2020年2月26日に開設したはてなブログ。約1ヶ月の月日が立ち、とうとうGoogleアドセンスの審査に無事合格し、収益化への第1歩を歩み始めました。ブログの運営自体初めてだったため、かなり四苦八苦したが、そんな私の経験が役に立つはずと思い、不合格毎に行った対策を、まとめてみたので参考にしてほしい。
そもそもGoogleアドセンスとは、
Googleが提供している『コンテンツ連動型広告配信サービス』の事で、訪問した読者が、広告をクリックする事で収益が発生するサービスをいいます。『ブログ 副業』で調べると、必ずといっていいほど出てくるこのサービス。利用するためには、Googleによる審査に通過しないと、いけないものになっており、2016年から厳しくなった言われている。
- 審査にあたっての『はてなブログ』の設定準備
- 申請時サイトリサーチ不可
- 不合格理由『サイトの停止または利用不可』と対策
- 不合格理由『価値の低い広告枠:コンテンツ不足』と対策
- 不合格理由『価値の低い広告枠:コンテンツが複製されているサイト』と対策
- ついに審査合格へ
- 合格時のブログ状況
審査にあたっての『はてなブログ』の設定準備
ネットで調べた結果として、下記の3要素は必要との事だったため、事前に設定・設置を行う。独自ドメインの取得に関してのみ有料になる。お問い合わせフォームとプライバシーポリシーは無料で簡単に設置可能だ。
・お問い合わせフォームの設置
・プライバシーポリシーの設置
・独自ドメインの取得
設定・設置後にGoogleアドセンスのサイトでアカウントの作成。審査コードが発行されるので、それをはてなブログの「設定」→「詳細設定」→「headに要素」を追加の項目に貼付けする。
※上記の画像のところに審査コードをコピペする。
申請時サイトリサーチ不可
準備が整ったので、さっそくGoogleアドセンスのサイトにて申請開始するが。申請時のサイトの自動チェックで『サイトのリサーチ不可』で審査申請自体が不可だった。
対策:私が独自ドメイン取得を行った「お名前.com」でURLの転送の設定をした。
これは、はてなブログではよくある事らしいのだが、アドセンス審査に申し込んだ際の自身のブログURLからwwwが抜けてしまい、審査のサイトサーチでアクセス不能になってしまうそうなのだ。そこでwwwなしのアクセスがあった際には、自動でwwwありのURLに転送する設定を行った。
詳しくまとめた記事がこちら
無事にサイトのサーチは出来たのでそのまま申請を行う。
不合格理由『サイトの停止または利用不可』と対策
第1回申請
2020年3月3日 記事数9 平均文字数1000程度
2020年3月4日申請結果の返信
『サイトの停止または利用不可』で審査不能のため不合格
申請画面でのサイトリサーチでは異常なしにも関わらず、上記に理由で不合格となってしまう。これもはてなブログでは、よくあるパターンらしいため以下の対策を行ってみる。
対策:Google検索でURLがインデックスされてないのでは?と思いGoogleSearchConsoleにて、URLの転送設定が生きているか、インデックスがちゃんとされているか確認する。インデックスがされていない記事が有ったため、インデックスのリクエストを申請する。
一通りの対策は済んだと考え再度Googleアドセンスの申請を行う。
第2回申請
3月4日 記事数10 平均文字数1000程度
2020年3月5日申請結果の返信
『サイトの停止または利用不可』で審査不能のため不合格
第3回申請
3月6日 記事数12 平均文字数1000程度
2020年3月7日申請結果の返信
『サイトの停止または利用不可』で審査不能のため不合格
第4回申請
3月8日 記事数14 平均文字数1000程度
2020年3月11日申請結果の返信
『サイトの停止または利用不可』で審査不能のため不合格
3回連続で『サイトの停止』で不合格になってしまった。この時は、記事URLのインデックス数が少ないのかな?と思い、日々のインデックスの確認を行いつつ、連日で申請していたのだが、結果としてあまり関係ないようだった。ネットで調べても、どこもURLの転送設定や2週間空けた方がいいなどの同じ対策しか紹介しておらず、対策がうてない状態に陥ってしまう。駄目もと他の検索ワードで検索すると下記の対策方法がヒットした。
対策:審査コードをhead要素に追加のみならず、はてなブログの「デザイン」→「カスタマイズ」の『ヘッダ・記事・フッタ』のHTMLの記入ができる場所に、片っ端から審査コードを貼付ける。私はさらに、スマートフォン設定でも審査コードの貼付けを行ってみた。
詳しくまとめた記事がこちら
不合格理由『価値の低い広告枠:コンテンツ不足』と対策
第5回申請
3月12日 記事数18 平均文字数1000程度
2020年3月13日申請結果の返信
『価値の低い広告枠:コンテンツ不足』のため不合格
ここでようやく、審査不能状態から脱出ができた。
対策:コンテンツ不足の原因の一因として、記事の文字数が少なすぎてGoogleにサイト作成途中であるとの認識になったり、カテゴリ一覧のページも、一つの記事として認識さてしまう事があるらしい。との情報を得たため、カテゴリ記事が1つしかないものを整理し1カテゴリあたり記事数を3以上にまとめる。追加で1000文字以下の記事に対しては「下書き」に戻す。
第6回申請
3月13日 記事数15 平均文字数1000程度 カテゴリ数4
2020年3月14日申請結果の返信
『サイトの停止または利用不可』
『価値の低い広告枠:コンテンツ不足』のため不合格
2項目の不合格理由が出てきて軽くパニックになる。また『サイトの利用停止または利用不可』の項目が記載されていたが、もう無視する方向に考えた。一応『コンテンツ不足』の理由も併記されているため、ブログの審査自体はされていると認識。
対策:コンテンツ不足への更なる改善のため、前記事のリライト作業を行う。ひとつの記事の文字数を1000程度から1300〜1600までに増やす。日記調の記事をいくつか「下書き」に戻す。
詳しくまとめた記事がこちら
不合格理由『価値の低い広告枠:コンテンツが複製されているサイト』と対策
第7回申請
3月15日 記事数17 平均文字数1400程度 カテゴリ数4
2020年3月19日申請結果の返信
『サイトの停止または利用不可』
『価値の低い広告枠:コンテンツが複製されているサイト』のため不合格
ここで一歩前進?コンテンツ不足から複製されているサイトへ理由が変わる。申請から結果まで4日掛かったため少し期待したのだが…複製されているサイトについては、独自性がない・似た様な運営のブログがある等の原因と言われているのだが、具体的な対策は思い浮かばず。
対策:一応無料のコピペ検索のサイトでチェックを行う。さらに記事のリライト作業(文字数に大きな変更なし)と、気に入っていた日記調の記事を全て「下書き」に戻す。
ついに審査合格へ
第8回申請
3月19日 記事数20 平均文字数1400程度 カテゴリ数4
※有効な対策をうてず駄目元で申請。
2020年3月20日申請結果の返信
なぜか無事合格する事ができた。
合格時のブログ状況
何が対策として成功したのか不明だが、私の合格した際のブログのデータを記しておこうと思う。自身のブログとの比較の参考にしてほしい。
ブログ開始日2020年2月26日 審査通過日3月20日
・記事数:20
・文字数:1400字程度
・サイトマップ登録:無し
・画像使用:フリー画像・自身で撮影した画像の使用有
・アフィリエイト:はてなブログのAmazon商品紹介を使用
・カテゴリ数:4(内訳:不動産5・書物6・映画5・雑記4)
・1日のアクセス数:0〜10
・更新頻度:毎日(下書きに戻したものあるため、記事一覧上は不規則)
・記事の内容:不動産「賃貸での豆知識系」・書物「漫画やライトノベルの感想」・映画「視聴した感想」・雑記「自身の体験談」
初心者が始めた一般的なブログの内容だと思う。そこまで独自性や専門性が高いとは思っていない。様々なサイトでアドセンス審査についての記事を読んだが、ネットで言われている程には、コンテンツとしての独自性・専門性については必要ないのでは?と私個人は考えている。もちろん他の記事のコピペは論外だが。アフィリエイトや画像の使用についても、特に問題ないように思われる。
アドセンス審査の通過に悩まれている人の、一助になれば幸いである。