仕事場に近く、家賃が安い、周りより家賃が低い理由には「何か」しらある。何も考えず安い物件に引っ越した事から、その対価を支払う事となってしまった…恐怖という名の対価を…。そんな事故物件に住んでしまった人の身に起こった出来事を描いたホラーゲーム「私の頭、どこ?」。
今回は、このゲームの特徴やプレイ方法、物語のあらすじを紹介。
遊び方
unityroomというフリーゲームを扱った投稿サイトにて、ダウンロードが不要なブラウザゲームとして楽しめる。
ページは下記リンクより。
ゲームの特徴と注意事項
無料のインディーズブラウザゲームという事もあり、操作性が少し独特な部分がある。ゲーム内の調べるコマンドの反応が鈍い所があり、角度を変えたりしないと上手くいかない時もあるのが少し難点。
とはいえ10分程度でクリアできるボリューム、そこまで悪くないグラフィック、マンションを題材としたゲーム、ブラウザで手頃に遊べる事から暇つぶしにはもってこいのゲーム内容となっている。
物語のあらすじ
プロローグ
実家から職場が遠い事もあり引っ越す事にした。会社から徒歩10分程の物件を探したが、家賃が高くなかなか見つからない。
ある日、不動産は良い所を紹介してくれた。2階と3階の家賃は高いが、4階の403号室のみ安くなっているとの事。
なぜ安いのか?
初めはオーナーが上層階に住むことが多いとの友人の言葉から、安い理由はそこかと思っていた。職場から近く、家賃も安い、安易な考えだった…もっと403号室のみ安い理由、もっとよく調べるべきだった…。
隣人への挨拶
主人公は、引っ越ししてきた初めにマンションの隣人への挨拶を行う事にした。402号室、404号室、下の階の303号室…これが恐怖の始まりだった…。
ゲーム開始直後には、指定されたタスクがある。そのタスクをクリアし、マンションの玄関から出る(仕事に行く)と翌日に進むという仕様。マウス操作で視点を動かせ、左クリックで調べる、WASDボタンで進行方向へ進むといった単純な操作性。
怪文書
昨日挨拶できなかった隣人への挨拶を済ませる主人公。気味の悪かった住人だったが、気にせず郵送物の確認にポストへと向かった。だが、403号室に入っていた郵送物は「頭のない◯体」と題された、かつて403号室に住んでいた住人が起こした事件の顛末が書かれていた。
3日目深夜2時
深夜に403号室のチャイムが鳴り響く。主人公は、ドアの外に出て確認するのだが、そこには誰もいなかった。
そして、恐怖の宴が始まってしまう…。
ここで怪文書に書かれていたであろう人物が襲い掛かってくる。マンション内に浮遊している5つの魂を回収する事で、ゲームクリアとなる。あくまで、マンションの廊下に魂が浮遊しているので、難易度自体はそこまで高くはない。
終わりに
ブラウザゲームでは比較的2Dドット絵の作風が多い中、本作の完全3Dは珍しい印象が残る作品だった。作者は「ポテト先生」、他にも「脱出ゲーム」を中心に投稿しているので脱出系が好きな人はプレイしてみてもいいかもしれない。