もう一度見たくなる名作映画のトリビア・制作秘話。明日から友達や知り合いに自慢が出来るかも?そんなトリビア特集の後編!
名作映画の裏話・トリビア20選後編
ドッキリ大成功!『ダイ・ハード』
敵のボス:ハンス・グルーバー役の「アラン・リックマン」。彼はラストシーンにてビルから落下し命を落とし決着となる。そしてこの場面は実際に20m上空からワイヤーで吊るされ、実際に落下した場面と高層ビル上空の背景をCGで合成したシーンになっているのだが。
アランはこの撮影時に監督から「3つ数えたら落とすよ」と伝えられていたが、実際は「1つ」の時に落とされている。
そのため、このシーンの「アラン」の顔はガチでビックリしている。監督はドッキリが成功して満足。「アラン」はしばらく人間不信になった。
CGが無い時代だからこその工夫『エイリアン』
初代エイリアンにて、宇宙船の床が「酸の血液」により溶けるシーンがある。
実はそのシーンの撮影は、床を模した「発砲スチロール」に「柑橘系の果汁」をかけ、それが溶ける事であの表現を撮影している。CGが今ほど発展していない当時は、このような工夫をする事で様々な表現を演出していたのだ。
実は意外な所でCGが使われていた『プレデター』
初代プレデターで、「アーノルド・シュワルツネッガー」が「はまき」を咥えてヘリから降りるシーンがあるのだが、撮影後に火が着いていなかった事がわかり該当部分のみCGで燃えている演出を付け加えられている。
監督の悪夢が生み出した名作『ターミネーター』
「ジェームズ・キャメロン」が初監督の作品「フライング・キラー」。
しかしこの映画は大失敗してしまう。
大批判が集まる中で、精神的に追いつめられた「キャメロン」が夢の中で見た「炎の中から自分を襲って来るロボット」。これがヒントになり、世界的大ヒット映画『ターミネーター』が誕生した。
ガチ切れ?『ホームアローン』
泥棒ハリー役「ジョー・ペシ」は「カルキン」に本当に怖がらせるため、撮影中は「カルキン」を避けコミュ二ケーションを取らなかった。
さらに撮影中にファミリー映画に関わらず役に入りすぎて、リアルガチで怒った演技をしてしまい、監督に「ちょっと冷静になって」と諌められていた。
ある文字で続編が決定『バック・トゥ・ザ・フューチャーPart2』
本来続編の制作予定はなかった『バック・トゥ・ザ・フューチャー』。
ビデオソフト化された時に、「マーティ達の旅は続くよ」との意味で入れた「TO BE CONTINUED」の文字。しかし続編があるのだと勘違いした視聴者達による制作会社への問い合わせが殺到してしまい急遽「続編制作」が決められた。
皇帝は名実共に一代限り『スターウォーズ』
1983年公開『スターウォーズ EP6』で初登場の「皇帝:ダース・シディアス」だが、2019年公開の『スターウォーズEP9』まで一貫して、俳優の「イアン・マクダーミド」が演じている。
役者が変わる事も珍しくない中で、36年間ずっと同じ役を演じ続けた。映画の中でも、実在の世界でも「皇帝」は一代限りだった。
あのキャラの15年後?『トイ・ストーリー3』
映画『トイ・ストーリー1』に出て来た、おもちゃを乱暴に扱う少年「シド・フィリップス」。
その彼の成長した姿が『トイ・ストーリー3』に出て来たゴミ収集の青年だったのだ。
その証拠に声の担当が両者とも「エリック・フォン・デットン」が担当。そして子供時代からセンスは変わっていないのか、両者ともに胸元にドクロがプリントされたTシャツを着ている。
ピクサー映画に登場する謎の数字『A113』
ピクサー映画『トイ・ストーリー』のアンディー母の車のナンバー。
『ファインディング・ニモ』の潜水士のカメラなど。
ピクサー映画の多数の作品に記載のある数字「A113」。これはカリフォルニア芸術大学の教室の部屋番号である。ピクサーやディズニーのアニメーターの多くがこの教室「A113」で芸術を学んだ。現在の自分達がいるのは、あの学びがあったこそ。その思いを込めた他スタッフ達へのエールだった。
あれから37年…2人は再会していた『E.T.』
「E.T.」と感動的な別れをした「エリオット」。実は37年後に無事再会を果たしている。
そして、その話を描いたショートストーリーが公開されていた。
「A Holiday Reunion.(祝日の再会)」
実は、これはクリスマス用に製作されたCMなのだが、「E.T.」を見た事がある人に必見の内容になっている。当時のエリオット役「ヘンリー・トーマス」が出演し「スティーブン・スプルバーグ」が全面監修している。
実質的なE.T.2!
以上後編の名作映画のトリビア・裏話でした。