサイレンヘッドの影が迫って来るのだった…
絶対絶命と幸運
街灯に擬態しながら迫るサイレンヘッドから逃げつつ、無事に燃料を入手する事に成功。サイレンヘッドも主人公に激しく迫って来る。
必死に逃げる主人公だったが、途中で石に躓き転んでしまう。絶体絶命の危機だったが、幸運な事にサイレンヘッドは電線に絡まり感電し絶命するのだった…
クリックで表示:【ネタバレあり】物語の結末
自分を脅かす存在がいなくなり、安心して車に戻った主人公は、そのまま車で田舎道を走り出す。
しばらく道を進めると絶命したはずのサイレンヘッドが目の前に現れる…
主人公は逃げ道を探すべく、周囲を見回す。
すると森の中から次々とサイレンヘッド達が近づいて来ていた…
主人公は、サイレンヘッド達の隙間を縫う様になんとか車を走らせて行くのだった…
終わりに
グラフィック、演出ともにクオリティの高いゲームだった。
今作では、サイレンヘッドの特異能力「擬態」を使い、プレイヤーに迫って来る。この能力は設定上存在していたが、他のサイレンヘッドのフリーゲームでは中々登場していない。そういう点でも、サイレンヘッドの基本的な知識を楽しめるゲームになっている。
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