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ジブリ映画【となりのトトロ】の7つの都市伝説や裏設定・豆知識

 

【となりのトトロの7つの裏設定・都市伝説・豆知識】

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今や昔の日本を描いたジブリ映画「となりのトトロ」。見ていると何処か懐かしい感覚を思い出す名作アニメ映画だが、その制作や物語の裏には隠された都市伝説が存在する。今回は、そんな都市伝説を本当の事から真偽不明の噂話まで7つ紹介。

 

映画「となりのトトロ」のあらすじ

都市伝説や裏設定・豆知識を見て行く前に、1度「となりのトトロ」の物語をざくっと振り返っておこうと思う。かなり省略しているので、気になった人は映画を見る事をおすすめする。

あらすじ  

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スタジオジブリ公式サイトより:http://www.ghibli.jp/

ある年の初夏、小学生のサツキと4歳の妹メイは、母親の療養のため父親を一緒に農村へ引っ越して来る。かなり古い家にサツキとメイと父親の3人は協力しあい荷物や家のかたずけを行うが、そこで不思議な「真っ黒のオバケ」に遭遇する事になった。

サツキ達は、その時の体験を施設で療養中の母親へ報告を行い、母親の「自分もオバケに会いたい」という言葉に、サツキとメイは母親と一緒に暮らす日を心待ちにする様になる。

ある日、父親は仕事の執筆作業、姉のサツキは学校と独りになったメイは周辺を1人で遊ぶ様になる。そんな中で、ある不思議な生き物を発見する。自分を見て逃げる生き物がおかしくて、メイはその後を一心不乱に追いかける。するとある空間で寝ている大きな生き物「トトロ」と出会うのだった。

そんなある日、知り合いの所で取れたトウモロコシをメイが1人で母親に届けようとした際に迷子になってしまう。サツキや、農村の人達で必死にメイを探すも見つける事はできなかった。

サツキはメイから聞いた不思議な生き物「トトロ」の助力を借りるため、妹から聞いたトンネルを「トトロに会いたい」強い気持ちで抜けて行く。すると、不思議な空間へ辿り着く。そこには「トトロ」が寝ており、その姿を見たサツキは不安から泣き出してしまう。

トトロはそんなサツキの涙をふき、ある場所で連れて行く。そこでトトロは「猫バス」を呼び、その生き物にサツキを乗せる。猫バスは迷子になったメイを見つけ、メイと合流したサツキは、猫バスの力を借りて療養中の母へトウモロコシを届けるのだった。

 

となりのトトロの豆知識・裏設定

もともとの主人公の女の子は一人っ子だった!?

映画に出て来る主人公の女の子は「サツキ」と「メイ」の姉妹が有名だが、企画段階において主人公の女の子は「サツキ」ただ一人を予定していた。この事は後の制作秘話で語られており、その証拠に公開予定に合わせて制作された映画ポスターには、サツキとメイの特徴を合わせた様な女の子が描かれた物が存在している。

となりのトトロ [DVD]

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本記事では、Amazonリンクの商品画像を使用しているが、そこのパッケージに描かれた女の子をよく見てほしい。

私たちの知っている「サツキ」「メイ」の両方の特徴を持つ女の子がトトロのとなりに立っているのがわかる事だろう。

姉妹の名前はどちらも「5月」を意味している

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スタジオジブリ公式サイトより:http://www.ghibli.jp/

本来であれば、トトロと邂逅する女の子は「5歳」の「サツキ」ただ1人の予定だった。だが、宮崎駿監督の思いつきにより、姉妹が登場するという構想に変更される事になる。その際に12歳のサツキと4歳のメイの2人が登場する事になった。

その際に元々の主人公「サツキ=皐月(5月)」にちなんで妹の名前は「メイ=May(5月)」と命名された。

日本公開から30年の時をかけて2018年中国で劇場公開される

日本と中国の関係は一言で言い表せない程の複雑な関係がある。公開されるメディアに対して強い制限が存在する中国において、日本の映画を公開する事は2国間の関係の影響を受け易い。

そんな中であったが、2018年に初めて「となりのトトロ」が中国で公開された。30年以上前の古い作品であるため、公開について強い不安があった。しかし、そんな映画関係者の不安を吹き飛ばす様に「約27億円」という大ヒットを飛ばす事に成功している。

 

となりのトトロの都市伝説

もののけ姫に登場した森の妖精「コダマ」が後に「トトロ」になった!?  

もののけ姫の劇中において、首をとられ暴走した「シシ神」により、森の命は際限なく吸われて行く。アシタカとサンの活躍により、「シシ神」の暴走を止める事に成功する。そして「シシ神」が吸い込んでいた「命」が荒廃した森に広がり緑が戻るのだが、命を吸われていく過程で、森の妖精「コダマ」は続々と消滅してしまう。そして、物語エンディングにおいて生き残った1匹の「コダマ」が森に佇む所で物語の幕は閉じる。

この時に森に残った1匹の「コダマ」が数百年後、となりのトトロにおいてサツキとメイが出会う「大トトロ」になっている…という都市伝説。

この噂の出所として、実際に宮崎駿監督があるインタビューにおいて「ある発言」をしている。その発言が

「チビで1匹でいいから、コダマがノコノコ歩いてるやつ、最後にいれてくれって。それがトトロに変化したって(笑)。耳が生えてたっていうの、どうですかね。そうすると首尾一貫するんだけど」

このような事を言っている。公式の設定かは不明であるが、宮崎駿監督自身が少なからず、となりのトトロともののけ姫の繋がりを抱いていた事は間違いない。

となりのトトロ「死神」説:副題トトロのモチーフを辿る

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スタジオジブリ公式サイトより:http://www.ghibli.jp/

森に住む「トトロ」は、北欧における森に住む妖精「トロール」をモチーフにした裏設定が存在しているとされている。

そしてこの「トロール」は、「小さな子供をさらう死神」とも言われている。トトロ劇中において、トトロと初めて出会う人物は「4歳のメイ」であり、そのメイの影響でサツキもまたトトロとの出会いを果たす。

初めてトトロと邂逅を果たした人物が「4歳のメイ」という、モチーフとなったトロール伝承通りである事から、トトロは幼い子をさらう死神ではないか?という噂がある。

となりのトトロ「死神」説:副題「サツキとメイ亡くなってる説」

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スタジオジブリ公式サイトより:http://www.ghibli.jp/

となりのトトロで一番有名な都市伝説はこの話だろう。劇中に登場する姉妹のサツキとメイは、ある時点を境に生者では無くなっている…というものだ。

そのターニングポイントは、メイがトウモロコシを母親に送り届けようとするも迷子になり、それを心配したサツキや村の人が捜索する場面、川から子供用のサンダルが見つかったシーンになる。

一応、サツキは見つかったサンダルはメイの物ではないとは明言しているが…。ここからが「サツキとメイが亡くなってる説」が考察されていくポイントになる。

サンダルが発見された後、サツキはトトロの住処へ通じるトンネルの前で「お願い…トトロに会わせて」とお願いし、そのトンネルを通りトトロの元へ向かい出会う事になる。しかし、物語序盤においてメイに連れられた際には、このトンネルはトトロの所へ繋がる事は無かった。

この事から、トンネル前でサツキが言った「お願い…トトロに会わせて」の言葉、この言葉こそが冥界へと続く「魂を差し出す契約」になっている…というものだ。

またまたさらに、その後トトロの案内によりサツキは「猫バス」に乗り込み辺りを疾走する。「みんなには見えないんだ」サツキが言うこのセリフの後に、サツキとメイは村の人は元より両親とも会話をする事がない。

そして、サツキとメイは母親の病院にトウモロコシを届ける。母親は夫に向かって「今、その木のところでサツキとメイが笑ったような気がした」と発言、夫が「案外そうかもしれないね」と答え、物語の幕は閉じる。

母親に会いに行った12歳と4歳の幼い少女達が、母を目の前にして直接会わない理由がない。この事から、サツキとメイはすでに亡くなっており、母親とは会いたくても会えなかった、猫バスとは魂をあの世へ届ける乗り物だったのではないか?という都市伝説が存在する。

終わりに(豆知識+1)

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ちなみにだが、となりのトトロの劇中の時代設定は「1952年説」が有力視されている。一応宮崎駿監督は、1953年と明言しているが、作中で登場するカレンダーの日付けと曜日の並びから1953年ではない事が有志によって確認されている。

物語で登場するカレンダーは「8月1日が金曜日」であり、宮崎駿監督が明言した1953年の8月1日は土曜日である。この事から、宮崎駿監督の勘違い、または作画ミスの2通りの可能性が生まれる。

あくまで劇中に登場するカレンダーがミスで無ければ、カレンダーの日付けから候補に上がる年代が「1952年」と「1958年」の2つの年になる。さらに宮崎駿監督の「となりのトトロはテレビが無い時代」の発言から、テレビが普及している「1958年」は候補から外れ、残った「1952年」が本作の時代である事が判明している様である。

以上がとなりのトトロにまつわる都市伝説や裏設定・豆知識7選でした。