ゲームの裏設定、ゲームの都市伝説…ありとあらゆる「動画・ブログ」で紹介されて来た話の中から「怖い」「恐怖」「呪い」に関連する「怖い都市伝説」を「9選」集めて1つにまとめた【厳選版】。
- SFC 真・女神転生「すぐにけせ」
- プレイステーション2のセーブデータ名「身」
- 幻のスーパーファミコンソフト「手紙」
- 隠されたゲームボーイソフト「Misfortune」=「不幸」
- 実際の心霊写真を使用した「コワイシャシン」
- 付けてはいけない主人公の名「ツナカユリコ」
- ゲームキャラクターに憑依される「Mr.Mix」
- プレイ中に様々な怪奇現象が…「古伝降霊術百物語」
- 高い中毒性から即時撤去されたゲーム筐体「ポリビアス」
- 終わりに
SFC 真・女神転生「すぐにけせ」



アトラス製作スーパーファミコンソフト『真・女神転生』、電源を入れた際に右端画像の様に「すぐにけせ」と、赤い文字がテレビ画面一面に表示されるという都市伝説。
一時期ネット掲示板で話題となり、これは初期ロットにのみ存在する隠し要素で「1/65536」の確率で存在すると言われている。
これはあくまで怖い都市伝説でしかないと言われるが…。
続編製作現場で起こった不可解な出来事
続編である「真・女神転生2」ではゲームの製作現場では様々な不可解な出来事に遭遇したスタッフが多かった。
「FAXから日本語でも英語でもない文字を印字した紙を、吐き出し続けた」
「スタッフが悪魔のドット絵の作成の時のみ、PCがフリーズした」
このような怖い出来事が多発。さすがにまずいと、スタッフ総出でお祓いをしたなんて「噂」も……。
作中では「井の頭公園」で、事件が発生する物語が組み込まれているのだが、その1年後に日本の「井の頭公園」で、とある忌まわしい事件が起こっている。
このような怖い都市伝説を逆手に取って、公式で「遊び心による仕込み」も…。
「すぐにけせ」はあんなに有名なのに、公式で仕込んだVC版真・女神転生ifの「しんでくれる?」は話題にすらならなくて可哀想なので、検証してみました。
— エヌじま (@Njimadds) 2019年2月25日
リセットからの復帰時、1/256で出るらしいけど、5分くらいで出ましたー。 pic.twitter.com/XrMEnwKa48
プレイステーション2のセーブデータ名「身」



プレイステーション2のゲームデータを保存するメモリーカード。ここにはプレステ2のホーム画面でそれぞれのゲームデータアイコンが表示され、ユーザーに一目で何のゲームデータがわかるようになっていた。
そんな中で、ユーザーが一目見ても、何のデータかわからないアイコンが表示される事があるらしい。
プレステの都市伝説の「身」ってやつがこの間出たんだよ。まー、漢字は身じゃなかったんだけどこの画像とそっくりだった。状況はプレステ2でプレステ1のメモリーカード(切り替えスイッチがあるやつ)を使った時。もう一度出したくて、スイッチガチャガチャしながら抜いたり刺したりしたらまた現れた。 pic.twitter.com/fOzEbMh9Wf
— しゅがぁ! (@SUGARsugar0306) 2019年10月8日
それが都市伝説であるプレイステーション2謎のセーブデータ「身」である。
本来のセーブデータであれば、そのゲーム特有のアイコンとゲーム名が表示される。例えば、ドラゴンクエストなら「スライムのアイコン」と「ドラクエのタイトル」だったり。
でもなぜか、どのゲームアイコンにも該当しない「モザイク調アイコンと「身」の文字」が表示される事があるらしい。
とうぜん当初はバグや破損ファイルと言われていた。
しかしバグや破損ファイルであれば、他の人からも報告や、メーカーへの問い合わせがあってもいいはず。だがメーカーへの問い合わせも無く、他の人にも見られない現象だった。
詳細を解析しようと、データ解析できる人にこのメモリーカードを送ったそうなのだが、ここで事件が発生する事に。メモリーカードを受け取った人が事故に巻き込まれてしまい、その後の詳細は不明に…真相は闇の中へ…。
幻のスーパーファミコンソフト「手紙」



絶対にプレイしてはいけないゲーム、スパーファミコンソフト「手紙」。
ロムカセットで販売したゲームでは無く、ネット上で出回るデータでしか存在しない幻のゲームで、これは小説を読み進めるタイプ、いわゆるサウンドノベルのゲームらしい。
その内容は主人公が、あるコピーソフトを入手し遊んでいた時に、様々な怪奇現象に巻き込まれる物語になっている。
このゲームの存在は、ネット提示版にプレイ日記の書き込みを行っていた人物により発覚。プレイ状況を書き込んでいたが、途中で書き込みは途切れてしまい、スレ主は行方不明に。
次々とクリア状況を書き込もうと後に続くプレーヤーが続出したが、誰1人としてクリア状況を書き込む事なく行方不明になっていった…という怖い都市伝説。
その真相は
今では都市伝説となったらしい、SFCゲーム「手紙」の詳細情報は貴重かもしれない。 pic.twitter.com/gcyYxg8KXT
— 冨島 宏樹 (@Tomishima_h) 2019年8月14日
HDD漁ってたら、サウンドノベル「手紙」が出てきた。
— はぅぐる (@haugle) 2019年1月28日
確か一時期都市伝説として話題になったスーファミの同人ROMだった様な記憶。
これゲーム内の背景にX68000が出てくるんだよね。
VectorにWin95/98用の手紙1.0(2003.07.11)てのがあるけど同じものかな?#レトロコンシューマー愛好会 #X68000 pic.twitter.com/AUedzE3WaR
スーパーファミコンの同人作品の一つだったとの事だが。
隠されたゲームボーイソフト「Misfortune」=「不幸」



このソフトはロムカセットでは存在しておらず、数多あるゲームソフトの中に隠されていると噂されている。
ゲーム史上「最も怖い」ゲームとされ、プレイをして、クリア出来なかった者たちは、現実の世界で「不幸」が訪れるゲーム「Misfortune」。
実際には、そんなゲームタイトルのソフトは発見されていない。
わかっているのはプレイ画面のスクリーンショットと、自身がプレイしたと吹聴する話しのみ。その話によれば
オリジナルのキャラクターが出現する普通の物語になっているのだが、ゲーム中ある時点まで進めると急に悪魔が出現し「戦いを挑むのか?」と質問され「はい」と答えると「謎解き」が始まりクリアしていく内容との事。
このゲームを見つけようと、数ある勇士達によるロムの解析でも探し出す事ができない事から、このソフトは「ある特定」の人物がゲームを起動した時のみプレイできる「呪いのゲーム」では?と言われている…。
実際の心霊写真を使用した「コワイシャシン」



このゲームは主人公を操作し、数々の写真に宿る悪霊を退治していく普通のアクションホラーゲームの一つにすぎない。しかしこの作品のみに存在する「特異性」が、このゲームにおける都市伝説の由来となる。
ゲームで登場し主人公が退治していく心霊写真が全て「本物」であり、しかも除霊をする事なくそのままゲームで使用しているのだ。
制作者いわく「除霊していくゲームなのだからそのままでいいでしょ?」とのこと。
一応ゲーム中に幽霊を見つけやすい様に、該当部分にはCG処理を施しているが、それはつまり除霊もせずに写真改変している危険極まりない状況で開発していた事を意味する…。
それが原因かは不明だが「製作スタッフが体調不良により現場を離れる」「ある者は自ら命を断ってしまう」など、様々な事件や事故が多発した。
すでに発売はされているのだが、作中のゲームバランスの悪さにより評判は良くない。
これは、次々起こる怪奇現象によりスタッフ達が次々といなくなってしまい、バランス調整やデバック作業をする人がいなかったからではないかと考えられている。
現在ではゲームの製作会社は倒産しており、真相は闇の中。
コワイシャシン 〜心霊写真奇譚〜は🐱さんの言われてたとおりとてもいわく付きのゲームです。
— あやね@えもだん🐧💤 (@Aya_emodan) 2020年7月5日
2ちゃんねるのオカルト板におそらくこのゲームだろうと推察される開発の時の怖い話が書かれ、都市伝説として広まりました。
怖いゲームなので都市伝説さえプロモーションだという説もありますが... pic.twitter.com/j0pORAWmB4
プロモーションの一環とも言われているが…。
付けてはいけない主人公の名「ツナカユリコ」



多くのゲームは主人公に、自分の好きな名前を付ける事ができる。
数ある名前が存在する世の中で、たった一つ付けてはいけない名前が存在する。それが「ツナカユリコ」という名前だ。その禁を破り、実際に名付けてプレイしてしまうと…怪奇現象に見舞われてしまうらしい。
「プレイしていると視線を感じる」
「何もない所で躓き、アキレス腱を切ってしまった」
「原因不明の高熱がでる」
このような怪奇現象を体験することになるらしいのだ。これは、ゲームに登場する主人公に「ツナカユリコ」と名前を付けて検証を行ったネットユーザーの書き込みによる体験談の一部である。
あくまでネットの書き込みに過ぎない、果たして真相は…勇気のある者は、この名前を付けてみても…。
ゲームなどの名前入力で#ツナカユリコ と入力するとよくないことがおこる。
— 567(ミロク)@保守系リベラル (@AI666567) 2020年3月31日
本当にやめておいたほうが良い。#都市伝説 https://t.co/R6INVjuBql
止めておいた方が良さそうだ。
ゲームキャラクターに憑依される「Mr.Mix」



指定時間内にモニターに表示される単語を打ち込み、ノルマをクリアしていくPC用のタイピングゲームの一種。ノルマクリアにつれ難易度が上昇していくが、難易度レベル5になると、1分間に500文字の打ち込みが必要で、とても人間にクリアできるとは思えない異常な作りをしている。
異常といえば登場するキャラクターも恐怖を感じさせるデザインをしているのも不気味だ。
実際に遊んだ子供たちは
突然泣き出してしまう。
夢にこのキャラクターが出て来て「〇〇を言うな」と言われる。起きた時、この◯◯については覚えていない。
こんあ体験を親に語っている。
そんなゲームに、とあるハッカー集団が挑戦し見事クリアするが、そこでゲームはブルースクリーンが表示され強制終了してしまうらしい。
ハッカーたちがゲームの中身を解析してみると、そこには不明な画像ファイルが存在しており、それは血の涙を流す人だったのだ。
そのファイルを削除する事で、クリアしても強制停止する事なく先に進む事が可能になったらしい。ネットで報告していた人達は、その後行方不明になってしまい真相は闇の中へ…。
しかし後日、とある場所で捕まったハッカーの1人が取り調べ中にある事を叫ぶ「私の名前はMr.Mixだよhahahahahaha」。
プレイ中に様々な怪奇現象が…「古伝降霊術百物語」



このゲームの最大の特徴は、ゲームのパッケージに「お札が同梱」されている事。
ゲームの都市伝説で出てくる、「いわくつきのゲーム」とか「呪われたゲーム」って話でよく名前がでてくるセガサターンの「古伝降霊術 百物語〜ほんとにあった怖い話〜」俺もってる(`・ω・´)稲川淳二さん監修のやーつ。そうそうそう、お札が説明書についてるやーつ。 pic.twitter.com/eDVIIXuFK0
— 猫響と黒猫のナーゴ (@Neko_Hibiki) 2022年3月21日
そしてゲーム内にて「プレイされた際のいかなる心霊現象にも、当社は責任を負いません」との注意書きが表示され、その承諾のサインを求められてしまうのだ。
案の定プレイしていく最中に様々な怪奇現象に遭遇する事に…。
「室内でラップ音がする」
「何者かの視線を感じる」
ここまではホラーでは良くある怪奇現象である。
このゲームの怖い所はここからでゲーム内の百物語を全て聞き終えると、隠しシナリオに進む事ができる。
この時まれに隠しシナリオには進まず画面に
「顔がぐしゃぐしゃになった老婆」が出て来る。
「雨音」と「女のすすり泣く声」や「笑い声」が聞こえる
ことがあるのだ。その後ゲームデータが初期化されてしまう。
現在でもこのゲームの入手ができるので、興味がある人は自己責任でプレイしてみてもいいかもしれないが…ゲーム内容自体の評価は低い。
高い中毒性から即時撤去されたゲーム筐体「ポリビアス」



1981年アメリカのゲームセンターに突然設置されたゲーム筐体「ポリビアス」。このゲームは、中毒性がものすごく高いだけでなく、プレイした子供達が不眠症・夜間恐怖症・記憶喪失といった様々な体調不良が起こったと噂される。
筐体の設置期間中は、ゲームセンターの営業終了時間に黒服を纏った者達がどこからともなく現れ、ゲーム背面の基盤からデータを抜き取って帰って行ったとも言われ、その後に筐体は1ヶ月程で撤去され無くなっている。
> このゲームの筐体は少数だけ設置されており、定期的に黒服の男が筐体の元に訪れて、筐体に蓄積したデータの収集と、ゲームがもたらした影響の解析を行っていたとされる。最終的に『ポリビアス』は全てゲームセンターから姿を消したという。 pic.twitter.com/sVes1YmEmd
— キーキャップセット紹介 (@keycap_set) 2021年1月7日
インターネットが普及する前の時代の出来事のため、この話の詳細は、今なお不明な点が多く、噂では「CIAの洗脳における人体への影響実験」ではないかとも言われるが…アメリカらしい怖い都市伝説の一つ。
終わりに
比較的有名な都市伝説からマイナーな都市伝説まで一挙に網羅してみました!
噂の内容はかなり簡略化した物になっているので、実際の都市伝説はもっと長い話しになっていたりする。大筋の内容はまとめているため、もっと深く知りたいという方はネットで調べてみても面白いかも。
ここで紹介した1つ「コワイシャシン」に関しては、その噂もあいまって中古市場でもかなりの高値で取引されている。新品で5万、中古でも3万以上の値がつく程。
ある特定のゲーム「初代ポケモン(赤・緑・青・黄)の怖い都市伝説」は