【シューティングフリーホラー】
廃墟となった人形博物館が舞台のシューティングホラーゲーム「THE FINAL ONE」。主観視点のFPSホラーとなっており、その舞台も相まって「バイオハザード」のゲームに似た雰囲気を感じる。今回は、そんなゲーム特徴やあらすじを紹介していく。
ダウンロード方法
インディーズデベロッパー達が開発したゲームを無料で公開しているゲームサイト「GAME JOLT」にてダウンロードが可能。もちろん無料で遊べる。
ダウンロードは下記リンク先より
https://gamejolt.com/games/the-final-one/191993
リンク先ページにて「ダウンロード」をクリックする事でダウンロードが開始される。容量は約500MB程。
物語のあらすじ
とある放棄された人形博物館。そこでは不可解な出来事が数多く起こっていた。誰かが中に入ると、二度と戻って来る事のない場所。この博物館の所有者「ウィルヘイム」は、不可解な出来事を調査するため私立探偵「ビビアン・ウィルターソン」という女性を雇う事にしたのだが…
不気味な雰囲気を放つ廃棄された博物館


ゲーム開始時、放棄された人形博物館の目の前からスタートする。ここでゲームの操作性を少し確認しながら、博物館の中へ足を踏み入れて行くのだが…
廃棄された人形博物館…この言葉を聞いてイメージする光景を、そのまま表現されたかの様な不気味な雰囲気が良く表現されている。無料のゲームとは思えないクオリティで、その雰囲気だけでかなりの恐怖を感じる。
異変の元凶との邂逅
博物館の奥には、電源が切れて動かないエレベーターがあった。その時、鍵の掛かった扉が独りでに開き出す…まるで、主人公を招き込むかのように…
空いた部屋を進むと、エレベーターの電源管理室がある。そこで電源を操作する事で、エレベーターに乗り先へ進む事ができる様になるのだが…博物館で起こった不可解な現象の元凶と邂逅する事になる。
襲いかかって来る人形達


エレベーターの向かった先には、かつてこの博物館に入って戻る事が出来なかった人達が倒れていた。主人公は倒れている人達から武器を回収し、それを構えながら先へ進むのだが、赤い服の人形との邂逅が合図になったかの様に、博物館内の人形達が襲い出して来る。
「小型人形」「天井から垂れ下がる人形」「大声で叫びながら走って来る人形」など様々なタイプの人形達が、プレイヤーの恐怖を駆り立てて来る。
難しい謎解き要素は一切ない。シューティング要素をメインとしたホラーゲームのため、謎解きが苦手な人でもストレスなく遊べる。
調査を依頼した人物
数々の人形達を退け進んだ先で、この博物館の調査を依頼した人物「ウィルヘイム」と出会う。その人物は3日間この博物館に捕われていた。彼は、今回調査の依頼主のはずだが、本人は決して私が調査を依頼したのではないと語る。その人物は、真実を記した物が、ある場所に置いてあり主人公にその場所に行くように伝え、息を引き取るのだった。
博物館に隠された真実と…
主人公は、博物館の所有者「ウィルヘイム」の言う通り、真実が記された場所に辿り着いた。そこには、電源が入ったPCが置いてあった。主人公は、PCを操作しそこに記録された音声と映像を再生する。
その内容によると、この博物館はかつて孤児を預かる孤児院だったのだが、秘密裏にある儀式が行われていたらしい。
という真実を知ると共に、ビビアンは異空間に飛ばされてしまう。そこには、この博物館で起こっている出来事の元凶たる「ボス」がビビアンを襲い出すのだった…
終わりに
無料のゲームという事もあり、30分程度でクリアできる内容の作品になっている。シューティングホラーではあるが、武器は1種類しか使えない。
博物館内部の雰囲気やホラーの演出は良く出来ており、無料のわりにはクオリティは高い。ゲームの公開が2016年と少し前の作品ではあるが、今プレイしても十分楽しめる物になっている。