ゾンビ映画の定番あるある演出。そんなあるある演出を、集めてまとめ「あるある大事典」として特集。今やゾンビに留まらない定番フラグ、「あー、あるある」となる事受け合い。
ゾンビとは?
現在一般的にイメージされるゾンビは「歩く腐った◯体」が共通の認識になっていると思う。このイメージ自体は20世紀後半に「ジョージ・A・ロメロ」が制作した映画「ゾンビ」が起源となっている。
それまでのゾンビのイメージは、あくまで術者に使役される脇役にすぎず、中国のキョンシーに似た存在に過ぎなかった。「ロメロ」の映画公開後には、作品のメインキャストになり得る存在として、ゲームや映画で活躍していく様になり、それにしたがいゾンビのイメージが一新されていった。
数多あるゾンビ作品での共通点
・動きが遅い
・噛まれると自分のゾンビになってしまう。
・生前の記憶は存在しない
・頭部以外の攻撃に対しては、著しい耐久力を発揮する
・生前の習慣を行っている
作品によっては微妙に変更が加えられて来るが、おおむねこの様な設定が共通されている。新しい共通点として、人類の文明が発展するにしたがい「ウイルスによる感染」が追加されて行った。
若者には、映画で植え付けられたイメージより、ゲームからゾンビのステレオイメージを植え付けられた人が多いと思う。
ゾンビ映画あるある演出
いまやゾンビ映画に留まらないフラグ演出。そんな演出18選。
噛まれたら感染する事が周知されていても、なぜか半袖で行動する奴がいる。
肌の露出多すぎ問題。特に女性キャラに多い(お色気担当)。
噛まれた事をひた隠しにし、物語の転換期に都合よく発症しゾンビになる。
ここぞと言う時に限って発症し、つまみかかって来る。
ゾンビ蔓延の自体に国は軍隊っを派遣するが、なぜか市民は助けず独自行動を行う。
フル武装の部隊や基地が整備されていても、あっさりゾンビの侵入を許し壊滅する。
しかも部隊の隊員が、ふざけながらな見張りをしており、気がつくとゾンビに接近されフェンスを突破されてしまう。
なのに、主人公は素手で余裕で生き残る。
軍の完璧な装備で壊滅するが、なぜか主人公はハンドガンやナイフで状況を打開する。
ゾンビから逃げる最中に、フェンスを乗り越え様とすると、たいてい足を掴まれる奴がいる。
そして噛まれる。
仲間を見捨てて逃げる奴はたいてい噛まれる。
噛まれてしまった勇敢なキャラは、爆弾を持ちゾンビとともに自爆する。
仲間の窮地に身を犠牲に助けるキャラが1人はいる。
「こんな所にいられるか!」「少し外に出て来る」「俺はここを動かないからな!」という奴は9割方やられる。
いわゆる「◯亡フラグ」というもの。
ゾンビ騒動の原因の大半は、研究中のウイルスが漏洩して起きる。
ピンチの時に限って、車のエンジンが掛からない。
そしてガチピンチになると、エンジンが始動する。
しかも後部座席にゾンビが待機して、走り出すと襲って来る。
車が走り出すまでは待機。
目的地に着くと施設が壊滅している。
セリフと逆の事が起きる。
「ここまでくれば安全だ」→背後からゾンビ襲撃
「物音を立てなければ大丈夫だ」→なぜか絶妙なバランスで置かれた食器が床に落ちてゾンビに気づかれる。
嫌味な奴や裏切り者の末路は、ろくでもない終わり方をする。
たいていは、絶望的な状況に追い込まれて終わる。
エレベーターの扉が開くと、ゾンビの群れが侵入してくる。
家族がゾンビになっていても、柱や椅子に括り付けて一緒に生活している奴がいる。
ムードメーカーは生き残るか、おしゃれな最後を迎える
まとめ
ゾンビ映画に限らずパニック映画に多い演出だった。ド定番な演出を逆手に取り、視聴者の不意をつく展開に利用するなど、良くも悪くも映画を楽しませてくれる定番あるあるだったと思う。