【閲覧注意】【意味がわかると怖い話】
1話1分程度で楽しめる怖い話を10個厳選。著者の実体験から、ネットで見かけたあの話まで、日常生活で体験してしまう?可能性のある怖い話を集めてみた。独りで読む事【閲覧注意】の十物語。
独り暮らし
仕事中にずっと気になっている事がある。
朝に出勤する際に家に鍵を閉めたかどうか、記憶が定かではないからだ。
不安が収まらず、今日は早めに帰る事にした。
不安に思いながら家の鍵を回すと、いつもの「ガチャ」という音がした。
ちゃんと鍵を掛けていた事に安心を覚え、部屋の電気をつけた瞬間「ある事」に気づき、鳥肌が立つ感覚を覚える。
自己主張の激しい「黒い袋」がテーブルに置いてあったのだ。当然見覚えなどない。
窓に目を向けると、ちゃんと鍵が掛かっている。
その瞬間、スマホからメッセージの受信音が鳴り響く。
真っ白な頭で、そのメッセージを読むと友人からだった。
借りてた漫画は机の上に置いといたから!今コンビニ?鍵が空いてたし、電気もつけっぱだったから、とりあえず置いといたけど、不用心すぎるぞ(*o*)
袋を開けると、たしかに貸していた漫画だった。
ふービックリした。
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友人が訪れた時は「ドアが開いており、電気もついていた」
自分が帰った時は「ドアが閉まっており、電気も消えていて窓には鍵が掛かっていた」
という事は、外から鍵を閉めれる人物は自分しかいない以上、内側から鍵を閉めた「何者」かはまだ……
女性の悲鳴
帰宅中に女性の「キャーーー!」という叫び声が聞こえた。
急いで現場に向かうと、1人の作業員と座り込んでいる女性が居た。女性は腰を抜かしており、驚きで声が出せない様だ。
近くには、赤いタイルの上に重くて大きな鉄板が横たわっていた。
私は声を掛けると、声が出ない女性の代わりに、作業員が状況を説明してくれた。
建築資材である鉄板が上から落ちてしまったとの事だった。
大事に至らなかった様子に、そのまま帰宅した。
コンビニに出かける際に、もう一度現場の様子を見てみると、先ほど見かけた女性が居たので声を掛けてみた。
女性は「先ほどの女性の悲鳴を聞いた時は、ビックリして腰が抜けてしまいました」と返事をしてくれた。
……
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私、1人の作業員、腰を抜かした女性の3人の登場人物のはず。だが腰を抜かした女性は「別の女性の悲鳴」を聞いている。
「赤いタイル」に「大きな鉄板」女性が聞いた「悲鳴を出したもう1人の女性」がその場に居ない…という事は?本来、床に敷いていた赤いタイルが実は…
公衆トイレ
こないだ、どうしても我慢できなくなって、公園に設置してある公衆トイレを利用したんだ。
普段は絶対に、利用しない!
私は奇麗好きだからね。
急いで用をすまそうとした時に横から視線を感じて目を向けると、床から5cmぐらいの隙間から覗く横に並んだ2つの「目」が見えたんだ。
ビックリして、用もすませずダッシュでトイレから逃げたね。
当然漏らしたさ…
二度と公衆トイレは利用しないし、みんな変態には気をつけてね。
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床から5cmの隙間からは、両目で見る事はできない。普通の人間なら…
引っ越し
お隣に新たな住人が引っ越して来た。
お隣さんは恋人同士で暮らしているみたいだ。
彼氏と彼女が、別々に部屋から出る所をちょくちょく見かけたからだ。
1ヶ月も経たない内に、その彼女さんが引っ越し業者と話していたのを見かけたので、日が浅いのにもう引っ越すのかと気になり話しかけてみた。
すると彼女さんは「物が頻繁に無くなったり、押し入れの天窓が開かなかったりで気味が悪いので、独り暮らしは止めて実家に帰るんです」と言った。
……?
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彼女は「独り暮らしを止める」「物が頻繁に無くなる事」「天窓が開かない事」を気味悪がっていた。隣人が見かけた「彼氏」だと思った存在は、引っ越して来た彼女の部屋の裏で生活していた人間だった。
エレベーター
友人は高層マンションの10階に住んでいた。
ある日、会社の仕事が押して深夜の帰宅になった日があったらしい。
当然エレベーターに乗って、10階のボタンを押したそうなのだ。
待っている間に7階のボタンが点灯
友人は「こんな深夜に乗って来る人がいるのか」と思ったそうなのだが、おもむろに2階3階4階のボタンを連打した。
2階は過ぎてしまったが3階で停止、そのまま非常階段を降り、朝まで漫画喫茶で時間を潰したらしい。
友人は「まぁ、疲れてたし、気のせいだとは思うが、万が一って事もあるし」と笑って言っていた。
それからしばらく経つが、友人は今でも階段を使い10階まで上っているそうだ…
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外から停止ボタンを押しても、エレベーター内のボタンは点灯しない…という事は…
マンションのトイレ
冬のある日、ふと目が覚めてしまった。
原因は尿意を感じた事。
急いでトイレに向かったが、トイレの床が湿っていた。
この時期は、室内と外気温の差で結露がよく出来る。
その日は用を足し、すぐに2度寝した。
後日、また夜中にトイレへ行った際、また床に結露が出来ていた。
結露を拭いて何気なく上を見た瞬間、急いで大家に連絡を入れた。
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天井から上階のトイレの水が漏れていた事に気がついた…という話。
この話は、私自身が体験した実話になっている。上階がトイレを使用した時に極少量ずつ漏れて来ていたため気づくのに時間が掛かった。トイレの下水を足につけたまま、ベットで寝ていたという、ある意味「ゾクッ」とした経験。
子供からのメール
私の妹には5歳になる子供がいる。
先日、妹の自宅を訪れ食事をした。その際、5歳の子にPCからメールを送るやり方を教えてあげた。
後日、仕事中に妹の子供から私宛にメールが届いた。
「6j5h.うd,」という内容。
その稚拙な文章に何処かほほえましくなり「ありがとう」とメールを返した。
仕事から帰宅し、自宅のPCを見た瞬間、鳥肌が立つ感覚を覚え戦慄した。
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PCのキーボードで送られて来た内容を打ち込むと…キーに記載されているひらがなの文字は…
天命宣告
私の息子は霊感が強い。
人の顔を見ると天命(寿命)がわかるらしい。
息子が唐突に人を指差す。
すると、数日後には亡くなってしまうのだ。
初めは信じていなかったが、亡くなる事実に遭遇していけば考えも変わるというもの。
ある日、テレビをつけようとした際に息子が画面に向かって指を指した。
画面に映し出された芸能人が近く亡くなってしまうのだろうか…
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テレビをつける際に指を指す。まだテレビはついていない段階で指を指しているため、テレビは鏡の様に見る人を映している。つまりは…
トイレ洗浄剤
独り暮らしを始めて数週間経過した。
初めての慣れない独り暮らしでトイレの掃除を怠り汚くなってしまった。
トイレの洗剤を購入して来て掃除をした。
奇麗になったトイレを長く維持したいので、ブルーレットを設置してその日はそのまま寝た。
翌日の朝、トイレで用を済ませ水を流すと、青くなった水が排水口に流れていった。
トイレも奇麗でいい匂いもするので、買ってみて正解だったな!
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「ブルーレットを設置し、その日はそのまま寝た」とある。ブルーレットを置くだけでは、便器の中の水は青くならない。という事は、独り暮らしの住人が寝た後にトイレを使用した何者かが…
部屋にあいている小さな穴
ある女性は東京の大学へ進学が決まり引っ越して来た。
念願のキャンパスライフを送り始めて数日、女性は部屋にある小さな穴の存在に気がつく。
小さな穴を覗いてみると、赤い色に染まっていた。
不思議に思いながら生活を送っていたが、ある日に部屋の大家に遭遇する。
ちょうどよいと、大家に隣人はどの様な人が住んでいるか聞いてみた。
すると大家は、「あなたの部屋の隣りには、病気で目が真っ赤になってしまった人が住んでいる」と答えるのだった…
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穴を覗いた際の赤い色は、隣人の赤く染まった目だった…という話。
終わりに
どうだっただろうか?日常の何気ない事にまつわる怖い話でした。一度は何処かで見た事がある物語もあったと思う。ネット上で嘆かれている怖い話と自身が体験したあゾクッとする物語でした。