ホラー映画の中でも人気のあるゾンビ映画。名作映画から低予算のマイナー作品まで、数多に存在するおすすめのゾンビ映画を、苦渋に厳選15作品に絞って紹介。
ゾンビジャンルはその人気ゆえに、映画にゲームや漫画など多岐に渡るジャンルに展開している。だからこそ、何を見たらいいか迷っている。そんな人に必見、これから見る作品の参考にしてほしい。
- 絶対観るべき!おすすめのゾンビ映画「15選」名作〜B級
- ゾンビ・オブ・ザ・ゾンビ映画のリメイク「ドーン・オブ・ザ・デッド」
- ゾンビ映画の巨匠ジョージ・A・ロメロ制作「ランド・オブ・ザ・デッド」
- ゲームから実写映画化「バイオハザード」
- 未知のウイルスが地上に出て「28日後」
- ゾンビ×人間×機械「バトル・ハザード」
- 生き残ったのは1人だけ「アイ・アム・レジェンド」
- ゾンビ映画の金字塔「ゾンビ」
- 日本製ゾンビ映画「アイアムアヒーロー」
- 安住の地は存在しない「ワールド・ウォーZ」
- 名作映画[死霊のえじき]の現代リメイク「デイ・オブ・ザ・デッド」
- 韓国産ゾンビ映画も侮れない「新感染」
- ワンカット撮影が話題に「カメラを止めるな」
- モニュメンタリー映画として話題に「REC」
- 映画バイオをリブート「バイオハザード:ウェルカム・トゥ・ラクーンシティ」
- 恋するゾンビのラブストーリー「ウォーム・ボディーズ」
- まとめ
絶対観るべき!おすすめのゾンビ映画「15選」名作〜B級
ゾンビ・オブ・ザ・ゾンビ映画のリメイク「ドーン・オブ・ザ・デッド」
おすすめ度:★★★★★
特徴:ゾンビ映画の王道をゆくストーリーが魅力。ゾンビといえばショッピングモールである、そのイメージを植え付けた1978年公開の名作映画「ゾンビ」のリメイク作品。
今作ではゾンビの歩くイメージを一新、めちゃくちゃダッシュで迫り来るのも特徴。
ある日、自宅のベッドで目覚めたアナはドアの入り口に佇む少女を目にする。
となりにいた夫が何事かと近づいていと、少女は夫に飛びかかりその喉元を食いちぎってしまう。そして夫は少女と一緒になってアナにも襲いかかってくる。
驚いたアナは何とか襲いかかる夫と少女から逃げ出したのだったが…。
逃げ出した外で彼女が目にした光景は、次々と人々に襲いかかるゾンビの群れだった…。
名作「ゾンビ」の良リメイク。ゾンビ映画の王道展開詰め合わせセットで後に定番化する走るゾンビのアイデアも出せたのが良いポイントかな。
ゾンビの怖さを十分に引き出せてて大変満足。
引用元:Filmarks映画情報
ゾンビ映画の巨匠ジョージ・A・ロメロ制作「ランド・オブ・ザ・デッド」
おすすめ度:★★★☆☆
特徴:ゾンビの中に突然変異種、知恵あるゾンビが出現してくる。人間程では無いが、掘削機や銃を使用する。また現代の貧富の格差という社会問題をゾンビ映画に落とし込んだ風刺映画でもある。
ドーンオブザデッドでの走るゾンビの登場に不満を持ったロメロ、彼が20年ぶりにメガホンを取った作品。
ゾンビが支配している世界。人は川で囲まれた島に防御陣地を敷く事で、なんとか生存する事が許されていた。
「ゾンビは川を渡れない」この世界でのゾンビに対する常識が、ある一匹の知恵あるゾンビによって覆されようとしていた。
果たして人類安住の地はどうなってしまうのか…。
スプラッターホラーと見せかけて「人間とは何か」という哲学的な問いをぶつけてくる、ロメロ監督ならではのゾンビ映画。
引用元:Yahoo映画
ゲームから実写映画化「バイオハザード」
おすすめ度:★★★★☆
特徴:ゲームでの設定がそのまま映画の世界へ移植される。
1作品目はそうでもないが、続編である2作目からはゲームオマージュも多く取り入れられ、ゲーム世界の登場人物達が次々と出演を果たしている。
ラクーンシティ地下研究所「ハイブ」で新種のウイルス兵器が開発されていた。
「ある人物」は研究室からウイルスを奪取、地下施設から脱出する間際にウイルスを漏洩させてしまう。
ウイルスの漏洩を感知した施設の管理「A.I」は、従業員が避難する間もなく施設を閉鎖した。この緊急事態に会社から派遣された特殊部隊はハイブへと侵入するのだが、そこで目にした物は…。
お馴染みのホラーアクション映画ですが、久々に見たら怖いわーこのクオリティで何年まえの映画やねん!って思うところもありきで完成度は高いです。
引用元:映画.com
未知のウイルスが地上に出て「28日後」
おすすめ度:★★★★☆
特徴:ゾンビウイルスが世界に蔓延してから28日後の世界を描いた作品。ゾンビからの脅威だけではなく、生き残った人間同士のドラマが中心の作品。
また人がウイルスに感染してからのゾンビ化までが数あるゾンビ映画の中でもトップに位置しており、その時間は健康体であってもわずか10秒。
地下で未知のウイルスを研究していた施設に、ある動物愛護団体が侵入してくる。
彼らの目的は、実験で使われている動物の救出だった。
しかし、彼らが良かれと思って解放した動物たちだったが、その動物により愛護団体は襲われ壊滅。そのまま地上へウイルスが解き放たれた。
…そして28日後、地上の病院で1人の男が目覚めるのだった… 。
中学生の頃、ゾンビジャンルを見始めるきっかけとなった映画です。走りえぐいて。
引用元:Filmarks映画情報
ゾンビ×人間×機械「バトル・ハザード」
おすすめ度:★★☆☆☆
特徴:ゾンビ映の定番であるウイルスの漏洩による人のゾンビ化。
さらにB映画特有の掛け合わせ素材としてのテーマは「機械」。この作品の面白い所は、登場する機械人形が日本製だということ。劇中では日本製の機械人形は人にゾンビに大暴れ。
ゾンビ×人間×機械の3つ巴が実現している。
東アジアの某都市にて、ある企業からのウイルスが漏洩してしまう。
そして瞬く間に広がった感染は、人々を次々とゾンビにしていった。
この事態に軍は街を封鎖し感染を閉じ込めようした。そんな閉鎖された街に、1人の傭兵がとある任務を受け潜入する。
まぁよくありがちなゾンビものか?と思わせきやのロボットの登場!
なかなか賢いロボットたちは頼もしいしカワイイ奴らだ。
引用元:みんなの映画レビュー
生き残ったのは1人だけ「アイ・アム・レジェンド」
おすすめ度:★★★☆☆
特徴:劇中では、ほぼロバート・ネビルを演じる「ウィル・スミス」しか登場しない。1人芝居が中心で、彼の演技力の高さを観れるのは本作の魅力のひとつ。
2種類存在するマルチエンディングになっており、それぞれが映画タイトル「アイ・アム・レジェンド」を回収する内容になっている。
ある科学者によって開発された癌の特効薬は、絶大な効果をもたらした。
すでに1万人以上にも投与され、連日ニュースになるほど話題になる。人類は希望溢れる未来が約束されるはずだった…。
しかし3年後、そこはゴーストタウンと化したニューヨークで、1人の男と1匹の犬が寂しそうに闊歩している姿だった。
ウィル・スミス主演のパンデミック型アクション映画で、作風は地味なんだけど主人公の孤独な闘いや荒廃したNYの映像、マネキン達が記憶から離れない意外な秀作。
引用元:Amazonレビュー
ゾンビ映画の金字塔「ゾンビ」
おすすめ度:★★☆☆☆
特徴:ゾンビといえば、ショッピングモールに立て篭もる。そのイメージを植え付けたゾンビの原点とも言えるゾンビ・オブ・ゾンビ映画。
本記事でも紹介の「ドーン・オブ・ザ・デッド」はこの作品のリメイク版。
当時はセンセーショナルな衝撃を与えた映画だが、映像技術の発達した現代では少しチープな印象を受けてしまうのは仕方がないか。
惑星からの光線により地球上の死者がゾンビとして蘇った。
ゾンビたちは人々を次々に襲い、世界中の人間がゾンビへ変貌し続けていった。
テレビ局員の主人公フランや恋人のスティーブン、SWAT隊員のロジャーなどが生き残りをかけてゾンビから逃げ奔走していくのだが…。
日本製ゾンビ映画「アイアムアヒーロー」
おすすめ度:★★★☆☆
特徴:ゾンビの王道展開を日本社会にマッチさせた作品。漫画原作の本格的なゾンビサバイバルホラー。
ゾンビに襲われている人に対して、スマホを向けながら撮影している様子は当に現代日本人といった感じは面白い。
35歳鈴木英雄。漫画家のアシスタントをしつつも独立の道を探っていた。そんな彼の現在は仕事も上手くいかず、恋人とは破局寸前。
どこにでもある1人の男の日常は突然終わりを告げる事になる。
体調の優れなかった恋人の自宅に見舞いに行った英雄は「異形の姿となった恋人」に襲われてしまう…。
余計な人間ドラマを挟まずにストレートに描いています。
初めてのゾンビ映画としても最適です。
引用元:シネマドレイク
安住の地は存在しない「ワールド・ウォーZ」
おすすめ度:★★★★☆
特徴:圧倒的なスピードで走るゾンビと、その圧倒的な物量で人を次々襲うゾンビの大群が魅力的。
ブラッド・ピット主演のゾンビ映画は興行収入5億260万ドルという大ヒットを記録。この記録は彼の主演する映画歴代最高記録を叩き出した。
フィラデルフィアに住む元国連職員のジェリー・レインは、妻と共に娘達を載せた車は渋滞にはまっていた。
全く動かない渋滞に不穏なものを感じるが、次の瞬間、背後から暴走するトラックが迫って来る。
必死で逃げたジェリー達だったが、遭遇したこの出来事はこれから始まる世界終焉の序章にすぎなかった…。
この映画は、ブラピが主演で、アクションもかっこいいし、場面展開も予測できなくて、見入ってしまいました。
個人的に思ったのが、ゾンビ?の足がすごく速くて、はやっ。てなりました。
追われたら、一瞬で捕まっちゃいそうでした。
笑是非観てみてください!
引用元:Twitter
名作映画[死霊のえじき]の現代リメイク「デイ・オブ・ザ・デッド」
おすすめ度:★★☆☆☆
特徴:名作映画の「死霊のえじき」のリメイク版ではあるが、オリジナルの設定を大幅に改変しアクション性を高めた作品になっている。
コロラド州の田舎町で、謎の伝染病は流行っていた。
軍は「演習」と称し街に繋がる道路を封鎖する。この町の出身者であるサラ伍長は、軍の人間を説得し封鎖を乗り越え実家の様子を見に行った。
サラの母親も流行病で寝込んでいたが、弟に看病を任せ友人であるカイルの様子も見に行くのだが…。
この監督の作品はどれもキャラに血が通ってて好きなんだよね、
B級映画でありがちな嫌味なやつはとことんクズで善人は常に真っ当な性格とかじゃないのが良い。
引用元:Filmarks映画情報
韓国産ゾンビ映画も侮れない「新感染」
おすすめ度:★★★★☆
特徴:時速300キロメートルで走行中の高速鉄道車内が舞台のゾンビ映画。ゾンビパンデミックの混乱や恐怖、それに巻き込まれた一般市民の人間模様を描いた作品。
韓国はもちろん日本でも大ヒットを記録。ゾンビといえば洋画のイメージを崩すアジア系ゾンビ映画としては一級品。
ファンドマネージャーであるソ・ソグは妻と別居し実母と娘スアンの3人で暮らしていた。
ある日、娘の母に会いたいという希望を叶えるためソウル発釜山行きのKTX101列車の3号室に乗り込んだ。
列車の発車直後、ソグは車窓から駅員が何者かに襲われているのを目撃する。その異変はKTX101車内でも起こり始め…
久しぶりに映画観てボロ泣きした。
引用元:Yahoo映画
ワンカット撮影が話題に「カメラを止めるな」
おすすめ度:★★★☆☆
特徴:予算300万円のインディーズB級映画だったが、その斬新な撮影方法がSNSで話題となり人気沸騰。最終的に興行収入31.2億円を記録した。
前半はホラーテイストな作中劇のゾンビ映画を放映し、後半には前半シーンを撮るまでの擬似メイキング映像をコメディタッチで流す一風変わった構成。
また前半パートの37分間は実際にカメラを止める事なくワンカットで撮影されている。
郊外の廃墟でゾンビものの自主映画撮影が行われていた。その建物は人をゾンビとして蘇らせる忌まわしい都市伝説が語れれる場所だった。
クライマックスシーンの撮影中、監督は演者の演技に納得がいかず建物の屋上に禁忌のサインを描いてしまう。
直後、カメラマンは血塗れのゾンビとなってスタッフを次々と襲い出してしまった。
狂気に取り憑かれた監督は「カメラは止めない!」と叫びハンディカメラで恐怖で混乱する演者達を撮り続けたのだった。
内容が面白いと言うよりかは構造が面白い。
斬新。大ヒットする理由がわかる。
引用元:映画.com
モニュメンタリー映画として話題に「REC」
おすすめ度:★★★★☆
特徴:ブレア・ウィッチ・プロジェクトやクローバー・フィールドなど手持ちカメラで撮影されたドキュメンタリー風のゾンビ映画。本国スペインで大ヒットし、後にハリウッドでもリメイク。
主観視点での映像となるため手ブレ演出による画面の揺れがひどく、画面揺れが苦手な人は避けた方が無難。ただ、そのハンドカメラで撮られた記録映像を観ている様な感覚は、作中の臨場感をマックスで体感できるのは面白い。
消防士を密着取材していたレポーター一行は、ある通報があった建物への出動に同行した。
そこで見たものは、何かの感染症で凶暴化した人の姿だった。
一刻も早く建物から出たいレポーターや住民だったが、感染拡大を防ぐため感染者ごと建物に隔離されてしまい…。
感染した人間が食を求めずただ襲ってくる理由は意味不明だし、さすがに撮り続けるのやめようよと突っ込みたくはなるがそんなことはどうでもよくなった。
クセになりそうな恐さはあった。
引用元:みんなの映画レビュー
映画バイオをリブート「バイオハザード:ウェルカム・トゥ・ラクーンシティ」
おすすめ度:★★★☆☆
特徴:ミラ・ジョボヴィッチの主演映画「バイオハザード」をリブートした作品。ミラ版バイオよりも、よりゲームオマージュが強くなっている。
ゲームで言う所のバイオ1とバイオ2を同時進行していくような物語となっており、ゲームを知っている人にとっては多数のオマージュでニヤッとするが、全く知らない人にとっては何のことかわからないのは、完全ゲームファン向けの作品とも言える。
巨大複合企業「アンブレラ社」の拠点があるラクーンシティの孤児院で育ったクレア・レッドフィールドは不可解なメッセージを受け取った。
不審に思ったクレアは、ラクーン警察で務める兄クリスに知らせるべく久しぶりに街へと帰ってきた。
兄へと不可解なメッセージを伝えるクレアだったが、兄クリスは真面目に取り合わない。しかし、そんな2人の前に変わり果てた住人が姿を現し…。
何となく流して見てたゲーム実況で見覚えのある場面がちらほら。
何となくごちゃごちゃ感はあったけど、純粋にホラー、ゾンビを楽しめた気がする!
引用元:Filmarks映画情報
恋するゾンビのラブストーリー「ウォーム・ボディーズ」
特徴:一般的なゾンビ映画のように人間サイドが主軸となってゾンビから逃げ回るサバイバルホラーな側面が本作にはない。
もともと他のゾンビよりも理性が残る青年と、普通の人である女の子との交流を描いたラブコメディが特徴的な一風変わったゾンビ映画。
世界の半分はゾンビが支配する。生き残った人々は高い壁で隔たれた内側で生活を送っていた。
廃棄された空港の航空機に住み着いていた青年Rは、ゾンビとしての本能に突き動かされ物資の調達に来ていた人間を襲い青年ベリーの脳を喰らった。
しかしそれがもとで彼の元恋人のジュリーに恋をしてしまった。
彼女を自室へと連れ帰るも、最初は混乱する彼女にレコードを聞かせるなどで落ち着いてきた彼女と交流していくうちに、青年Rは人としての心を取り戻していき…
ゾンビ青年が人間の女の子に恋をしてしまうという、突っ込み満載な物語になっていますが、これがもうびっくり!面白い(笑)
引用元:Yahoo映画
まとめ
おすすめゾンビ映画15選、いかがだったでしょうか?
ゾンビ映画の巨匠「ジョージ・A・ロメロ」に影響を受けた作品が多く、その中でも何とか独自の世界観を出せないかアレンジを加えた作品を中心に厳選してみました。
個人的に一押し映画は「ドーン・オブ・ザ・デッド」です。この作品でゾンビは歩く物だというイメージを破壊し、恐怖を倍増させているので超おすすめの一品になります。
これらの作品を無料で観るなら