【フリーホラーゲーム】
海外の電車内で怪奇現象を体感していくホラーゲーム「TRAIN113」。日本には馴染みのない電車内部ではあるが、その再現クオリティはかなり高い。
ホラー演出も「ザ・海外」とも言える演出が多く、さも海外ホラー映画を実体験している感覚に落ち入るのも魅力。そんなホラーゲームのあらすじを紹介。
詳しいホラー演出のネタバレは控えているため、気になる人はプレイしてみてほしい。
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物語のあらすじ
1人の男性が電車内で目覚める所から物語は始まる
1人の男性が目覚めると、そこはありふれた電車の中だった。自分以外に乗客のいない無人の電車。果たして、何か目的でここに招かれてしまったのだろうか…
とは言う物の、物語性は特にない。あくまで電車内で遭遇する恐怖の演出をメインに体感する事を楽しむゲームになっている。
車両を進む毎に遭遇していく怪奇現象
急に電気が消える車内、何かにぶつかった様な大きな音、車両を進む度に見舞われる怪奇現象がプレイヤーに襲いかかる。
閉まっている車両と車両を繋ぐ連結部分、電車内を行き来したりする事で扉が開放、先へ進んでいく形でゲームを進めて行く。
遭遇する何者か…
物語も佳境に進むと、この不可思議な現象の原因と思われる「何者か」に遭遇していく。天井を這う存在、線路に見える乳母車に手を添える血まみれの存在、その姿から母親とその子供かと思われるのだが…
何かの儀式と…
ある車両に辿り着くと、車内中央に逆さ十字をモチーフとした儀式場の様な物を発見してしまう。そして電車の壁に記された文字「彼女は暗闇を望んでいる…」。閉じ込められた車内で出来る事は、この文字に従う事のみ…電車内の電気を落とすとそこは…
⚠ネタバレを含んだ内容になっております。未プレイの方は注意して下さい
物語の結末
電車の電気を落とした事で、車内の様子は様変わりしてしまう。多くの鎖が天井から垂れ下がっている空間。そんな異様な雰囲気の中をプレイヤーは進んで行くのだが…
クリックで表示：【ネタバレあり】物語の結末
鎖の中の一本に鍵が着いていた。鍵の掛かった扉を開けるため、それを取ろうとすると…
車内は燃え上がり炎で包まれる。
そしてその炎の中から、黒い髪の女性と思われる人物が襲いかかって来る。
捕まる寸前に気を失ってしまった主人公。
目が覚めると、魔法陣の描かれた場所の上で吊るされていた。
あたりを見回すと…
何かが主人公の目の前に迫って来るのだった…
この炎の中から出て来る女性への対応は2パターン存在している。1つは、女性に捕まるパターン。2つ目は、女性から逃げて車内の明かりを点灯させる事。どちらも結末は同じではあるが、少しだけそこへの過程が変化する。
終わりに
全体としてプレイ時間は30分程度の短編ホラー作品であった。その30分の中に、様々な恐怖を感じさせる演出が盛り込まれており、かなり高いクオリティのホラーゲームになっていた。
映像自体のクオリティも高いため、その演出を100％遺憾なく発揮している点も評価が高い。
基本的には無料のフリーゲームになっているが、指定の金額を寄付する事も可能。作者のモチベーションを上げる貢献もできる様になっている。