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世界の呪われた場所17選|怪奇現象と恐怖の伝説

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世界には、ただの観光地とは思えない「呪われた場所」が存在する。

廃墟に残る奇妙な伝承や、島全体に漂う不気味な空気――。アメリカ、イタリア、メキシコなど各国に点在するスポットには、今なお多くの人々を惹きつける恐怖の逸話が語られる。

本記事では、歴史的事件や心霊体験とともに語り継がれる世界の呪われた場所17選をご紹介します。

 

 

本当に実在する!世界の呪われた場所17選

アメリカ・ウィンチェスター・ミステリーハウス

出典元:https://www.capital.co.jp/jp/products/real_estate.html
 所在地   アメリカ/カリフォルニア州 

銃のビジネスで巨万の富を築いた実業家ウィリアム・ワート・ウィンチェスターが建てた呪われた迷宮屋敷。彼が亡くなった後、妻のサラは自身が亡くなるまでの38年もの間、ある理由により365日24時間休むことなく無計画に家を増築していった。

その増築し続けた理由とは――。

それは巨万の富を築いたウィンチェスター製の銃によって、命を奪われた人たちに一族は呪われているということを霊媒師に告げられたため。

サラは霊媒師の助言を聞いたあと、迫り来る亡者の呪いから身を守るために、彼らが自分のもとに来られないように迷路状に部屋や廊下を増築しなくては、という妄執に取り憑かれたためだ。

サラの妄執の念が染み付いているのか、本当に呪われていたのかは不明だが、実際にこのウィンチェスター邸では幽霊の目撃情報が後を絶たない――。

ルーマニア・ホイア・バキュー

出典元:https://traveling.kim/blog/2017/03/2-1.html
 所在地   ルーマニア/クリージュナポカ 

日本での通称は「呪われた森」。かなりいわくつきの有名な森で、主な出来事としては以下があげられる。

    • ホイア・バキューで起きた不可解な出来事
      • 未確認飛行物体がよく撮影される。
      • なぜか木々が一切生えていないエリアが存在する。
      • 森で行方不明になった少女が5年後に姿を現す。
      • 200頭を引き連れた羊使いが痕跡なく行方不明になる。

このように不可解な現象は多岐に渡る。また現象に一定の法則もないため、理解が及ばない呪われた場所として人々から畏怖されている。

ちなみにイッテQでお馴染みのイモトアヤコも、この森に滞在した際に謎の頭痛に襲われロケが中断した…なんて話も――。

イタリア・ポヴェーリア島

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 所在地   イタリア/ヴェネツィア 

世界で一番呪われた島、イタリアの呪われた場所といえばここ!と言われるほどの曰く付きの島。

様々な歴史的背景も含めそのように噂されており、理由は一切国民に説明されることなく1968年から国によって人の入島を禁止されている。

💡 立ち入り禁止前のポヴェーリア島

かつてこの島はペスト患者の隔離施設として使われていた。またペストは強い致死性と感染力を持つことからも、ここで亡くなった者はそのままこの島で埋葬されていった。

埋葬された者の多さから、当時の人は「島の土壌の半分は人骨で出来ている」「島に渡ったら戻ってこない島」と畏怖され、その恐怖は現代に伝わる。

ペスト収束後は、精神病院として稼働した時期もあったが、そこで働く医者が患者たちで様々な実験を繰り返しあげくに自分の命を絶った…という逸話も――。

インドネシア・ラウァン・セウ

出典元:https://www.youtube.com/watch?v=hAVZhI2ffpI
 所在地   インドネシア/スマラン 

地元でも呪われた場所として有名な施設。この施設はオランダ統治時代に建てられた建造物だが、第二次世界大戦時には旧日本軍が牢獄としても使用している。その際に地下では数々の非道な行為が行われた…という真偽不明な話も伝わっている。

実際の怪奇現象は、オランダも旧日本軍の非道な行為に関係なく、自ら命を絶ったオランダ人女性や首なし幽霊の目撃情報が相次いでいる。

 

オーストラリア・ポート・アーサー

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 所在地   オーストラリア/タスマニア州 

オーストラリアは1800年代中盤まで囚人の流刑地として扱われた歴史がある。

このタスマニアのポートアーサーは囚人達のオーストラリア開拓のスタート位置として使われた。

このポートアーサーには、当時の囚人が1000人以上埋葬されたといわれている。さらに、1996年に起こったポートアーサー事件も重なり、現在では心霊スポットとして注目される存在となっている。

1996年4月28日にオーストラリア・タスマニア島の観光地、ポート・アーサーで起こった大量殺人事件である。犯人はマーティン・ブライアントで、死者35人、負傷者15人を出した。

引用元:ポートアーサー事件 - Wikipedia

現在では、その知名度から心霊ツアーの観光地としても組み込まれており、ツアー参加者による心霊体験も多く報告されている。

報告例として髪の毛が引っ張られるも振り向くと誰もいなかった、写真を撮ろうとしてもカメラのシャッターが切れなかったなど――。

アメリカ・リンダ・ビスタ・コミュニティー病院

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 所在地   アメリカ/カリフォルニア州 

この病院はもともと、負傷した鉄道工事員を治療するために建てられた、ごく普通の医療施設だった。やがて鉄道工事が終わり、地域密着型の総合病院として再出発することになった。

しかし1970年代に入ると状況は一変。治安の悪化とともにギャング活動が活発化し、その影響を大きく受けることになる。

ギャングの抗争で負傷した若者を治療することもあったが、敵対勢力を助けることを快く思わないギャングから襲撃を受け、医師や看護師にまで被害が及んだ。優秀な医療スタッフは次々に辞め、残ったのは他の病院では雇われにくい医師ばかりとなっていった。

結果として医療体制は崩壊し、亡くなる患者が急増。1991年に廃院となり、現在に至っている。

この病院は「呪われた場所」としても有名で、その異様な雰囲気からロケ地に使われることも多い。訪れた人は吐き気に襲われたり、苦しそうなうめき声を耳にしたり、数々の不可解な現象を体験すると言われている。

さらに、廃院間際には多数の身元不明者が入院していたが、身元を引き受ける者は現れなかった。そのため亡くなった患者の遺灰は、今もなお病院の焼却炉に放置されたままだと噂されている――。

フランス・カタコンプ・ド・パリ

出典元:https://jp.trip.com/moments/detail/pali-1861327-18313573/
 所在地   フランス/パリ 

カタコンプ・ド・パリはフランスのパリの地下納骨堂であり、この場所には約600万人もの遺骨が納められている。

納骨堂と呼ばれてはいるが、実際には大規模墓地を閉鎖した際に発掘された骨の移転場所であり、ちゃんとした遺骨の埋葬地として使われた経緯はない。

かなり昔の遺骨であるため、フランス革命当時に亡くなった人やギロチンに処された人の遺骨も数多く眠っているとされる。

かつてこの場所に降り立ったアスペアという人物が行方不明となっており、彼は約11年後に発見された。当然亡くなった状態で。それから発見された11月3日になると、この場所を訪れる訪問者の耳元に彼が姿を現すらしい――。

メキシコ・人形島

出典元:La Isla de la Munecas
 所在地   メキシコ/ソルミチコ 

メキシコのソルミチコに存在する「行くと呪われる」と噂で有名な島「人形島」。

この島では、あらゆる木々に人形が吊り下げられており、その不気味な外観からオカルト話などの噂が後を絶たない。日本のテレビ番組でも紹介されたこともあり、メキシコの怪奇スポットとして日本人客も多く訪れる一大観光地でもある。

💡 人形島になった出来事

かつてこの湖で遊んでいた少女が、誤って水に落ち、帰らぬ人となったことが始まりだった。当然だが島の住人は必死に助けようとしたが、間に合わなかった。

その後、少女の霊がさまようようになり、怯えた住人たちは供養のために人形を吊るすようになったのだという。

供養のため人形を吊るし続けた住人も、結局は少女が亡くなった同じ場所で心臓発作を起こして命を落とした。

果たしてこの出来事は偶然か、それとも――。

 

アイルランド・リープ城

出典元:https://www.youtube.com/watch?v=x-_ETTSkMLQ
 所在地   アイルランド/オファリー州 

アイルランドにある古城。かつてこの城に住んでいた一族の兄弟が、お互いを憎しみあい血を流したと言われている。また城の地下には監獄が備えられており、一族の規範に触れた者を閉じ込めていたとも――。

幽霊の目撃情報も多く、地元では「呪われた場所」として有名であり、また世界にも名の知れた心霊スポットとしても有名。

    • 怪奇現象の目撃例
      • 城の一角にある礼拝堂、夜な夜なそこから女性のすすり泣く声が聞こえた。
      • ひどい悪臭を放つエレメントと呼ばれる霊的存在が目撃されている。エレメントが出現すると急激な寒気や異常な静寂を感じる。
      • かつて城に勤めていた兵士の歩く姿が目撃されている。

修繕を行った後、城は封鎖され、人が入れないようになっている。一応、観光ツアーとして城を見に行けはするが、決して中に入ることはできない。

イタリア・コロブラーロ村

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引用:https://mapio.net/a/89812536/?lang=ja
 所在地   イタリア/バジリカータ州 

イタリア南部に存在する小さな村「コロブラーロ」。この村の名前を大きな声で叫ぶと呪われると言われており、地元住民達は「その村」「この村」「あの村」と決して村の固有名を言うことはないという。

ヨーロッパ最恐の呪われた場所であり、この地域では交通違反をしても呪いを怖がった警察は決して追いかけてこないともいわれる。

💡 人類学専攻チームが遭遇した恐怖

かつてこの村には、古くから魔女が住んでいるという伝説があった。

あるとき人類学を研究する調査チームが訪れ、実際に村に暮らしていた年老いた老婆と出会った。だが彼らはその老婆から呪いを受け、その後、不幸な事故により命を落としてしまったという。

呪いを恐れた生き残りのメンバーは「あの村は呪われている。行かなければよかった…」と悔いながら、怯えの中で余生を過ごしたと伝えられている。

現在ではどこにでもある普通の街となっているが、なぜか「呪われている」という噂だけは、消えることはない――。

アメリカ・マートルズ・プランテーション

出典元:https://www.cocolocala.jp/hotels/702029
 所在地   アメリカ/ルイジアナ州 

マートルズ・プランテーションはウィンチェスターハウス同様、アメリカで最も呪われた家のひとつ。

ここは古代インディアンが埋葬された土地に建てた家とされ、さらにこの家では10件もの人が亡くなる事件が発生したともいわれる。

現在では、ここは宿泊ホテルとして営業されており、宿泊した人の中には緑のターバンを巻いた幽霊の目撃や、玄関で撃たれて亡くなった霊が悶え苦しみながら階段を這い上がり17段目で忽然と姿を消した目撃例も報告がある――。

イギリス・メアリー・キングス・クローズ

出典元:https://www.tripadvisor.jp/
 所在地   イギリス/エディンバラ旧市街 

世界遺産でもあるエディンバラ旧市街にあるメアリーキングスクロースと呼ばれる場所。しっかり入場料は取られるものの、地元のガイドブックには見るべきもののひとつとしてピックアップもされている…が。

小さなトンネルや路地が入り組んでいるこの場所は、ヨーロッパでペストが流行した際に最も影響を受けた場所でもある。

廃墟となった後、18世紀まで一般人の立ち入りが禁止されるのだが、同時期に祟りにまつわる噂も広まっていった。

現在では上記で記述した通り、地元のガイドブックにも載るほどに有名な観光地だが、ここを訪れた観光客が急に具合が悪くなったり、何者かに手を掴まれたり寒気を感じる報告が後を絶たない――。

 

インド・バーンガル砦

出典元:https://twitter.com/arekorekawaii/status/1551921596662951937
 所在地   インド/ラジャスタン州 

16世紀インド中西部ラジャスタン州で繁栄していたバーンガル砦には、一夜にして完全に放棄された伝説が存在する。

理由ははっきり分かっていないが、砦の建築によって住まいが日陰となってしまった聖人(仙人)が呪いをかけたからともいわれている――。

インドでは、夜にこの場所に入ると戻れなくなると畏怖され、観光地でありながらも夜になると全ての人間の立ち入りが封鎖される。

ニュージーランド・バルカン・ホテル1号室

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 所在地   ニュージーランド/セントラル・オタゴ地域 

このホテルは19世紀の金鉱ブームの頃に建てられた歴史ある建築物だが、かつての栄光は無くなり今では心霊マニアの人気スポットとなっている。

その理由は、このホテルの1号室で起こったある凄惨な事件が発端となる。

💡 1号室で起こった事件

19世紀、このホテルの1号室にはローズという女性が泊まっていた。

彼女は金鉱で働く男達を相手に稼いでいたが、ある時、客によって彼女はこの部屋のベッドで首を絞められ命を奪われてしまった。

それからというもの、この部屋に宿泊した男達にある不可解な出来事が襲いかかるようになってしまう。

急に明かりが点滅する、戸締りをしても冷気を感じる場所がある、不気味な足音が聞こえる、何かうめくような声がするなどだ。

現在でも1号室に泊まった者は不可解な出来事を経験するという。しかもそれは男のみが宿泊した場合に限ってだ。

この部屋で亡くなったローズは、100年以上も経った今でも、当時自分の命を奪った男に復讐しようとしているのかもしれない――。

オーストラリア・ラッセル・ホテル8号室

出典元:https://hotelista.jp/app/hotel/04021601/
 所在地   オーストラリア/シドニー 

シドニーで最も呪われているといわれるホテル。

ゆえんは歴史を紐解けば一目瞭然。

1887年開業の同ホテルだが、実はその前には受刑者用の病院として使用されており、大流行したペストで多くの人がここで命を落としている過去があるからだ。

◯人も頻繁に起こっており、19世紀には船乗りが売◯婦に命を奪われ、警察官区長もホテル内で亡くなっている――。

現在でも宿泊客は、夜になると足音が聞こえたり、明かりが点滅したりするなどの怪奇現象を体験することが多いが、特に顕著な場所は8号室となる。

8号室は船乗りが命を奪われた現場であり、寝て起きると部屋の角に船乗りの格好をした男が立っているという。またこの船乗りは、女性が1人で宿泊しないと現れない。

韓国・盈徳の幽霊屋敷

 所在地   韓国/慶尚北道盈徳郡 

韓国の慶尚北道盈徳郡にある現在は廃屋となっている場所。恋人に裏切られ自ら命を落とした女性の幽霊や、戦争中に亡くなった兵士の霊が出没すると恐れられている。

1950年代の朝鮮戦争時には、戦争で亡くなった兵士の亡骸をこの場所で一時的に埋葬していたらしい。

そのあとでレストランが建てられるも幽霊が頻繁に出てしまい、ついにはオーナーも自ら命を落としている。動機は現在でも不明。もしかしたら、その地に宿る怨念により――。

アメリカ・悪魔の棲む家

出典元:https://ja.wikipedia.org/
 所在地   アメリカ/ニューヨーク州 

ニューヨーク州のオーシャン・アベニュー112番地。この場所はホラー映画「悪魔の棲む家」のモデルとなった家がある。

1974年11月13日、地下室に引きこもっていたロナルドが、両親と兄弟姉妹4人をライフル銃で射◯する事件が発生。自ら警察に通報したロナルドは、警察の取調べに「家に家族を◯すように命じられた」と供述した。

その1年後、売りに出されたこの家を購入したラッツ夫妻。当然、事件のあらましは知っていたが、家が◯しを命じるわけがないという夫の言葉で一家は家を購入することを決めたのだったが――。

この一家は引っ越しの28日後、家から出ていくことに決めたという。

ラッツ一家は後にコメントを残している。この家にいる間、得体の知れない怪奇現象に脅されていた。地下室を書斎にしていた夫はついには、家の命令で家族を皆◯しにすることを考え出してしまった…と。

その話が世間で知られるようになると、この家は最も呪われた場所として一部オカルトマニアや観光客に人気のスポットとなった。

以上、世界の呪われた場所17選でした。その他の「呪われたシリーズの記事」はこちらになります。

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舞台は「日本」!「呪われた心霊屋敷」は