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富士の樹海「怖い4つの都市伝説」とその真相に迫る

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樹海となって1200年、富士山の麓にある広大な森「青木ヶ原」また「富士の樹海」。遠目に見れば大自然を色取る美しい森に見えるが、一歩踏み入れてしまえば自然の畏怖を肌で感じる不思議な雰囲気を持っている、故に人は数々の怖い都市伝説を生み出してきた。

今回はそんな富士の樹海にまつわる都市伝説を3つご紹介。そして、その都市伝説の真相までを一挙解説。

 

 

都市伝説1:富士の樹海では方位磁石(コンパス)が役に立たない

都市伝説の内容

富士の樹海で最も有名な都市伝説。

富士の樹海は方位磁石(コンパス)が狂い一度入ると抜け出せない迷いの森である

こう言われる様になったのは富士の樹海「青木ヶ原樹海」の森は、864年「貞観大噴火」によって流れ出た溶岩によって形成された溶岩地帯の上に成り立っているからである。

この溶岩には鉄が多く含まれており、その多く含んだ鉄により地場や電波が乱れ、方位磁石だけではなくスマホのGPSに至るまで異常が起こってしまう…というもっともらしい根拠と共に真偽不明な都市伝説として広まっていった。

この都市伝説が真実であれば、同じ様な光景が続く森の中、自身の方向感覚を失い遭難、果てには命の危険に晒されかねないが…。

本当に富士の樹海ではコンパスが効かないのか…その真相は

この都市伝説は嘘である。

もっともらしい科学的根拠が理由により地場に異常があると信じる人も多く、この都市伝説が広まっていったと思われる。

現在では富士の樹海で自衛隊の演習も行われており、その際に自衛隊員はコンパスを装備品の一つとして所持している。この事からもこの都市伝説は嘘である事がわかる。

また派生した都市伝説として、この森に入ったらコンパスが狂う以前に、そもそも出てこれなくなる、という都市伝説もあった。

前述で自衛隊の演習が行われており、その際の装備品としてコンパスを所持している、という話を記述したが、当時の自衛隊は、この都市伝説に懸念を抱いており富士の樹海を演習場とする事を躊躇っていた。

これについては同行していたアメリカ軍が都市伝説を知らないため簡単に樹海に入り、簡単に踏襲した様子を見て自衛隊は懸念を払拭、現在は普通に演習場として活用する様になった。

そんな普通の森である富士の樹海(青木ヶ原)だが、様々な噂や命を断つ名所としても有名(後述)でもある。そんな富士の樹海は、今でも負の感情を持った人が多く訪ねる場所だけに、ひょっとすると溶岩の影響ではない別の「何か」によって、コンパスが効かなくなり侵入してきた人を迷わす事があるかも知れない…。

都市伝説2:富士の樹海で自ら命を断つ人が多い名所である

都市伝説の内容

富士の樹海はジサツのスポットである

この噂は日本で有名だが、海外でも有名な話として語られている。

とある有名海外ユーチューバーが、この噂に導かれわざわざ来日し富士の樹海を訪れ、その際に亡くなった人を撮影して動画をネットに流した事で大炎上した事件もあったぐらいだ。

それほど富士の樹海は世界的にも有名な自〇のスポットでもあり、海外では「スーサイド・フォレスト」「AOKIGAHARA」という固有名詞が付けられている程である。

自ら命を絶つ人が多い名所である…その真相は

海外で固有名詞が付けられ、実際に樹海への入り口には自〇抑止の看板が設置されている事からも、この都市伝説は真実である。

そもそも、富士の樹海がスポットになったきっかけは、「松本清張の『波の塔』という小説内で青木ヶ原内で自〇するシーンがあるから」が最も有力な説とされている。

いわゆる小説やドラマをきっかけにした先入観による「認知バイアス」の影響だ。

認知バイアスとは

物事の判断が、直感やこれまでの経験にもとづく先入観によって非合理的になる心理現象のことである。

引用元:https://ja.wikipedia.org/

人びとがこの場所を自〇の名所として認識したからこそ、実際に命を絶つ人が訪れ命を絶つ。そして本当に自◯のスポットととして、さらに認知されていく。

しかし、本当にそうだろうか?

キッカケは人々がそういう場所だと思っただけかもしれないが、自〇を考える人が交通機関を乗り継いでわざわざ樹海に向かうのだろうか?

もしかしたら、人々の念によって、樹海にはこの世ならざる存在が生まれてしまい、心の弱った人間を招こうとしているかもしれない…。

 

都市伝説3:政府が存在を把握していない村「樹海村」が存在する

都市伝説の内容

命を絶つ事を躊躇った人が集まった村が存在する

樹海は自ら命を断つ場所としても有名である。命を絶つ人もいれば中には自ら命を絶つ事をためらい止めてしまう人も存在する。たとえ止めてしまっても、そのまま社会に戻れない社会復帰できない人もその中には存在している。

富士の樹海(青木ヶ原)には、そんな人たちがより集まった集落が存在しており、刻々と自給自足の生活を営んでいる…。という都市伝説だ。

この都市伝説は2006年頃、ある掲示板で樹海村の存在書き込んだ投稿から広がりを見せて行った。当時はグーグルマップの運用が開始されており、それらしい村の画像がネット上に公開されていった事で噂が都市伝説として語り継がれていったのだが…。

富士の樹海(青木ヶ原)に存在する樹海村…その真相は

都市伝説のいう樹海村は存在しないが、富士の樹海に政府が認識している村は存在する

出典元:http://tetsuba.blog4.fc2.com/blog-entry-400.html

ネット上で「樹海村」と検索してよく出てくる上記の画像、この画像に映る村は「精進湖民宿村」といい、都市伝説にある樹海村とは無関係である。ここは立派な民泊施設であり決して自ら命を断とうとした者達が集まって作られた場所ではない。

ネットで出回っているアングルからは、いかにも森の奥深くにポツンとある様に見えるが、実際は富士パノラマラインという道路添いからすぐに入れる場所に併設された宿泊施設となっている。

現在では、航空写真の画質も年々向上しており、いくら富士の樹海が広いといっても、誰にも知られる事なく村を作るのは難しいだろう。また衣食住を数十人という村単位で完結して賄う事も難しいため、この都市伝説「樹海村」は嘘である。

しかし、深い森に囲まれた青木ヶ原の樹海、世捨て人が航空写真には写らない規模、村単位ではなく家族単位でなら生活していても不思議ではない…。

それほどまでに富士の樹海は深い森で覆われているのだから…。

都市伝説4:富士の樹海には新興宗教が存在する

都市伝説の内容

富士の樹海(青木ヶ原)には、世間から隠れ潜む新興宗教が存在している。

この都市伝説は樹海村に派生する都市伝説として語られる。様々な理由で人を寄せ付けない深淵の森だからこそ、表立った活動ができない怪しい新興宗教が隠れるに最適な場所となる。世間の目から隠れつつつ独自の宗教を信じ、そして少しづつ信者を増やしている…という都市伝説だ。

富士の樹海に存在する隠れた新興宗教…その真相は

ある意味で富士の樹海には新興宗教が存在している

富士の樹海(青木ヶ原)には、その富士山という神聖な霊峰に引き寄せられてか様々な宗教施設が存在している。古い所では、富士山を信仰の対象にした「浅間神社」があり、江戸時代には富士講という宗教が流行していた事もある。日本ではマイナーな宗教ではあるが、しっかりとした歴史ある宗教なのだ。

都市伝説が指すであろう怪しくヤバい新興宗教は存在しないが、一般的な宗教は存在する、というのが真相となる。

ではなぜ、この富士の樹海には怪しい新興宗教が存在するという都市伝説が広まっていったのか?

それはかつて富士の樹海に存在した「オウム真理教」の影響が大きい。現在は当然存在していないが、かつては富士山麗(富士の樹海の南側)にオウム支部が施設を構えていた。

この宗教はある事件を起こした事で解散となっているが、当時は政界にも進出しようとするほど勢いがあり、またテレビ出演も多かった新興宗教の一つだった。

しかしその独特の出立ちや信仰に、一般の人は怪しさを抱いていた。

そんな宗教施設が富士の樹海にあった事から、他にも新興宗教が富士の樹海にはあるのではないか?そう人びとの間で疑惑が生まれ、そして「富士の樹海には怪しい新興宗教が存在する」という都市伝説として語り継がれる様になったのだろう。

しかし、日本にある全ての宗教を国が把握するのは難しい。宗教法人登録せず、少数で信仰している宗教は存在するだろう。その中には、富士の樹海に隠れ棲む都市伝説が指す怪しくもヤバい新興宗教があってもおかしくはない…。

以上の4つが富士の樹海にまつわる怖い都市伝説と真相でした

樹海村として出回っている「精進湖民宿村」の画像。ここの住民は、どうも都市伝説の風評に困っているとの事。この記事を読んで、樹海村の真相を知った人は、ひやかし等で住民の生活を乱す行為は謹んでもらうよう切に願います。