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映画【青鬼Ver.2.0】レビュー・あらすじ・観賞後評価

 

【ネタバレ注意】レビュー・あらすじ・Ver.2.0の青鬼の正体考察

前作からバージョンアップした「青鬼」映画の第2弾

新たに増えた「青鬼」に果たして逃げ切れるのか…

青鬼 Ver.2.0

鑑賞後評価:★★★☆☆(2.9)

題名:青鬼Ver.2.0-アオオニ-

公開:2015年

時間:71分

あらすじ:あるカップルは「ジェイルハウス」で肝試しをしていた。怖がる女の子にかっこいい所を見せようとする男の子だったが、突如「何者」かに引きずれていなくなってしまう。パニックになる女の子の前に姿を現す「青鬼」…そして……

学校で美香は卓郎とたけしに「他学校のカップルが行方不明になった噂」を話題に出す。そしてその現場は「青鬼」が出ると噂のある「ジェイルハウス」だと告げる。卓郎は面白がり、美香とたけしの3人でジュエルハウスのライブ配信を行おうとするが……

⚠【ネタバレ】を含む内容になっているため、未視聴の方は注意して下さい。

紹介・あらすじ・ゲームとのオマージュシーン・青鬼の正体は?

前作から1年後に公開されたゲームが原作の「青鬼」映画の第2弾。ゲームのバージョンアップしていった背景に合わせ、映画タイトルも「Part2」や「2」ではなく「Ver.2.0」となっている。

よりゲームを意識した演出が多くなっており、前作では1種類だった「青鬼」も新形態とも言える怪物が追加されている。

予告動画

www.youtube.com

登場人物(キャスト)

・ひろし(中川大志)

ゲーム版「青鬼」の主人公と同名。蝶を追いかけて、ジェイルハウスに入ってしまい、その世界がしゅんの作ったゲームとリンクしていると気づく。

・卓郎(松島庄汰)

いじめっ子気質の男子高校生。ジェイルハウスの噂を面白がり、ネット配信する事を思いつく。ゲーム版「青鬼」の登場人物の1人。ゲームの設定では、どうあっても青鬼にやられてしまうのだが…

・たけし(勧修寺玲旺)

卓郎の友人。すごく臆病な性格の男子高校生。

・美香(久松郁美)

卓郎の友人。 

・杏奈(平祐奈)

劇中では委員長と呼ばれている。卓郎達にいじめられていた子に対して何もできなかった事を後悔しており、新たないじめのターゲット「しゅん」を気遣う。

しゅん(たもと清嵐)

卓郎達にいじめられている転校生。そのストレスの捌け口として、ゲーム「青鬼」を開発し、ネットで配信し大人気に。

ゲームのオマージュ要素

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・洗面台でドライバーを拾う(ゲームでは風呂場)

・ひろしが割れた皿を確認しに行く

・たけしがクローゼットに隠れている

・ひろし達が檻に閉じこもり、青鬼が檻を掴むシーンなど

物語の結末

クリックで表示:【ネタバレあり】物語の結末

青鬼にやられてしまった美香とたけし。ひろしは、自分達がしゅんの作ったゲームに閉じ込められた事に気付く。ゲームでは辿り着くと、バグで物語の最初に戻ってしまう「幻の4階」を現実の世界でも目指す事にした。

ひろしは道中に卓郎と協力し、危機を回避して行く。その過程で、自分のして来た事を後悔し、心を入れ替えた卓郎を信じ、ひろしは自分が「青鬼」の囮となる事を決意する。ひろしに後を託された卓郎は4階の「aの扉」に着いたが、そこで外から声が聞こえて来る。

現場に到着していたしゅんは「すべてのリセットはaではなくΩの扉だ」と卓郎に叫ぶ。卓郎はそれを信じたが、「Ωの扉」の前には「青鬼」が…覚悟を決めた卓郎は、「青鬼」に向かい走る。スライディングで「青鬼」の股下を通り、無事「Ωの扉」から脱出したのだった。

気がつくと、ジェイルハウスに入ろうとする時間まで、戻されていた。中での出来事を覚えている卓郎は、みんなの姿に安堵するのだった。

……たけしはその場に残り、卓郎の臆病さに不満を漏らしていた。すると、たけしの目の前に以前に虐めていた人物が現れる。その事に動揺するが、ふと見上げると、建物全体を覆う様な巨大な「青鬼」が大きく口を広げ迫って来るのだった…

今作の「青鬼」の正体は何だったのか?

劇中では、その正体についての言及はないが、いくつかの演出で示唆している。

【1】劇中で登場する「ある人物」

【2】しゅんの立場と「ある人物」の共通点

【3】エンディングで、改心していない人物の末路

これらにより、劇中「青鬼」は「ある人物」の復讐心が、しゅんの作ったゲームとシンクロし生み出しているのでは?と思われる。

 

観賞後評価

前作より登場人物の背景を少なくした事により、物語のテンポが良くなった。前作は「青鬼」の登場が収録70分に対して、30分以降だったが、今作は開始20分程で対峙している。今作のテーマは「バージョンアップ」になっており、無事に建物から脱出した後でも、今回の出来事を通して、心がバージョンアップしていないと助かっていない。

意味が分からなかった演出として、ひろしが追いかけた「新種の蝶」の事。脱出前後に意味有り気に空を舞うのだが、結局は意味不明のままで終わる。伏線の一つとして、頭に入れて見ていたのに、結局わからなかったのが残念だった。

それでも、前作より物語のテンポ・演出は面白くなぅていたため、観賞後評価は★(2.9)

前作「青鬼」