『わたブログ』 PointHeart’s magazines

映画・書籍・ゲーム・都市伝説などホラーなエンタメを中心に紹介している雑誌ブログサイト

富士の樹海にまつわる怖い3つの都市伝説とその真相

 

 

f:id:PointHeart:20211113165613j:plain

樹海となって1200年、富士山の麓にある広大な森「青木ヶ原」また「富士の樹海」。遠目に見れば大自然を色取る美しい森に見えるが、一歩踏み入れてしまえば自然の畏怖を肌で感じる不思議な雰囲気を持っている、故に人は数々の怖い都市伝説を生み出してきた。

今回はそんな富士の樹海にまつわる都市伝説を3つご紹介。そして、その都市伝説の真相までを一挙解説。

 

 

富士の樹海では方位磁石(コンパス)が役に立たない

f:id:PointHeart:20211113170012j:plain

富士の樹海で最も有名な都市伝説。富士の樹海「青木ヶ原樹海」の森は、864年「貞観大噴火」によって流れ出た溶岩によって形成された溶岩地帯の上に成り立っている。この溶岩には鉄が多く含まれており、その多く含んだ鉄により地場が乱れ、方位磁石だけではなくスマホのGPSに至るまで異常が起こってしまう…という都市伝説である。

この都市伝説が真実であれば、同じ様な光景が続く森の中、自身の方向感覚を失い遭難、果てには命の危険に晒されかねないが…。

事の真相

この都市伝説は嘘である。最もらしい理由により地場に異常があると信じる人も多く、この都市伝説が広まっていったと思われる。そもそもとして、富士の樹海では自衛隊の演習も行われており、その際に自衛隊員はコンパスを持っていっている。この事からもこの都市伝説は嘘である事がわかる。

また派生した都市伝説として、この森に入ったらコンパスが狂う以前に、そもそも出てこれなくなる、という都市伝説もあった。当時の自衛隊は、その話もありここを演習場とする事に懸念を示していたとの話もある。これについては、同行していたアメリカ軍が簡単に樹海を踏襲した事で懸念は払拭、現在は普通に演習場として活用している。

だが、様々な噂や命を断つ名所として負の感情を持った人が多く訪ねる場所だけに、ひょっとすると溶岩の影響ではない別の「何か」によって、コンパスが利かなくなる事があるかも知れない…。

富士の樹海で自ら命を断つ人が多い名所である

f:id:PointHeart:20211113170232j:plain

富士の樹海は自◯のスポットである。これも日本では有名だが、実際には海外でも有名な話として語られている。

とある海外ユーチューバーがわざわざ富士の樹海を訪れ、その際に亡くなった人を撮影して世界に公開した事でに大炎上した事件も記憶に新しい。それほど富士の樹海は世界的にも有名な自〇のスポットでもあり、海外では「スーサイド・フォレスト」「AOKIGAHARA」という固有名詞が付けられている程である。

事の真相

海外で固有名詞が付けられ、実際に樹海への入り口には自〇抑止の看板が設置されている事からも、この都市伝説は真実だろう。

そもそも、富士の樹海がスポットになったきっかけは、「松本清張の『波の塔』という小説内で青木ヶ原内で自〇するシーンがあるから」が最も有力な説とされている。いわゆる小説やドラマをきっかけにした先入観による「認知バイアス」の影響により、みんながこの場所は自〇の名所として認識しているからこそスポットになっているのだろう。

しかし、本当にそうだろうか?キッカケは人々がそういう場所だと思っただけかもしれないが、自〇を考える人が交通機関を乗り継いでわざわざ樹海に向かうのだろうか?もしかしたら、人々の念によって、樹海にはこの世ならざる存在が生まれてしまい、心の弱った人間を招こうとしているのではないのだろうか…。

政府が存在を把握していない村「樹海村」が存在する

f:id:PointHeart:20211113171337j:plain

樹海は自ら命を断つ場所としても有名である。中には自ら命を断つ事をためらい止めてしまう人も存在する。たとえ止めてしまっても、社会復帰できない人もその中には存在しており、そんな人たちがより集まった集落が樹海の中には存在している…。という都市伝説。

この都市伝説は2006年頃、ある掲示板で樹海村の存在書き込んだ投稿から広がりを見せて行った。当時はグーグルマップの運用が開始されており、それらしい村がネット上に公開されていった事で噂が都市伝説として語り継がれていったのだが…。

事の真相

ネット上で「樹海村」と検索してよく出てくる上記の画像、この画像に映る村は「精進湖民宿村」といい、都市伝説にある樹海村とは無関係である。ここは立派な民泊施設であり決して自ら命を断とうとした者達が集まって作られた場所ではない。森に囲まれた自然豊かな場所で、休日を過ごす場所である。ネットで出回っているアングルからは、いかにも森の奥深くにポツンとある様に見えるが、実際は富士パノラマラインという道路添いからすぐに入れる場所に併設されている。

現在では、航空写真の画質も年々向上しており、いくら富士の樹海が広いといっても、誰にも知られる事なく村を作るのは難しいだろう。また衣食住を数十人という村単位で完結して賄う事も難しいため、この都市伝説は嘘である。

しかし、深い森に囲まれた青木ヶ原の樹海、世捨て人が航空写真には写らない規模、村単位ではなく家族単位でなら生活していても不思議ではない…。それほどまでに富士の樹海は深い森で覆われているのだから…。

 

終わりに

以上が富士の樹海にまつわる怖い都市伝説と真相でした。最後に樹海村としてネットで出回っている画像「精進湖民宿村」。樹海村の項を書くにあたり色々調べていると、どうも都市伝説の風評に困っているとの事。この記事を読んで、樹海村の真相を知った人は、ひやかし等で住民の生活を乱す行為を慎む様、切に願う。