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厨二病全開のコメディ漫画【陰の実力者になりたくて】第1巻のあらすじ紹介と感想

 

漫画版第1巻【作風や魅力・あらすじ紹介・感想】

将来の夢は、陰の実力者として暗躍する事

重度の厨二病を患う主人公が、その思いを胸に異世界へ転生してしまう。そして世界は知る事になる…その男の存在を…

陰の実力者になりたくて! (1) (角川コミックス・エース)

題名:影の実力者になりたくて 第1巻

原作:逢沢大介

漫画:坂野杏梨

あらすじ:日本で生きる主人公は、幼き日より世界に暗躍する陰の実力者に憧れていた。いくら身体を鍛えても、重火器には勝てるはずがないと悟った主人公は、未知なる力を求めていく。そんなある日一筋の光を見る、夢見た魔力の存在に有頂天になる主人公だったが…それは車のヘッドライトの光だった。そこで意識は途切れ…次に気がつくとそこは、剣と魔法が存在する世異世界へ転生していたのだった…

ネット小説の人気に伴い漫画化された物で、小説版も発売されている。基本的には、主人公の勘違いや適当についた嘘の厨二設定を軸に、物語が次々と展開していくコメディとファンタジーが融合した作風が特徴。

この漫画の魅力とは?

厨二病全開の主人公「シド・カゲノー」の存在

厨二病全開で生きて来た主人公が、思いそのままに異世界へ転生してしまう。その思いは色あせる事なく実在する魔力の存在により、主人公の厨二ゴコロは加速していく。そんなコメディたっちの性格設定により、物語全体が軽いノリになっている。そのため物語自体は重い話もあるが、気軽に楽しむ事ができる存在になっている。

勘違いで進む物語

厨二病の主人公の適当な「嘘の設定」が軸に物語が進んで行く。陰の実力者ごっこのために作った嘘の設定「悪の組織:ディアボロス教団の存在」。しかし、この世界では実在する組織であり、主人公はごっこ遊びをしてると思い込みながら、この組織と戦って行く事になる。

魅力溢れるキャラクター達

主人公を溺愛する姉や、主人公をペットにする王女、主人公の嘘を真に受け「陰の実力者の組織」を作ってしまうエルフの女性など、様々な特徴あるキャラクターが登場してくる。そのキャラクター名もいいかげんに付けられた物が多く、コメディ色が強く表れている。

陰の実力者に憧れる主人公の名字が「カゲノー」だったり、一人目の仲間の名前が「アルファ」主人公の友人が「イモ男爵家のジャガ」など、ふざけて付けたとしか思えない名前の登場人物が多数登場する。

もうちょっと詳しいあらすじ

修業時代は盗賊狩り

魔剣士の家系に転生した主人公「シド・カゲノー」は、姉に剣の稽古をつけてもらっていた。陰の実力者に憧れる主人公は、当然実力を隠して適当に姉をいなす日々を送っていた。そんな彼の趣味は夜な夜な自宅を離れ、周辺に闊歩する盗賊から金を巻き上げる事だった。そんなある日、そこで運命の出会いをする事になる?

モブキャラの愛の告白は成功しない説

学園に入学したシドは、モブ友達とある約束をしていた。テストで悪い成績を取ったら、罰ゲームとして「学園のアイドルであるアレクシア王女へ告白する」という約束を。当然陰の実力者として、そこそこの成績に留めていた主人公は最下位になる。シドはモブイベント(フラれる前提)の当事者として嬉々として告白するのだが…

決める時は決める?…それが陰の実力者

街である事件が発生し、その容疑者になってしまったシド。その事件の裏にはディアボロス教団の存在が見え隠れしていた。…という設定だと勘違いしているシドは、ノリノリで事件の渦中に乗り出すのだった。

 

書き下ろし小説「どれだけ探してもヤマタノオロチは見つからなかった件」収録

陰の実力者の組織の一員になったエルフの女性「アルファ」を助けた2ヶ月後に起こったある事件が、書き下ろしで収録されている。ストーリーは、主人公が「ある酔っぱらい」相手に実力者ごっこをするのだが、実はその人物こそが……という内容。

第1巻を読んだ感想

物語のテンポも良く、漫画の絵も上手いので見やすい漫画になっていた。主人公のキャラ設定も、例えば正義感が強く理想主義に燃える主人公とかではなく、あくまでも陰の実力者に憧れる主人公である、という設定がブレる事が無いため好感が持てる漫画だった。

漫画版第2巻のあらすじ紹介と感想