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チラズアート最初のゲーム【Evie(イーヴィー)】のあらすじ紹介や感想

 

 

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Chilla’s Art(チラズアート)氏による初のホラーゲーム。現在は兄弟でチラズアート名で活動している。その兄が学生時代に教師と共に作り上げられた本作品。ここから数多のゲームが発表される事になる序章の一品。クリア時間は45分掛からない程度のかなり短い作品でもある。

暗い森に迷い込んだ少女…森の中で見つけた廃墟のマンションで何を見るのか…

こちらは「Steam」で310円の価格で販売中。

Steamの販売ページは↓コチラ↓

 

チラズアートの始まり「Evie(イーヴィー)」

この作品がきっかけで兄弟で活動する事に

現在は兄弟で活動しているチラズアートだが、この作品をきっかけにして自身のプログラミング技術に不足な点を痛感した兄は弟に協力を仰ぎ、以後は兄弟でホラーゲームを制作していく事になった作品でもあった。

雨が降りしきる森に迷い込んだ1人の少女

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雨が降りしきり霧が濃い、そんな森の中から物語は始める。森の中を散策すると、十字架のお墓やそこに貼付けられたメモなどを発見する。文字の内容は人の名簿と一言が書かれており、その内容から物語の背景を伺い知れる事はなかった。

教師と生徒の合作ゲームを、スチームで販売するというかなり珍しい作品。

森の中にそびえる不自然なマンション

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主人公は、森の中に不自然にそびえるマンションを発見する。とりあえず中に入ってみると、外観からは想像出来ない程に奇麗に整理された部屋に辿り着く。

かなりの高いクオリティのグラフィック。ただし、グラフィック面は教師が手がけ、物語部分を生徒が制作している。

鍵の掛かった一室と散乱する日記

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部屋の中には「鍵が掛けられた一室」と「部屋に散乱した日記のページ」があった。鍵の掛かった一室には4桁の暗証番号が設定されていた。

主人公は、部屋に散乱している日記のページから、鍵の掛けられた部屋への暗証番号を読み解いて行く。

日誌のページから、1人の女性が身ごもった事と態度の良く無い旦那への悩み、疎遠だった母との交流、シングルマザーが働いていく事への難しさの苦悩が綴られていた。

ゲームタイトル「Evie(イーヴィー)」はこの部屋の女性の名前を示している。作中では不明なままだが、スチームの販売ページの作品紹介にこの事は記されている。

 

⚠ここからネタバレを含んだ内容になっています。未プレイの方は注意して下さい。

 

 

エンディング「鍵の掛かった部屋」 

日誌のページの日付けから鍵の掛かった部屋に入る主人公。そこで目にした物は…

チラズアート作品特有のマルチエンディングではなく、1つのエンディングのみという所も初期作品としての特徴の一つ。

クリックで表示:【ネタバレあり】物語の結末
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シャワー室で白骨化した母子と最後の言葉を綴ったメモだった…

主人公は急いでその場を脱出。警察に連絡し、待っている間は何時間にも思える時を過ごす。

警察が合流し、あのマンションが建つ場所へ案内するも…

そこには何も存在していなかったのだった……そう何も…

 

 

終わりに

以外に不評だった

チラズアート氏の学生時代の作品だけあって、ホラーとしての完成度は正直微妙な物となっていた。作品レビューも半数は不評を付けられており、ホラーゲーム特有のビックリさせる演出がない事から、プレイヤー側で拍子抜けした印象を持たれたのだと思う。

ホラーというよりも、現代社会においての「母子家庭」の苦悩に焦点を当てた学生作品特有の道徳面に赴きを置いている作品の面が強い。

しかし後の原型となる雰囲気は感じれる

しかし、後の作品に受け継がれる「雰囲気で恐怖を煽る」演出は、すでにこの作品で片鱗を見せている所もあり、ファンならば「チラズアートの初まりの一歩」としてプレイしてみてもいいかもしれない。

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