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映画【ダ・ヴィンチ・コード】レビューと鑑賞した評価

 

キリスト教に関わる「最大のタブー」

今世紀最大の問題作

レオナルド・ダ・ヴィンチが後世に残したメッセージとは?

ダ・ヴィンチ・コード(吹替版)

題名:ダ・ヴィンチ・コード

公開:2006年

時間:149分

あらすじ:ルーヴル美術館で館長「ジャック・ソニエール」は何者かに襲われていた。謎の襲撃者に銃で撃たれてしまい虫の息に。最後の気力を振り絞り自身を使って「何か」を行い息絶える。一方パリで講演を行っていた「ロバート・ラングドン」教授の元に、フランス警察が訪れ宗教象徴学の専門家として捜査協力を求められる。刑事と事件現場であるルーブル美術館に赴くロバートが目にしたのは、「抽象的な文と数字」そして「ウィトルウィクス的人体図」を模して亡くなった「ジャック・ソニエール」の無惨な姿だった。そこの居合わせた暗号解読官「ソフィー・ヌヴー」に、警察は貴方を疑いこのままでは逮捕されると警告を受けるラングドン教授。ソフィーと協力し警官隊をルーヴルから遠ざけた2人は、「ジャック・ソニエール」の残した暗号を解読する。その暗号が示すものは『レオナルド・ダ・ヴィンチ』と『モナリザ』の事だった…

 

鑑賞後評価

  物語:★★★★★

  興奮:★★★★

  演出:★★★

  印象:★★★★★

  総合:★★★★★(4.5)

 

映画公開後に様々な人達の論争を生んだ問題作。「トム・ハンクス」や「ジャン・レノ」が出演する長編大作。

紹介

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キリスト教の史実や実在する教会、絵画などのリアル要素と、それにまつわる解釈や分析、都市伝説を含むフィクション要素をうまく融合し、教会が秘密にしてきた最大のタブーを解き明かす物語になっている。あたかも視聴者に、この物語は事実であると錯覚させる事で、物語に引きずり込む魅力がある。

劇中は基本的に、追手を振り切りながら謎を解いていくという単調な構成になっている。だが「逃亡パート」「謎解きパート」「解説パート」がバランスよく構成されており、視聴者に飽きが来る時間帯でパートが切り替わる。その事で149分(2時間29分)という長さも苦にならない様になっている。

終盤に掛けてキリスト教最大のタブーが解明されていくのだが、その結末まで導きだす理論に一定の説得力があり、上映当初に世界的な議論を巻き起こした事も頷ける程の衝撃がある。

そもそも『レオナルド・ダ・ヴィンチ』って?

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イタリアのルネサンス期を代表する芸術家の一人。代表作としては『モナ・リザ』『最後の晩餐』が特に有名。芸術家としてのイメージが強いが、「万能の天才」と言われる程に芸術だけでなく軍事、建築、解剖学などその才は多岐に渡った。秘密組織のメンバーだったのでは?とも言われており、その作品には様々な謎が込められているのではないかと、一部では囁かれている。

そのため劇中はその事をテーマとし、レオナルド・ダ・ヴィンチが残した暗号『ダ・ヴィンチ・コード』をメインに物語は展開していく事になる。

劇中最大の暗号とは?

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有名な「レオナルド・ダ・ヴィンチ」による壁画『最後の晩餐』。この壁画に隠されたであろうイエス・キリストに関わる暗号について、ラングトンとソフィーは追手から逃げながら解明していく事になる。

最後の晩餐に隠された暗号「キリスト最大の秘密」「人が真の自由を得る事ができる」「ヴァチカンが必死に隠し消そうとした真実」と劇中で言われる程の謎とは、果たして何なのか?…あとは実際に映画を見て自分の目で確かめてほしい。視聴後に再度『最後の晩餐』を見ると、今まで見ていた物とは別の物が見えて来るだろう。

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難点

『キリスト教』『ヴァチカン』『テンプル騎士団』など宗教が中心に物語は展開していくため、それらに対しての予備知識が無い人にとっては難解な物語になっている。パッケージに『モナ・リザ』の目元のアップを使用しているにも関わらず、劇中ではそこまで深く触れられてはいない。『モナ・リザ』の隠された秘密について触れられていると思って視聴した人は、少しガッカリするかもしれない。

 

観賞後評価

都市伝説好きにとっては、何とも言えない甘美な興奮をもたらしてくれる映画になっている。ダヴィンチの残した暗号の重大さと、長年世界で信仰されてきた宗教の闇の部分が物語で「足し算」では無く「かけ算」として効果を表し、面白さが天元突破している。

しかし、物語のオチとエンディングに挿入される直前のルーブル美術館の場面に関しては、衝撃的ではあるが、どこか非現実的な側面も強く少し肩すかしの部分もあった。そのため観賞後評価は4.5。