Googleアドセンス審査に申請しても「価値の低い広告枠:コンテンツの量が不十分なサイト(コンテンツ不足)」で落とされてしまう事が多い。
何回も申請しては不合格通知をもらい、果てはあきらめてしまう場合も多々ある。
今回はそんなアドセンス不合格理由「コンテンツ不足」への対処方法について、実際に合格した際に施策した4つの方法を一挙解説。
- Googleアドセンス審査不承認理由「コンテンツ不足」について
- 不承認理由コンテンツ不足の対策前に
- コンテンツの量が不十分なサイト(コンテンツ不足)対策の4つの方法
- これで情報量と質の圧縮によるブログの高品質化ができたはず
- それでも落ちてしまった場合、すぐに再申請しても大丈夫なのか?
Googleアドセンス審査不承認理由「コンテンツ不足」について
Googleアドセンス審査においてよく言われている事は、一つの記事で文字数1000文字以上が必要だという事。ただし、別のサイトでは「1000文字以下でも、記事内容が濃ければ問題ない」など、コンテンツ不足の対策についての対策は定まっていない。
これはGoogle側が審査基準を明確にしていないためであり、各々ユーザーが推測や経験談から対策を紹介しているにすぎない。アドセンス審査の対策では、これといったものがない以上、他者が審査に通った際の状況を参考に、自身で正解を探すしかない。
実際に私が審査承認された際の対策をまとめてみたので、自身のブログと比較してみて参考になれば幸いだ。
私が審査に不合格した理由は「価値の低い広告枠:コンテンツの量が不十分なサイト(コンテンツ不足)」で2度ほど落ちている。
この記事では審査に落ちる毎に対処した方法を4つの項目でまとめたので、自身のブログと比較し参考にしてほしい。
不承認理由コンテンツ不足の対策前に
どのような目線で対策を行うのか
有益な情報の質量を圧縮し、質の良い記事で構成させるブログにする。
まず初めにコンテンツ不足を解消するためにどのような目線で対策を行うのがとても重要となる。
漫然と対策してもあまり意味はない。
4つの方法を紹介するが、あくまですべての事に共通する目的は「有益な情報の質量の圧縮」を行う事にある。
自身のブログ記事の情報を先鋭化する事で、Googleアドセンスの審査時に「質の高いサイトである事」をアピールするということが必要。ただ何となく対策しても、アドセンスに合格する事はないのだ。
前提条件「プライパシーポリシー」の設置と禁止コンテンツや著作権問題をクリアしておく
プライバシーポリシーとは、ウェブサイトを運営するにあたって取得した読者の個人情報を運営者がどう扱うか明文化したもの。
ようはブログ運営にあたっての規範を宣言したものとなる。
Googleアドセンスでは、規約に違反している禁止コンテンツでの広告配信を許可していない。それに合わせて、著作権問題についてもクリアしておく。
そもそもアドセンス審査において、どんなに質が良くて読者に対し有益な情報を発信していたとしても、上記の2つに引っかかる場合ではアドセンス審査に合格する事は絶対にない。
改めて、自身のブログにプライバシーポリシーが設置されている事、Googleの規約に沿ったコンテンツが発信されている事を確認しておく。
それを踏まえた上でのコンテンツ不足対策は。
コンテンツの量が不十分なサイト(コンテンツ不足)対策の4つの方法
1つめの対策「すでに投稿した記事のリライト作業」
コンテンツ不足解消のため、記事をリライトし1記事当たりのボリュームを増やす。
「アドセンス審査コンテンツ不足について」の項目で記述した通り1000文字基準については曖昧ではあるが、その基準が様々なサイトで紹介されている事も事実。著者が実際に審査申請を行った際は、記事の9割が1000文字以上であったのも確か。
それでもコンテンツ不足で非承認が出てしまったため、記事自体のコンテンツをさらに充実させるため更なるボリュームアップとして1記事当たり1500文字前後を目安に増やす作業を行った。
同時に目次の追加や、h4・h3のタイトル(見出し)の設定を整理し、出来るだけ見やすい記事デザインにもリライト。
2つめの対策「1000文字以下の記事を「下書き」に戻す」
ボリューム不足で質の低い記事を下書きに戻し、ブログの構成記事から外してしまう。
一概には言えないが、1000文字以下に関しては記事の内容が薄くなりやすい。アドセンスでは、読者に対してプラスになる情報が求められる。
この読者のプラスになるかならないかは個人では判断しずらい面が有るため、一律での判断基準として1000文字のラインを引き、1000文字以下の記事でリライトでも充実しなさそうな内容のものを「下書き」または「削除」を行い、ブログを構成する記事から外し全体の情報量の圧縮をおこなう。
ここでの注意点は、必ず「下書き」「削除」を行った後は、Googleサーチコンソールにてインデックスの削除またアクセスの拒否設定をしておくこと。
そうしないと、Googleがブログへアクセスした時に404エラー(存在しないページエラー)が出てしまい、「存在しないコンテンツ」に該当し審査から弾かれる可能性が出て来てしまうためだ。
3つめの対策「日記調の記事を「下書き」へ戻す」
他人にとってどうでも良い記事をブログの構成記事から外す。
正直、ブログ運営者個人の今日あった出来事や所感などは他人にとって有益な情報とは言えない。個人の日記や所感の情報よりも、まだ書籍や映画などのレビュー情報の方が有益である。
そのため1000文字以上というボリュームのある記事であっても、日々の出来事をまとめた記事などについては一律で「下書き」または「削除」を行い、ブログ全体で発信している有益な情報量の圧縮を行う。
せっかく書いた記事のため、名残おしいとは思うが一時的に「下書き」に戻し、合格後再度上げる分には問題ないため、審査時期のみブログに表示させない様にした方が合格の確率は上がる。
この場合もGoogleサーチコンソールのインデックスの削除または拒否設定は忘れずに。
4つめの対策「カテゴリーを整理する」
カテゴリーを一覧で表示するページも審査対象のため、そのページを意識しつつカテゴリーを整理し構築し直す。
いろいろサイトを調べた結果、どうもカテゴリーの一覧を表示したブログページも審査対象だという記事を目にした。
自身のブログを確認してもらうとわかるのだが、トップページからサイドバー等に表示されているカテゴリーをクリックすると、カテゴリーの一覧のページが表示される。この時に表示されたページもコンテンツ審査対象だという事である。
そのカテゴリー欄のページに記事が1つしかなかった場合に「コンテンツ不足」と認定される可能性があるのだ。
そのため1つしか記事がないカテゴリーの記事を、1カテゴリーの記事数を最低3つは表示される様に整理・統合または記事の追加を行い、カテゴリーのページが表示された際に確認できるコンテンツ量を充実させる。
これで情報量と質の圧縮によるブログの高品質化ができたはず
上記の4つの対処方法を行う事で、ブログ全体の情報量と質の圧縮がされたと思う。
そうする事で、ブログの完成度が増しアドセンス審査に合格しやすくなるはずだ。
実際に著者がこの方法を取った事で、今まで進まなかった不合格理由に進展があった。詳しくはリンク先参照のためここでは割愛。
当ブログのアドセンス承認までの道のり
それでも落ちてしまった場合、すぐに再申請しても大丈夫なのか?
再申請には2週間空けた方がいいという話は守った方がいいのか?
実体験として不承認通知が来ても当日か翌日に再申請して合格しているので、2週間空けるという情報は気にしなくて良い。
このよく目にするGoogleアドセンス審査の再申請は2週間空けた方がよいという情報は実体験上あまり関係ない。著者が、実際にコンテンツ不足でアドセンス不承認が出ても当日か翌日に再申請していたし、さらに合格もしているためだ。
とはいえ何の根拠や理由もなくそんな話が出るはずないし、そういう情報がある以上すぐに再申請するのは躊躇う方もいるだろう。
【不安解消】再申請には2週間空けた方がいいという話の考察
ここから下は、再申請には2週間空けろの噂が出た理由について考察していく。根拠や理由が分かれば不安が少しは解消されるためだ。
理由1:記事の公開とインデックスとの時間差を考慮した
2週間空けろの理由は、Googleにインデックスされる時間を考慮し噂されるようになった。
ブログを新しく開設した当初は、Googleのクローラー(情報収集プログラム)があまり自身のブログを訪れない場合が多い。クローラーが訪れなければGoogleにインデックスされないし、インデックスされないければネット上に記事が存在しないものと同じ扱いとなる。
例えば毎日投稿し10記事溜まった段階でアドセンス審査に申請する。しかしGoogle上だと10記事中3記事分しかインデックスされていない。その場合、実際は10記事公開しているにも関わらず、3記事分しか認識されていないためGoogleからは「コンテンツ不足」であるという不承認通知が送られる…というもの。
その対策として、十分にインデックスされる期間を空けて申請するため2週間空けるという話が広まったという事だ。
ブログの存在自体が認識されていれば、Googleが審査段階でブログ内部を審査システムが回遊してチェックするはずなので、この点もあまり気にしなくてもよさそうではある。
理由2:申請間隔が短いと、前回の申請からの変化がないと判断されるというもの
もう一つの理由としては、連続で申請するとGoogle側で修正が不十分と認識され、早期に弾かれるというもの。
実際はどうか不明であるし、Googleがこの事を公開する事もない。
それでも著者は連日再申請しても大丈夫だったため気にする必要はなし。
その他のアドセンス審査不承認対策